セルローズファイバー(デコスドライ)のデメリット・欠点は?
姫路でセルローズファイバーの欠点・デメリットを
考えているクオホーム本田です。
セルローズファイバー(商品名:デコスドライ)とは・・・・
天然の木質繊維のことです。
新聞紙を細かくしたものと言ったほうがわかりやすいでしょうか?
日本ではあまり普及していませんが、アメリカですべての断熱材の中でトップシェアをほこっています。
断熱性能は以下の感じです。
熱の伝え安さの指標でもある熱伝導率で比較してみましょう。
ネオマフォーム(フェノールホーム) ・・・・・・・・・・・・・・・ 0.020W(m・K)
カネライトフォームスーパーE3(押出法ポリスチレンフォーム)・・・・ 0.028W(m・K)
フォームライトSL(硬質ウレタンフォーム)・・・・・・・・・・・・・・ 0.034W(m・K)
ロックウール(無機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.038W(m・K)
高性能グラスウール16K(無機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.038W(m・K)
セルローズファイバー(有機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.040W(m・K)
と、まぁ実はそんなに良いわけではないのです。
が、別にセルローズファイバー否定しているわけではありません。
セルローズファイバーを詳しく知りたい方はこちら↓
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話。 セルローズファイバー編
ただ、意味を履き違えている方が多いです。
セルローズファイバーは調湿効果があるので壁内に
湿気を入れても良いと考えている方が多いです。
それは危険ですよね。
基本的にセルローズファイバーは「断熱材」です。「調湿材」ではないですから。
その辺りを踏まえて動画で解説しています。
セルローズファイバーを採用検討している方は確認しておきましょう↓