長持ちは工事管理から完成
徹底した工事管理
建物を長持ちさせるには、徹底した工事管理が非常に重要です。
・設計時の数字は性能が良い。 ・耐久性の高い商品を選定している。
この2つの優れた点を生かすも殺すも工事管理が決めてとなります。
例えば、「鉄筋のかぶり厚さ」。耳慣れない用語かもしれませんが、これは、基礎の中にある鉄筋に対して、それを覆うコンクリートの厚みがどれだけあるかを示す言葉になります。耐久性を確保するために必要な「鉄筋のかぶり厚さ」は、場所によってかわってくるのですが、この厚さが足りないと鉄筋がすぐに錆びてしまい基礎の強度が著しく劣化してしまいます。つまり耐震性能がガタ落ちする結果に。
数字上、耐震等級3をクリアしていたとしても・・・
コンクリートの設計基準強度が非常に高いものだったとしても・・・
結局、施工がちゃんとしていないと、計算通りの性能はまったく発揮されないままになってしまうのです。弊社では以下の事をご提案します。
1棟1棟の家づくりを大切に
あえて年間12棟以下の
受注に抑えることで
ていねいな工事管理が可能に
クオホームでは、年間に受注する棟数をあえて12棟以下に抑えることで工事管理の負担を減らし、一棟一棟、慎重にそして確実に、工事管理することを選択しました。当然、年間の売上自体は下がってしまいますし、さらには、弊社に興味を持って頂いた方でも、工事が順番待ちになってしまうため、そこまで待てずに他社で建てることを選ばれることもあるでしょう。それでも、管理レベルを落としてまで売り上げを伸ばすことはいたしません。
大工ローテーションに合わせた工程管理
木造住宅でもっとも
核となる工事。
それは、大工工事です。
構造上の強度はもちろんのこと、デザインの優劣でさえも大工の腕一つで大きく変わることは疑いようのない事実です。だからこそ腕のいい大工を抱えることは、私たち建築会社にとって非常に重要な問題です。
では、社員として大工を雇うのがいいのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れません。
・大工を遊ばせないために、普段は請け負わないような仕事を無理に取ってくる。 ・必死で働いても、同じ固定給ということで大工が働かなくなる。
このように、社員大工は社員大工でデメリットもあります。
かといって、新築の受注が決まるたびに大工を探していては、リスクが大きすぎます。急に声をかけて仕事を頼める大工は、暇な大工、つまり腕の悪い大工の可能性が高いからです。
そこで、弊社が選択しているのが、大工ローテーション制度。腕のいい大工と専属契約をして、一棟の家が終わったら、すぐに新しい家の上棟。その家が終わったら、また新しい家の上棟・・・
・弊社は、大工の仕事が途切れないように一定のペースで仕事を供給する。 ・社員として雇っているわけではないので、大工は早くクオホームの仕事を終わらせることができれば他で仕事をすることも可能。
このローテーション制度によって、腕のいい大工が、常に高い意識をもって仕事に取り組んでくれますし、弊社としても、無理な仕事を取りに行く必要がないので、手慣れた仕事で安定した品質の住宅を提供できるというメリットがあります。
建築士が全棟管理
クオホームからの5つのご提案