袋なしグラスウールのデメリットは?
こんにちは、クオホーム本田です。ご質問を頂きましたので、お答えしていきたいと思います。
【ご質問】
クオホームさんでは袋入りグラスウール、裸のグラスウール、どちらを使いますか。またその理由はなぜですか?
【回答】
グラスウールの中でも、袋入りのグラスウールと裸のグラスウールといったものがあります。
↑ビニールの袋に包まれたグラスウール[マグイゾベールさんのHPより引用]
↑袋に入っていないそのままのグラスウール[マグイゾベールさんのHPより引用]
私たちの住む関西エリアでは、袋に入っているグラスウールが一般的です。なぜかというと、もともと関西エリアなどでは、袋無しグラスウールの物流自体が少なく、単価が高くなります。
反対に、北海道や東北エリアなどでは、裸のグラスウールが主流となっています。
弊社の使っているグラスウールがどちらなのか。
現在は、裸のグラスウールを使っています。袋に入っていないグラスウールです。
主な理由は、施工した際に隙間があるかどうかの確認が目で見てしやすいというところにあります。
そして、外壁。
外周面に筋交いという斜めに入ってる耐震用の柱があります。筋交いがある場合、裸のグラスウールの方が圧倒的に施工がしやすいということで、そちらを採用しています。
最終的には、グラスウールの上に気密シートを貼り、気密をしっかり取るような施工をしています。しっかりとした施工が出来るのであれば、裸のグラスウールの方がいいかなと思います。
ただ、コストの面で見ると、上記でも述べました通り、関西エリアでしたら、流通の多い袋入りグラスウールのほうが安くなります。
その点も踏まえて検討してみて下さいね。