完成後の気密測定は無意味
こんにちは。
雨の中見学会をしているクオホーム本田です。
本日は見学会前の空き時間に更新です。
先日、姫路市下手野の現在見学会を
行っている会場の完成後の気密測定を行いました。
今回は普段はする事のない完成してからの気密測定です。
工事中の気密測定の記事はこちら↓
https://quohome.com/story/?p=1754
通常は完成後の気密測定値は工事中より下がる傾向があります。
実際の家の隙間は工事より、当然少なくなるのですが、
完成するとふさぎきれない隙間がたくさん出てきます。
今回の測定にあたり、塞いだ箇所は
24時間換気の吸排気口とキッチンのフードのみです。
その他、床下点検口2か所、お風呂の換気扇などは
開口したまま計測です。
もっと細かい箇所で言えばコンセントプレートなども
空気が出入りする箇所としてあります。
そのあたりの細かい箇所はさておき計測してみました。
※今回はあくまでも興味本位です。この気密測定に意味はありません。
計測結果は・・・
工事中と変わらずC値 0.9 でした。
この状態で工事中と同じ計測値というのは非常にいい状態ではないでしょうか?
工事中に0点台のC値を計測していればそれからは
気密性がよくなって行くという証拠にはなりました。
しかし、やはり完成してからの気密測定に意味はありません。
何故か?
仮に完成後に気密が悪いと分かったところで是正出来ないからです。
※私たちはC値0点台を目指して工事しています。
しかし0点台を保証している訳ではありません。
ですので、やはり工事中で悪ければ是正出来るタイミングで
測定する事をお勧めいたします。
※クオホームは今後、完成後にする事はないと思います。
と、いう訳で自己満足の気密測定の結果報告になりました^^。