コンクリートの断熱塗料について
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いつも楽しく拝見させてもらっています。
コンクリートの基礎に断熱材を貼って、基礎断熱をしている住宅があります。
地熱を利用できるという点が魅力ですが、シロアリ屋さん等のブログでは断熱材とコンクリートの中に蟻道を作られて被害が出やすいと書いてありました。
そこで思ったのですが、断熱材ではなく、ガイナ等の断熱塗料をコンクリート基礎に塗っても基礎断熱にななりえるのでしょうか?
断熱塗料の熱伝導がどのくらいかはわかりませんが、以前に私の父が沖縄にある実家(鉄筋コンクリート造り)の屋上床をDIY で断熱塗料を塗り効果を体感していると言っていました。
それから、断熱塗料とは別にクリスタルシーラーという塗料があります。
これをコンクリートに塗ると表面がガラス物質の形状となり、雨や空気の侵入を防ぐのはもちろん、表面固さが2倍になるそうです。
断熱塗料だけなら風や雨で経年劣化するかもしれません。
そこで基礎コンクリート立ち上がりの外側と内側に断熱塗料を塗った後、雨風のあたる外側だけをクリスタルシーラーで覆えば、物凄く耐久性のある基礎断熱ができそうに思えるのですが、どうなのでしょうか?
施工はコンクリートの養生期間にDIYでやると施主負担は材料費だけで済むので、費用もそれほど高額にはならないのではないかと思います。
プロから見るとバカバカしい質問かもしれませんが、わかる範囲でお答え頂けたらと思います。
参考までに
●ガイナ
http://nissin-sangyo.jp/
ネットで14㎏(施工面積が約35㎡)で36000円くらい。
●クリスタルシーラー
http://www.crystalsealer.com/
4㎏(施工面積が約20㎡)で22000円くらい。







Comment
質問ありがとうございます。
ガイナは、断熱材ではなく遮熱材です。
熱を遮るのに一定の効果はありますが、断熱の性能としては、ほとんど期待できませんので、
冬には役にたちません。
また、日射にそれほど影響しない基礎に塗るのですから、遮熱材としても役にたちませんので、やめておいたほうがいいですね。
基礎断熱は、白蟻屋さんのブログに書いてあるとおり、白蟻リスクはあがります。
その反面、地熱利用などのメリットもあります。
防蟻処理した断熱材を使用し、リスクを下げながら、基礎断熱する。
基礎の外側でなく内側に断熱材を施工し、基礎断熱する。
(この場合、コンクリートの蓄熱利用量が減るので、その分、地熱利用のメリットは小さくなります。)
などの方法で、白蟻リスクを下げながら基礎断熱する方法もございます。
どうリスクを取るかは、設計者によって変わって来るかと思います。
クリスタルシーラーは、基礎の中性化を遅らせることができるので、断熱というよりは、高耐久のための商品ですね。
実は、私も興味があって、いろいろ資料を取り寄せたりしているのですが、有料の研修を受けた施工者でないと施工できなかったと思いますが、
どうなんですかね?
コンクリートの中性化を遅らせる商品ですので、基礎の外側だけでなく、内側にも施工する必要があります。
ですので、費用もそれなりにかかります。
全体的なご予算で、基礎の寿命を延ばすのに、どこまで費用配分を考えるかというところですね。