木製サッシは準防火地域で使える?姫路で家を建てる前に知る防火の基本
「木製サッシにしたいけれど、うちの土地は準防火地域。使えますか?」——姫路市内でも、駅周辺や幹線道路沿いなどでこの質問をいただくことがあります。結論を先に言うと、条件次第で使える可能性があります。この記事では、防火地域・準防火地域の基本と、木製サッシの防火対応の現状を説明します。
1. 防火地域・準防火地域とは
市街地の火災の広がりを抑えるために、都市計画で指定されるエリアです。指定エリア内では、延焼のおそれのある部分の窓に防火設備(炎を一定時間さえぎる性能を認められた窓)を使うことが求められます。姫路市内にも指定エリアがあり、土地によって条件が変わります。ご自身の土地がどうかは、姫路市の都市計画情報で確認できます(私たちも調べてお伝えできます)。
2. 木製サッシは防火設備になれるのか
「木は燃えるから防火地域では無理」と思われがちですが、実は違います。太い木材は表面が炭化すると内部まで燃え進みにくくなる性質があり、木製サッシでも防火設備の認定を取得している製品があります。プロファイルウインドーをつくるアイランドプロファイル社も、木製窓の防火対応に取り組んでいるメーカーのひとつです(詳細は公式サイトの性能ページを参照)。
ただし、すべての窓種・サイズが対応しているわけではありません。認定の範囲は製品と仕様によって細かく決まっているため、「どの窓を・どこに・どのサイズで使うか」を設計段階で確認することが欠かせません。
3. 現実的な使い分け
準防火地域でよくある落としどころは、延焼のおそれのある部分は防火認定のある窓にし、延焼ラインから外れた場所(中庭側や隣地から十分離れた面)に木製サッシの大開口を配置する、という設計です。土地の形と配置計画しだいで、準防火地域でも木の窓のある暮らしはつくれます。
まとめ
木製サッシと防火規制は「無理」か「できる」の二択ではなく、設計の工夫の話です。気になる土地がある方は、購入前の段階でご相談いただくのがいちばん確実です。木製サッシそのものについては特集ページとプロファイルウインドーの解説記事をご覧ください。
記事を読んで気になることがあれば、
実際の家づくりもぜひご覧ください。