家を長持ちさせる「仕様」
クオホームのコンセプトは『長持ちする家』
建売住宅や、ローコストを売りにする住宅会社で家を建てると、初めにかかる費用はたしかに安くすむかもしれません。
しかし、10年程度で数百万円というメンテナンス費が発生したり、断熱性能が低いために、光熱費が2倍、かかるとしたらどうでしょうか?
家の仕様を決める際に、将来かかる費用までしっかり考え抜いたものを、私達がご提案する事ができれば、
必ず、お客様のためになると思い、クオホームの商品コンセプトはスタートしました。
クオホームが推奨する仕様
・デザインが良くて飽きがこない
・メンテナンス費がかからない
・経年劣化が少ない
・品質管理が簡単
・光熱費を抑えることができる
この5項目にこだわり仕様を選ぶ事を推奨しています。
一部をご紹介いたします。
ベランダ防水
金属鉄板防水
一般に普及しているFRP防水の耐久年数はおよそ5年。 防水効果を維持するためには、表面の保護塗料の塗り替えが定期的に必要です。金属鉄板防水を使用すれば、メンテナンス期間は大幅に伸びます。保証こそ10年ですが、30年ノーメンテナンスで性能を 発揮し続けている実例もあります。
外装材
そとん壁
シラスを原材料とした天然素材の塗り壁です。(弊社モデルハウスにも使用)メンテナンスフリーです。
杉板(ウッドロングエコ塗装)
メンテナンスフリーの経年変化を楽しめる外装材として人気。そとん壁との相性も良くアクセントに使用されます。
焼杉板又は杉板
表面を焼き、炭化させる事によって自然の風合いと印象的な佇まいが出ます。
メンテンナス製も非常に良く部分補修も出来る優れた外壁材となり改めて見直されている外装材
カルクウォール
スイス漆喰。素材自体が、白さを保つ機能を持っています。
そのため、何年たっても新築時の白さをキープすることができます。
シンプルデザイン
天井いっぱいまである枠のない建具
すべての建具を天井まであるフルハイトドア(神谷コーポレーション)で統一。
照明はLEDダウンライト・壁掛けブラケットが基本
天井に凹凸がなく、建具に枠もないので、すべての部屋がひとつに。
フルオーダー 階段笠木・キッチンカウンター
シンプルにみせるためだけに、オリジナルデザインを特注で制作。
床下エアコン
床下にエアコンを設置し、一台ですべての部屋を同時に暖房
部屋ごとの温度差がなくなり、快適な住環境を実現。
暖房はコレ1台ですので、コストも大幅に削減。
非常にシンプルなシステムなので、メンテナンスが簡単。
これは、本当にほんの一部です。
他にもまだまだ、ご提案できる長持ち仕様を多数ご用意しております。
目安としてクオホームの推奨の仕様をご用意しました。
家は建てた後もお金がかかります。
クオホームではメンテナンス費ランニング費を抑えるために
「基礎」「外壁」「断熱材」など徹底的に「長持ち」にこだわった仕様を選定しました。
そうすることによって将来的なメンテナンス費用を軽減し、
10年、15年後に大きな出費が無いような家づくりを徹底してご提案しています。
項目 | 推奨仕様 |
断熱性能 | HEAT20 G2 レベル Ua値0.46 (プランにより変動あり) |
防蟻対策 | ホウ酸処理 15年保証付き(5年に1回有償点検あり) |
気密測定 | 全棟気密測定C値1.0以下保証 |
共通仕様 | |
構造計算 | ◯ |
耐震等級 | 耐震等級3 |
長期優良住宅認定 | ◯ |
構造 | 在来木造 |
基礎 | 基礎断熱/床下断熱 選択仕様 |
断熱(屋根) | 吹付け断熱 300mm /その他選択可 |
断熱(壁) | 高性能グラスウール105mm/その他選択可 |
断熱(基礎) | ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(EPS)60mm/その他選択可 |
外装仕様 | |
玄関扉 | YKK AP D2グレード/ YKKイノベスト/ガデリウス木製ドア 等 |
サッシ | トリプルガラスオール樹脂窓 (エクセルシャノン) |
屋根 | ガルバリウム鋼板・瓦 等 |
外壁 | そとん壁・焼杉板・杉板・ガルバリウム鋼板 |
内装仕様 | |
内装扉 | 神谷コーポレーション/オーダー建具 等 |
床仕上げ | 無垢床材(杉・樺・オーク・メイプル等)選択可 |
壁仕上げ | 珪藻土仕上げ/漆喰仕上げ/珪藻土クロス・ビニールクロス仕上げ |
天井仕上げ | 珪藻土仕上げ/漆喰仕上げ/珪藻土クロス・ビニールクロス仕上げ |
設備仕様 | |
給湯器 | エコキュートシステム460L(電気)/エコジョーズ(ガス)等 |
照明器具 | LED照明 |
換気システム | 3種換気システム/1種熱交換型ダクトレス換気システム 等 |
営業提案 | |
住宅燃費計算書 | ◯ |
クオホームに標準仕様はありません。すべて推奨仕様です
クオホームに標準仕様はありません。あるのは、あくまで、弊社が推奨している仕様だけです。
標準仕様を決めることで、仕様打合せの手間も減りますし、在庫の管理も楽になります。さらには、大量発注することができ、コストダウンすることができます。
建築会社側からすると、非常に多くのメリットがありますので、当たり前のように標準仕様というものが、どの会社にも存在しています。
でも、私達は標準仕様を設定するのはやめました。
理由は今からお話します。
良いものはすぐにでも取り入れたい
標準仕様というものは、一度決めてしまうと簡単には変えることができません。
- カタログやパンフレットを全て作り直す必要がある
- 資材メーカーと年間発注数の取り決めがあってできない
- 管理項目が変わるので管理コストが上がる
- 変化を望まない職人から不満が出る
上記のような理由で、現在、使っている商品よりも良い商品が出ても、すぐには変えることができないんです。
第三者的な立場から、家作りについての情報を発信したかった
今はインターネットで検索すれば、多くの情報があふれています。その中には、自社の商品を良く魅せるせるために、他社商品の批判をするという非常に偏った情報も多く含まれています。
標準仕様を決めてしまうと、どうしても自社商品の欠点を書きづらくなりますし、ライバル商品のメリットも素直に認める事ができなくなってしまいます。
正しい情報を発信し続けるためには、標準仕様は持たない方が良いと判断しました。
単純な気持ちで家作りを楽しみ続けたい
ほとんどのお客様にとって、家作りは、一生に一度しか味わえない大イベントです。
いろいろな夢やこだわりを持って、仕事を依頼してくださっているのに、『標準仕様はコチラですので、この中から選んで下さい』なんて、とても言えません。
それに、いつも同じ仕様で同じ家を建てていると、私達が家作り自体に飽きてしまいます。
お客様とあれやこれや言いながら、毎回、新鮮な気持ちで家作りを楽しみたいのです。
職人さんも、笑いながら「ややこしい~」って文句言ってます。 困ってるのか、喜んでいるのか、その顔を見るのも楽しいんですよね。
これまでにお伝えしてきた理由で、クオホームに、標準仕様はありません。
そのかわり、良いと思った商品は、その瞬間に採用できるスピードと、 新しいものを進んで受け入れるチャレンジ精神は、誰にも負けません。
こだわりのある家づくりを一緒に楽しみましょう。
動画でも標準仕様の意味・意義を解説しました