姫路市で住むならどこがおすすめ?姫路の住みやすさを詳しく解説!
兵庫県南西部に位置する都市「姫路市」。
世界遺産の姫路城など観光地もあり、大阪や神戸へのベッドタウンとして多くの人々が暮らしています。
新幹線も止まることから各地域へのアクセスも良く、姫路に暮らそうか悩んでいる方もいるでしょう。
しかし、姫路市で暮らしたくても「どこに住むべきか」「本当に住みやすい街なのか」を知らなければ、安心して移住できません。
そこで今回は、姫路市に住むならどこがおすすめなのか、姫路5エリアの特徴を詳しく解説します。
治安や子育てのしやすさなど姫路の住みやすさも併せて解説しますので、最後まで読んで姫路に移住すべきか検討してください。
住みやすい街「姫路市」の特徴
「姫路市」は、兵庫県内でも住みやすいと言われる街です。
しかし姫路に訪れたことがない方や、住んだことがない方にとって「本当に住みやすいのか?」「どのような街なのか?」など街の特徴が分からないため疑問が生じてしまいます。
姫路市に移住しようか悩んでいる方は、姫路市がどのような街なのか特徴を確認しておきましょう。
姫路市の特徴を把握するために、人口や面積などの街の概要と人口動向、土地の価格推移を紹介します。
姫路市の概要
姫路市の概要は、次の通りです。
- 人口 522,835人(男性:252,774人、女性:270,061人
- 世帯数 228,194世帯
- 面積 534.35平方キロメートル
姫路市は、兵庫県南西部に位置する播磨地方の街です。
瀬戸内海式気候で、気候や湿度の変化が年中なく比較的住みやすい特徴があります。
海に面しており潮風を感じながら暮らすことができ、緑豊かな街並みも魅力的です。さらに街並みがモダンな住宅が立ち並び、子育て世帯も多く居住しています。
また観光地としては世界文化遺産の「姫路城」をはじめ、重要文化財の「播磨国総社」「書写山圓教寺の金剛堂」があり、日本三彦山の「雪彦山」も存在します。
観光地としても需要があり、兵庫県の中でも住みやすい街として人気が高いです。
姫路市の人口動向
姫路市の人口が近年、どのように変動したのか人口動向を確認しておきましょう。
今年2023年5月と昨年2022年5月の、人口・世帯数を比較してみました。
「2022年5月の人口統計」
総計人口 525,552 人(男 254,325 人、女 271,227 人)
世帯数 226,635 世帯
「2023年5月の人口統計」
総計人口 522,835 人(男 252,774 人、女 270,061 人)
世帯数 228,691 世帯
2022年5月〜2023年5月までの1年間で転入数16,909人、転出数16,876人、出生3,987人、死亡6,366人の人口変動がありました。
つまり1年間で、世帯数2,056世帯増加、人口は2,717人減少した結果となります。
さらに深掘りして令和元年となった2019年5月の人口統計と、10年前の2013年5月の人口統計を比較してみました。
「2019年5月の人口統計」
総計人口 530,640 人(男 256,467人、女 274,173人)
世帯数 220,589 世帯
2013年5月の人口統計」
総計人口 535,711人 (男 259,322、女 276,389人)
世帯数 210,539 世帯
以上の統計から2013年5月〜2023年5月の人口動向では、世帯数16,096世帯増加、総計人口10,159人減少しています。
少子高齢社会に伴う世帯住民数の減少もあり、10年間で世帯数は増加しているが人口は減少傾向にあります。
姫路市の土地価格推移
姫路に移住して暮らすなら、姫路市の土地価格について知っておいたほうがよいでしょう。土地価格はエリアの需要や利便性によって変動するため、家を建てる前に確認しておく必要があります。
国土交通省提供のオープンデータを基に、土地の価格推移を公表している「土地代データ」によると、2023年度の姫路市の公示地価平均価格は次の通りです。
「2023年度の公示地価平均」 平米単価 9万4816円/m2坪単価 31万3443円/坪
参照:土地代データ|兵庫県姫路市2023年【令和5年】公示地価
大阪や神戸など近隣の主要都市に比べて、姫路の土地価格は圧倒的に安いです。そのため、兵庫県で暮らしたい方にとって、姫路市は土地購入費用を抑えて家を建てやすいエリアとなります。
姫路市の住みやすさ
姫路市の住みやすさを判断するために、次のポイントを確認しておくことが重要です。
- 治安
- 子育てのしやすさ
- 都市部へのアクセス
- 買い物・飲食店の利便性
- 物件価格
治安
姫路は治安が悪いイメージも強いですが、道端に不良たちがたむろして荒廃していた街の風景は一昔前の話です。
現在は再開発が進み、子育て世帯が多く暮らす治安の良い街になっています。市内の多くの地域では住民同士が協力し、地域の安全を守る取り組みが行われています。
姫路駅の北口と南口には交番があり、安心して生活できる環境が整えられています。
子育てのしやすさ
姫路市は子育て支援に力を入れており、子育て世帯が快適に暮らせる環境が整っています。
各地区には子育て支援センターや児童館があり、親子の交流や情報交換の場として活用されています。
また保育所や幼稚園、学校の設備も充実しており、教育環境にも配慮された街です。
