家を長持ちさせる「仕様」
クオホームのコンセプトは『長持ちする家』
建売住宅やローコストを売りにする住宅会社で家を建てると、初めにかかる費用はたしかに安くすむかもしれません。
しかし、10年程度で数百万円というメンテナンス費が発生したり、断熱性能が低いために、光熱費が2倍かかるとしたらどうでしょうか?
家の仕様を決める際に、将来かかる費用までしっかり考え抜いたものを私達がご提案する事ができれば、
必ずお客様のためになると思い、クオホームの商品コンセプトはスタートしました。
クオホームが推奨する仕様
・デザインが良くて飽きがこない
・メンテナンス費がかからない
・経年劣化が少ない
・品質管理が簡単
・光熱費を抑えることができる
この5項目にこだわり仕様を選ぶ事を推奨している一部をご紹介いたします。
外装材
そとん壁
シラスを原材料とした天然素材の塗り壁です。(弊社モデルハウスにも使用)メンテナンスフリーです。クオホーム定番の外壁材です。
杉板(ウッドロングエコ塗装)
メンテナンスフリーの経年変化を楽しめる外装材として人気。そとん壁との相性も良くアクセントに使用されます。
焼杉板
表面を焼き、炭化させる事によって自然の風合いと印象的な佇まいが出ます。
メンテンナス製も非常に良く部分補修も出来る優れた外壁材となり改めて見直されている外装材
天竜杉
浜松の天竜地区の杉板の原板を荒仕上のまま無塗装で施工。無塗装なので将来的に塗装をし直したりという事もありません。長年の経年変化を楽しめる素材です。メンテナスもなく、張り替える場合も一枚、一枚張り替えが可能な素材になりますのでメンテナンスも容易です。
オリジナルガルバリウム合板
ガルバリウム合板仕上げの外壁は、窯業系サイディングに比べて長持ちしてメンテナンス性も優れています。イニシャルコストもメンテナスコストも下げる事ができるので弊社定番の外壁材の一つです。
シンプルデザイン
フルオーダーの造作キッチンのご提案
既製品のキッチンでは物足りない方へのご提案は造作のフルオーダーキッチンをご提案します。
フルオーダーの造作ソファをご提案します
既製品のありふれたサイズのソファーでは物足りない方へは、座面の大きさや生地の色や素材、ウレタンの硬さを含めたフルオーダーの造作家具をご提案します。
置き家具のご提案
設計をする際に「どこにどんな家具を置くのか?」を悩まれるオーナー様も多いのでクオホームではダイニングテーブルのご提案もしています。提携家具屋さんのご協力を経てテーブルのサイズや高さ、椅子の座面の高さを1mm単位で座りやすく調整可能。生地のデザインや樹種の選定までオーダー発注のご提案をしています。クオホームのオーナー様には特別価格にてお渡しする事が可能になります。
床下エアコン/階間エアコン
床下と階間にエアコンを設置し、一台ですべての部屋を同時に冷暖房
部屋ごとの温度差がなくなり、快適な住環境を実現。冬は床下エアコン、夏は階間エアコンのコレ1台で全館空調を行っています。システムはとてもシンプルなので長期でメンテナンス、ランニングコストをぐっと抑える事を実現しています。
これは、本当にほんの一部です。
他にもまだまだ、ご提案できる長持ち仕様を多数ご用意しております。
目安としてクオホームの推奨の仕様をご用意しました。
家は建てた後もお金がかかります。
クオホームではメンテナンス費ランニング費を抑えるために「基礎」「外壁」「断熱材」など徹底的に「長持ち」にこだわった仕様を選定しました。
そうすることによって将来的なメンテナンス費用を軽減し、10年、15年後に大きな出費が無いような家づくりを徹底してご提案しています。
項目 | 推奨仕様 |
断熱性能 | HEAT20 G2 レベル Ua値0.46以下 (プランにより変動あり) |
防蟻対策 | ホウ酸処理 15年保証付き(5年に1回有償点検あり) |
気密測定 | 全棟気密測定 C値0.7以下保証 |
共通仕様 | |
構造計算 | ◯ |
耐震等級 | 許容応力度計算/耐震等級3 |
