週間MEGA地震予測から予算配分の話まで、

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長持ちする家研究家 瀬﨑です。

今回は家を長持ちさせる地震対策について。

つい先日、関東で震度5の地震がありました。

【週間MEGA地震予測】の
地震予測がまた当たったらしいです。

【週間MEGA地震予測】とは、
「村井俊治東京大学名誉教授」と「荒木春視工学博士」により

開発された空間情報工学による地震予測方法で、

予測した結果をメールマガジンの形で、
読者に発信している有料の地震速報媒体です。

サイト↓
 http://www.jesea.co.jp/

建築士仲間の中にも、購読している方が非常に多く、
評判もいいので、
この度、私も購読することにしました。

たかが月々216円です。

私は、過度な耐震対策には反対 ですが、
こうしたわずかなコストで、精度の高い地震情報が
得られる【週間MEGA地震予測】のようなものは、賛成です。

普段から「予算配分」という話をよくするのですが、

例えば、家を建てるために資金計画した結果、
予算の上限が3,500万円だったとします。

この予算の中で、まず、

土地費用として、▲▲円
建物費用として、□□円

土地と建物の費用を分けます。

次に、
建物費用□□円の中で、
自分の理想とする家づくりを目指して、
予算を配分していくわけです。

それは、

快適性だったり、
耐震性だったり、
耐久性だったり、
省エネ性だったり
間取りだったり 、
デザイン性だったり、
家事動線だったり、
趣味の延長だったり、

配分の仕方は、もういろいろあるわけです。

価値観によって、配分は変わりますので、
共通した正解はありません。

ただ、耐震性だけは、
この中で特殊だと、私は思っています。

耐震性が役に立つ状況が、すごく限られているからです。

「大きな地震が起こった時に、家の中にいる時。」
極論ですが、この状況だけです。

耐震性の低い友人の家にいる時に大地震がくれば・・・

それだけではありません。

たとえ、自分の家の中にいたとしても、
隣の家が倒れてきたりすれば、
ひとたまりもありません。

もちろん、
耐震5程度の地震で倒壊するような住宅は問題外ですが、

耐震等級3あるような、優れた住宅に、
制震ダンパーや、免震システムなど、

さらに、耐震対策をするというのは、
予算配分の考え方からいうと、
偏りすぎていると感じます。

先に、ながながと取り上げました
こだわりの数々は、
耐震性を除くと、

毎日、こだわったなりの、「ご褒美」を実感できるので、
そちらを優先されたほうが、いいと思っています。

「おしゃれなキッチンで料理するだけで楽しくなります」
「こだわりの無垢フローリングの感触が最高です。」
「エアコンをほとんどつけなくても年中快適に過ごせるの」 
「すごく家事が楽になった・・・」
「近所の人から、『いつ見ても外壁が綺麗』って言われます。」 
「こだわって作ったアトリエで作業する時が一番落ち着きます。」 

どうですか?
こっちの方がよくないですか?

私もオーナー様から、こういう言葉を聞きたいんですよね。

これは、あくまで、私の個人的な見解ですので、
「いくら確率が低くても、家族の安全に優るものはない
だから、耐震性に妥協しません。」
という考えの人も、当然いらっしゃるでしょう。

そういう方は、ぜひ、【週間MEGA地震予測】を購読して下さい。

月々216円で、実施できるコスパ最高の地震対策だと思います。

今回の内容は、
これから家作りを始める方が
「こだわり予算の配分」というものを、
しっかり確認して頂きたいと思い、
書きました。

あなたが、

家作りで
こだわっている部分は、何と何なのか?
優先順位はどうなのか?
それにかかる費用はそれぞれいくらくらいなのか?

これらの自問により、
家作りを考えるようになった本質について、
「予算」と言う現実的な尺度で、
しっかり考え、
自分の腹に落しこんでおくことは、

この先、いろいろな建築会社の話を聞く上で、
非常に重要になってきます。

もし、不安であれば、

私達が知りうる限りの情報は
ご提供したいと考えています。

・家を建てるために必要となるすべての予算
・土地を買うために必要となるすべての予算
・光熱費を安くするために、費用対効果の高い順番
・外装材や、屋根材のグレードとメンテナンス費の関係
・ローコストで、建築家が設計するようなデザインを実現する方法

これらの話については、
過去記事を調べて頂ければ、すでに解説しています。

また、記事を探すのが面倒だという方は、
直接、見学会や、事務所に来て頂ければ、
お話しいたします。(ご予約はここをクリック→予約カレンダー

まずは
「こだわり予算の配分」を
知る事から初めてみてはいかがですか?

 

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