NIWAto
「家づくりと庭」を一緒に考えた設計をして欲しいという想いから弊社では「庭のみ」の設計のご依頼も賜っています。
「NIWAto」のコンセプト
1. はじめに
注文住宅事業部とはまた別の事業部として立ち上げた「NIWAto」は、姫路市での庭づくりにおいて、家と庭を繋げ、生活に深く溶け込む外構設計を目指すブランドです。私たちのコンセプトは「既製品に頼らない独自のデザイン」と「使える庭の創造」を基盤とし、心地よく、持続可能な庭の空間を提供します。
2. コンセプトの背景と哲学
2.1 既製品を使わない「唯一無二」の庭づくり
私たちは、量産品では生み出せない「その土地と家にしか存在し得ない」個性を重視します。
一般的な外構工事では規格品を組み合わせた設計が主流ですが、「NIWAto」ではその一切を排し、オーダーメイドで制作。使用する素材からレイアウトに至るまで、クライアントのライフスタイルや土地の特性に最適化します。
時間とともに風合いが増す設計:経年変化を楽しめるデザイン
家族の成長に寄り添う庭:用途が変わっても対応できる柔軟な構造
2.2 家と庭を繋ぐ設計
庭をただの「鑑賞の場」ではなく、家の延長線上にある「もう一つの居住空間」と捉えます。リビングからの視線の流れや、外と内の自然なつながりを意識することで、四季を楽しむ暮らしを実現します。
– 大きな開口部から庭を眺め、日常の風景に取り入れる
– 家の各部屋と庭が一体となる動線設計
2.3 使える庭の創造
「使える庭」とは、ただ美しいだけでなく、日常生活や趣味に積極的に活用できる空間です。バーベキューを楽しむためのスペース、子どもが遊べるエリア、家庭菜園など、住む人の生活スタイルに合わせて設計します。例えば、「ただ何となくウッドデッキが欲しい」というご要望をそのまま鵜呑みにせず、そのウッドデッキ何をするのか?、ウッドデッキが最適解なのかをヒアリングしながら新しいご提案をします。
3. デザインの指針と実例
3.1 自然素材と地域性の活用
私たちは、庭をただの人工物ではなく、土地の風土や自然と共鳴する空間にしたいと考えています。例えば、姫路周辺で採れる石材や木材を積極的に取り入れ、その素材感を活かしたデザインを提案します。
木材:ウッドフェンスやデッキなど、温かみを感じさせる演出
植物選び:四季折々の植物を植え、色彩の移り変わりを楽しむ、また家と一緒に成長過程を愉しめるご提案
3.2 持続可能な設計への配慮
庭づくりにおいても、環境負荷を最小限に抑えることが重要です。私たちは、リサイクル材の活用や、省エネな照明設計、サステナブルな設計を積極的に取り入れます。
3.3 家族の成長に対応するデザイン
家族構成やライフスタイルは時間と共に変わるため、庭もそれに合わせて変化できる柔軟さを持たせます。たとえば、幼児期には遊び場として機能し、成長するにつれてリビングスペースやガーデンパーティの場に転用できる設計を心がけます。
4. 「NIWAto」のプロセス
4.1 ヒアリングとコンセプトの共有
まず、オーナー様との密なヒアリングを通じて、生活スタイルや理想の庭についての希望を伺います。この段階で、家と庭のつながりや、日々の生活でどのように庭を活用したいかを深掘りします。
4.2 設計と素材の選定
ヒアリング内容をもとに、具体的なプランを策定します。デザインの方向性が固まった後、使用する素材を選定し、地域の特性を生かした提案を行います。
4.3 施工とアフターフォロー
設計段階で決定した内容を基に、職人が心を込めて施工を行います。また、完成後も庭が常に美しい状態を保てるよう、定期的なメンテナンスや相談にも対応します。
5. 「NIWAto」が提供する価値
日常の豊かさを育む庭 「NIWAto」が創る庭は、ただの装飾品ではなく、生活に根差した機能を持つ空間です。四季折々の風景や、家族の成長を見守りながら、その時々で新しい楽しみ方を発見できるのが特徴です。「NIWAto」のコンセプトは、既製品に頼らず、家と庭を有機的に繋ぎ、日常生活に寄り添う「使える庭」を提供することです。土地の特性やクライアントのライフスタイルに合わせた完全オーダーメイドの設計を行い、自然との調和と持続可能性を大切にしています。
これからの庭づくりは、単なる景観の美しさを超え、家族や地域社会に新しい価値をもたらすものへと進化していくべきです。「NIWAto」はその先駆けとして、姫路市での生活を豊かに彩る庭を提供し続けていきます。