姫路でパッシブハウスについて考える⑤(太陽光)
パッシブ建築(エコ住宅)について考えている姫路の工務店です。
地域性はありますが、パッシブ=自然光である太陽の光を有効活用しない手はありません。
気象庁のHPからエリア毎の気象データを確認する事も出来ます。
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
エリア毎の日射量を確認したい場合は 「NEDO」のHPから。
ちょっとマニアックなので興味あれば見てみて下さい。
これで確認すると私達が主としている瀬戸内エリアは
比較的に日射量は多いエリアになります。
日射取得を有効利用するという考え方は非常にパッシブ建築を考える上で
非常に重要なエッセンスになります。
こちらが姫路の日射取得量のグラフ。
1月の日射取得量は約96Kwh/㎡・月ですね。
これは一ヶ月なので一日に換算さうると1月は30日。
と、いう事は、3.2Kwh/㎡・日
冬の日射時間が約10時間なので3.2/10h=320W/㎡ になりますよね。
これが南の窓の開口が掃出窓だとH2030 W1640 のサイズで面積が3.32㎡。
320×3.32㎡=1062W
ここから日射取得率が・・・
通常のペアガラスで0.79なので、
1062W×0.79=838W/㎡になります。
838W/㎡の熱の取得が出来るということは一般的な電気ストーブと
同じ熱量を自然光から取り入れる事が可能になります。
※ここで注意点があります。
この話には続きがあります。
もう少し突っ込んで検討する必要があります。
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太陽光を有効に使う為にはパッシブ建築を理解した設計が必要になります。
しっかりシュミレーションする事をおすすめします。