住宅ローンの審査に落ちる理由はこれだ!マイカーローンは借りるな

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こんにちは姫路の長持ち住宅専門店 本田です。

さて今回は質問があったのでお答えします。
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以下質問内容です↓
 

いつもメルマガを楽しく拝見しています。
住宅ローンで質問させて下さい。
家を建てた後にすぐに車のローンを組もうと思うのですが、 問題ないでしょうか?

それと、頭金が300万円あるのですが、この頭金は おいておいて後の車の購入資金に使うほうがよいのでしょうか? この2点がわからないのでご教授頂けましたら幸いです。
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住宅ローンを組もうとする時注意しておかないと行けない点が
いくつかありますので今回はそれをお伝えしえいきましょう。

 

 

 

1、住宅ローンの審査が通らない理由の3つケース

家を買う時に約8割以上の方が住宅ローンを利用します。では、この住宅ローンは誰でも借りつ事ができるのか?というとそんな事もありません。

家を建てる気満々の方でもいざ住宅ローンの申込みをすると「非承認」となるケースもあります。

では住宅ローンの審査に落ちる時はどんな時なのか?
以下3つのケースでまとめてみました。

 

A、個人情報に問題がある

個人情報とは世間でよく言う「ブラックリスト」っていうヤツです。

住宅ローンの事前審査をする時には既存のローンがあるのか?ないのか?を
申告する必要があります。

事前審査をする時に「個人情報」の取得に同意させられます。
この個人情報とは本人のクレジットカードの利用状況や今現在返済しているローンの残高、返済に延滞がないのか?などが登録されている情報です。

住宅ローンの審査をする時に車のローンがあるのに隠していても銀行さんにはバレてしまいます。そして「嘘を付いた」という事で心象が悪くなりますので正直に話をしておきましょう。

過去に独身の時に無人契約機でお金を借りた!そして延滞した!督促状が来た!なんて事があるご主人さんは要注意です。個人情報に傷が付いていますので「非承認」になる可能性が高いです。

現在マイカーローンを返済中であったとしても、延滞もなくて、ご年収と照らし合わせて「返済比率」の中に収まっているようでしたらOKですのでご安心下さい。

返済比率の中に収まっているかどうかは?建築会社さんの担当の方に訪ねてみて下さい。既存のローンの返済額とご年収が分かればおよそ予測は付きます。

 

 

B、勤続年数が短い


銀行審査で厳しいのは「勤続年数が短い」と事前審査の対象になりません。

金融機関にもよりますが、最低でも1年以上は必要だと思っていて下さい。

ローンの融資金融機関の選択肢を沢山持ちたい方は「勤続年数3年」は欲しいところです。ですので転職してからすぐに家を買うことは出来ませんのでご注意下さい。

ただし、メジャーな融資機関で数少ない勤続年数が短くても融資してくれる可能性があるのは「フラット35」です。フラット35は勤続1ヶ月でも貸してくれます。

ただしその前に銀行の審査はありますし、1ヶ月では貸して欲しい金額を満額融資受けれるかは別問題ですのでご注意下さい。

では逆によくある質問ですが、「家を建ててすぐに転職しても良いのか?」という質問があります。これは基本的にOKはです。ただし住宅ローンを借りて1回分の返済が終わった後の方が良いと思います。

優遇金利の条件に「給与振込」が条件になっていると何かと面倒なので一度は前職からの振込が確認出来る方が良いかと思います。その後の転職に関しては「仕方ない」で済みます。

返済が滞る事がなければ特に金融機関から突っ込まれる事はありません。ですので家づくりと転職を同時に考えている方は「家づくり」が先です。

その後転職をしましょう。※建築中に転職は絶対にしては行けません。ローンが組めなくなり、とんでもない事になります。建築中に会社が倒産、リストラされた場合は速やかに建築会社の担当者さんに相談しましょう。

 

 

C、団体信用生命保険に加入出来ない

こちらに関しては不慮の場合もあるでしょうが、「健康体」というのが1つの条件になります。

「団体信用生命保険」という生命保険に加入する事が融資の条件になっています。
※フラット35は除く。

この団体信用生命保険の告知書に記入する際に何かひっかかりそうな項目が
あれば要注意です。

事前審査の時に一緒に団体信用生命保険の加入・非加入の審査も出来ますので、
健康状態に不安がある方は団信の事前審査も一緒にしてもらう事をおすすめします。

団体信用生命保険の加入が必須条件になっていない「フラット35」という融資がありますが、 どちらにしても、もしローンを組んだ後にもしご主人さんが亡くなられたら困りますので、別で何かのローンに加入しておく事は必須でしょう。

  以上の3点を知らないと住宅ローンの事前審査基準に該当しないケースになりますのでご注意下さい。

 

2、住宅ローンとマイカーローンの関係性


一般家庭の方が住宅ローンの次に持っているローンとしてはマイカーローンがあります。
このマイカーローンは住宅ローンと比べて総額は少ないものの「返済年数が短い」「金利が高い」という事もあって月々の返済額が多くなってします事が多々あります。

その際に住宅ローンの返済負担率を計算していると融資を受けたい金額に届かないケースがありますのでご注意下さい。

逆に、家を建てた後にマイカーローンを組むとなると返済負担率の基準が住宅ローン審査と比べて甘いので比較的通りやすと思います。

ですので、もし車をローンで買うとすれば必ず住宅ローンを借りてからマイカーローンを組みましょう。

 

ただし、ご注意下さい。住宅ローンを申し込んだ後、建築途中にマイカーローンは絶対に借りないようにしましょう。事前審査でOKでも実際に融資を受ける際にマイカーローンがあるとバレてしまい、審査基準が変わってしまいますので落ちる原因になります。

 

3、マイカーローンと住宅ローンの違い

マイカーローンと住宅ローンの大きな違いは「団体信用生命保険」が付いてるか、ついていないか?です。

住宅ローンを借りる時は「団体信用生命保険」に加入しますので、もし家を建てた後にご主人さんが亡くなってしまったらローンの残高は0円になります。

一方マイカーローンは団体信用生命保険が付帯されていないので、マイカーローンを組んで
新車を買った!で、その次の日にご主人さんが不慮の事故に合われてもマイカーローンの返済は残ってしまいます。

同じローンでもここが大きく違います。「生命保険がついているかいないか?」で変わってきますので、頭金を家の方に充てるのではなくて、近いうちに車を買う予定があるのであれば、
車は現金で買うべきです。住宅購入に際して頭金を余計入れる必要はありません。 

これは住宅ローンの考え方を「損か得か?」ではなく「リスクヘッジをどうやって取るか」に変えておく必要があります。

 

 4、 まとめ

      1. ●マイカーローンを組む場合は家を建てる前ではなく、家を建てた後にしましょう。
      1. ●家を建てる時と同じようなタイミングで車の購入を検討している方は、現金は車の購入資金にしてしまいましょう。家に余計な自己資金を入れない方がリスクヘッジ出来ます。
      ●自己資金に余裕があるのであれば車は今後も現金で購入する事が理想です。

以上の点を注意しておきましょう。

 

5、動画でも解説してみました。

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