姫路市が運営・管理する子育て応援サイト「わくわくチャイルド」によって、子供を預けられる幼稚園や保育園の情報、出産や育児に関する制度やお役立ち情報を確認できます。
幼児教育・保育の無償化を促進しているため、姫路市はこれから子育てを始めたい世帯に人気があります。
都市部へのアクセス
姫路市は梅田や神戸などの主要都市部へのアクセスが便利です。
JR姫路駅や各地区のバス路線を利用することで、都市部へスムーズに移動できます。
大阪の主要都市である梅田への所要時間は、新幹線を使って約40分ほど。在来線でも1時間ほどでアクセス可能です。
なお姫路と同じ兵庫県の主要都市である神戸への所要時間は約20〜30分程度で、気軽にアクセスできます。
また、高速道路も利用可能であり、自家用車でのアクセスも便利です。姫路に住めば、都市部での仕事やショッピング・レジャーなど、さまざまな活動がスムーズに行えます。
買い物・飲食店の利便性
姫路市には、ショッピングモールや主要な買い物エリアがあり、買い物や飲食店の利便性が高いです。
例えば、姫路セントラルパークやイオンモール姫路などの大型ショッピングモールでは、ファッション・食品・家電などさまざまな商品が揃っています。
また、市内各地には商店街や専門店が点在し、地元の特産品やおしゃれな雑貨などを楽しめます。
駅前や繁華街には美味しい飲食店も多く、外食に不自由せず暮らすことが可能です。
物件価格
姫路市の物件価格は、大阪や神戸に比べて圧倒的に安い傾向があります。
賃貸物件や持ち家ともに、同じ広さや設備を比較しても、姫路市内の物件価格は比較的低いです。そのため、姫路市は手頃な価格で快適な生活が送れるベッドタウンとして、主要都市部で働く人々が居住しています。
広々とした住環境を求める方や家族での穏やかな暮らしを考える方にとって、姫路市は魅力的な選択肢となるでしょう。
姫路市で住むならどこがおすすめ?
姫路市に住む場合は、主に5つのエリアでわけて考えます。
- 中心部
- 北部
- 南部
- 東部
- 西部
「姫路市に住みたいけど、どのエリアがいいのか」と、移住場所で悩んでいる方は、それぞれのエリアの特徴を確認しておきましょう。
中心部
姫路市の中心部は、交通の要所である姫路駅周辺や商業施設が集中しています。
公共施設や行政機関も多く、生活に必要な環境が整っており利便性が高いです。また、姫路城をはじめとする観光名所もあり、県立歴史博物館・市立美術館・市民体育館など休日に楽しめる施設が豊富にあります。
中心部には商店街や繁華街など賑やかな雰囲気があり、都市の中心で暮らしたい願望がある方におすすめです。北部
姫路市の北部は、自然に囲まれたエリアであり、広い敷地や緑豊かな環境が魅力です。
住宅地や新興住宅街が広がっており、住みやすい環境が整っています。また、公園や自然公園・農業地帯も多く、自然を満喫しながらの暮らしを楽しめるエリアです。
山々に囲まれた北部には、ポツンとおしゃれなカフェも存在しており、休日をまったり過ごしたい方に向いています。
自然環境に恵まれた静かな暮らしを求める方は、姫路市の北部エリアが向いてるかもしれません。
南部
姫路市の南部は、市街地と自然が調和したエリアです。
住宅地や工業地帯が立ち並び、姫路市内で働く方が多く暮らしています。また、姫路名物の祭りが盛んなエリアで、祭りや自治会の行事が好きな方におすすめのエリアです。
姫路市の南部は海に面していることから、海風を感じながら穏やかな生活を送れます。
海沿いの生活に憧れている方はぜひ。
東部
姫路市の東部は、ファミリー層と外国人労働者が多く暮らすエリアです。姫路市は、ベトナムやラオスからの難民を多く受け入れており、革工場などで働く外国人が多く住んでいます。
また、警察署や病院・教育機関などの公共施設や、飲食店やドラッグストアなど買い物や飲食を楽しめる店が多いです。そのため、ファミリー層も暮らしやすく、これから子育てを始めたい世帯が姫路市の東部エリアに移住しています。
西部
姫路市の西部は、商業施設や昔ながらの街並みが点在しており、のどかに暮らしたい方におすすめのエリアです。
広い敷地や農地が広がっており、温泉施設やレジャー施設などのリフレッシュやアウトドアを楽しめます。また、岡山県新見市に至る姫路市のローカル線「姫新線」も通っているので、交通アクセスも良いエリアです。
どこに移住するにしても家を建てるための知識は必要
姫路市は子育て世帯が暮らしやすく、大阪や神戸などの主要都市部で働く方のベッドタウンとして人気が高い街です。
一昔前までは治安が悪いエリアもありましたが、現在は都市会はが進んで安心して子供を育てられます。
また梅田や三宮などの主要都市部に比べて、土地価格や物件価格が圧倒的に安いため、自分好みのマイホームを建てたい方におすすめです。
姫路市には中心部・北部・南部・東部・西部の、特徴が異なるエリアが5つあるので、自分にあったエリアで家を建ててください。
しかし、姫路市のどこに移住するにしても、家を建てるための知識は必要不可欠です。街の特徴や土地価格を理解しても、家を建てるための知識がなければ資産計画や建設計画を立てられません。
弊社クオホームは、姫路市で家づくりを行っている工務店です。姫路市で家づくりのプロとして、クオホームのメルマガでは家を建てるための知識を無料で配信しています。
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