長期優良住宅認定 | ◯ |
構造 | 在来木造 |
基礎 | 基礎断熱/床下断熱 選択仕様 |
断熱(屋根) | セルロースファイバー300mm/セルロースファイバー300mm又は吹付け断熱300mm /その他選択可 |
断熱(壁) | セルロースファイバー105mm/高性能グラスウール105mm/その他選択可 |
断熱(基礎) | ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(EPS)60mm/その他選択可 |
外装仕様 | |
玄関扉 | ガデリウス木製ドア/ユダ木工木製ドア/他木製玄関ドア |
サッシ | トリプルガラスオール樹脂窓 (エクセルシャノン)等 |
屋根 | ガルバリウム鋼板・瓦 等 |
外壁 | そとん壁・焼杉板・杉板・ガルバリウム鋼板 等 |
内装仕様 | |
内装扉 | 神谷コーポレーション/オーダー建具 等 |
床仕上げ | 無垢床材(杉・オーク・カバ等)選択可 |
壁仕上げ | 珪藻土仕上げ/漆喰仕上げ/珪藻土クロス・ビニールクロス仕上げ |
天井仕上げ | 珪藻土仕上げ/漆喰仕上げ/珪藻土クロス・ビニールクロス仕上げ |
設備仕様 | |
給湯器 | エコキュートシステム460L(電気)/エコジョーズ(ガス)等 |
照明器具 | プレゼン提案あり |
換気システム | 3種換気システム/1種熱交換型換気システム 等 |
営業提案 | |
住宅燃費計算書 | ◯ |
クオホームに標準仕様はありません。すべて推奨仕様です
クオホームに標準仕様はありません。あるのは、あくまで弊社が推奨している仕様だけです。
標準仕様を決めることで仕様打合せの手間も減りますし、在庫の管理も楽になります。さらには、大量発注することができコストダウンすることができます。
建築会社側からすると非常に多くのメリットがありますので、当たり前のように標準仕様というものが、どの会社にも存在しています。
でも、私達は標準仕様を設定するのはやめました。
理由は今からお話します。
良いものはすぐにでも取り入れたい
標準仕様というものは、一度決めてしまうと簡単には変えることができません。
- カタログやパンフレットを全て作り直す必要がある
- 資材メーカーと年間発注数の取り決めがあってできない
- 管理項目が変わるので管理コストが上がる
- 変化を望まない職人から不満が出る
上記のような理由で、現在、使っている商品よりも良い商品が出ても、すぐには変えることができないんです。
第三者的な立場から、家づくりついての情報を発信したかった
今はインターネットで検索すれば、多くの情報があふれています。その中には、自社の商品を良く魅せるせるために、他社商品の批判をするという非常に偏った情報も多く含まれています。
標準仕様を決めてしまうと、どうしても自社商品の欠点を書きづらくなりますし、ライバル商品のメリットも素直に認める事ができなくなってしまいます。
正しい情報を発信し続けるためには、標準仕様は持たない方が良いと判断しました。
単純な気持ちで家づくりを楽しみ続けたい
ほとんどのお客様にとって、家作りは、一生に一度しか味わえない大イベントです。
いろいろな夢やこだわりを持って仕事を依頼してくださっているのに、『標準仕様はコチラですので、この中から選んで下さい』なんて、とても言えません。
それに、いつも同じ仕様で同じ家を建てていると、私達が家作り自体に飽きてしまいます。
お客様とあれやこれや言いながら、毎回、新鮮な気持ちで家作りを楽しみたいのです。
職人さんも、笑いながら「ややこしい~」って文句言ってます。 困ってるのか、喜んでいるのか、その顔を見るのも楽しいんですよね。
これまでにお伝えしてきた理由で、クオホームに標準仕様はありません。
そのかわり、良いと思った商品は、その瞬間に採用できるスピードと新しいものを進んで受け入れるチャレンジ精神は、誰にも負けません。
こだわりのある家づくりを一緒に楽しみましょう。
動画でも標準仕様の意味・意義を解説しました