クオホーム瀬崎です。

クオホームのモデルハウスがついに

完成しました。

『あれも採用したい』

『これも採用したい』

と悩んでいるうちに、完成が当初予定より、

３ヶ月も遅れてしまいました。

時間をかけただけあって、
クオホームのこだわりでもある

『長持ち』
『省エネ』
『飽きのこないデザイン』

すべてに徹底的にこだわった設計になっています。

恥ずかしいのですが、
少し私の話を聞いてください。

数年前までの私は、

一級建築士という資格を持ちながらも、

どうすれば、夏涼しく冬暖かい家が建てられるか、

という具体的な知識を
ほとんど持っていませんでした。

正確に言うと、
持っていると勘違いしておりました。

値段の高い断熱材や、サッシを使用すれば、

それだけで家の断熱性能は向上すると

信じていたのです。

今では、それはあきらかな間違いだと分かります。

しかし、当時の私は、そのようなことさえ

理解できていませんでした・・・。

そのことに気づいたきっかけは、

とある縁で、『野池学校』という、

太陽エネルギーを利用して、

夏涼しく冬暖かい家づくりの手法を教える

スクールに通うことができたことです。

『野池学校』について、
ここでは詳しく触れませんが、

そこで、家を快適にするためには

どうすればいいか、ということを、

すべて数字に落とし込んで計算で

答えを出すという具体的手法を教わりました。

そこで学んだ知識は、

一級建築士の資格をとるために、

膨大な量の知識を詰め込んだはずの

私が、まったく、知らなかった事

ばかりでした。

正直に申し上げて、これはショックでした・・・

自分が設計した自宅(長期優良住宅)が、

なぜ、夏は暑く、冬は寒いのかが、
初めて分かったのです。

今まで、多くの方に良かれと思って

提案してきたことはいったい

何だったのだろう？

罪悪感と同時に、

この知識を持っている設計者が

どれだけいるのだろう？

という事が頭に浮かびました。

今もどこかで真面目に家づくりを

考える方の多くが、正確な知識を

持たない設計者の元で、

正確でない情報に影響され、

価格に見合う性能のない家を
建てることになってしまっている・・・

これは非常に良くないことだと思います。

悪意のない設計者

判断基準を持たない建築主

このままでは、

どんどん良くない家が増え続けるだけです。

この状況をなんとかするために

ブログ・メルマガ・YOUTUBE

FACEBOOK等様々な媒体を使い、

良い家を作るための情報を

発信していくことにしました。

その活動が、徐々にですが、

SNSの力で拡散して、とても

うれしいことに、今では、全国から、

感謝のメールを頂けるようになりました。

また、弊社の施工力では、

とてもお手伝いできない遠方からも、

私達と直接、話がしたいという

理由だけで、見学会に足を運んで

くださる方まで、いらっしゃるんです。

ほんとに、うれしい限りです。

そこで、これまで応援して

くださった皆様

へ感謝の気持ちも

込めまして、今回のモデルハウスでは、

「気になる仕様だけど、すごく高いので、

迷ってます・・・」

という、失敗するとショックが大きそうな、

いわゆる高価な仕様を、赤字覚悟で、

積極的に採用しています。

トリプル樹脂サッシAPW430なんかは、

その典型的な例だと思います。

高いですよ~。

果たして、費用対効果はあるでしょうか！？

クオホームが実験台になりました。

いろいろ、試したおかげで、

・おすすめできる仕様

・おすすめできない仕様

新しいデータがいろいろ取れましたよ！

そのあたりの話は、モデルハウスに

ご来場頂く事で知って知って頂けます。

あなたが、高いばかりで、

費用対効果が全然良くない商品なんかに、

手を出す事がないように、詳しく

アドバイスさせて頂きます。