キッチンハウスと神戸スタイルのどちらを選ぶべき?依頼するブランドを判断するポイントを比較解説!
理想のキッチンを実現するため、オーダーメイドでキッチン制作を依頼する際には、優れたキッチンブランドを探す必要があります。
「キッチンハウス」や「神戸スタイル」は、オーダーメイドキッチンを提供する人気ブランドです。
そこで「キッチンハウスと神戸スタイルはどちらがいいのか?」悩んでいる方は、それぞれの特徴を把握して比較検討してみましょう。
この記事では、キッチンハウスと神戸スタイルの特徴を比較していきます。それぞれの魅力を徹底比較しますので、オーダーメイドキッチンを検討している方は自分に合ったメーカーを見極めましょう。
キッチンハウスと神戸スタイルの概要
キッチンハウスと神戸スタイルは、どちらもオーダーメイドキッチンを提供している家具ブランドです。
どちらもオーダーメイドキッチンによって理想のキッチンを実現できますが、「どちらに依頼するべきか」検討しましょう。
キッチンハウスと神戸スタイルの違いを把握するために、まずそれぞれの概要を確認しておいてください。
キッチンハウスの概要
キッチンハウスは、ドイツ製システムキッチンの輸入販売事業を行っている企業です。
1975年に東京都世田谷区に駒沢店を開業して以来、約50年近くもオーダーメイドキッチンを提供してきました。
キッチンハウスは東京都にある「株式会社TJMデザイン」という企業が運営する、日本最高級のカスタムキッチンブランドです。
下記の運営会社が、キッチンハウスを運営しています。
会社名 | 株式会社TJMデザイン |
住所 | 東京都板橋区小豆沢3-4-3 |
創業年月日 | 1909年1月12日 |
設立年月日 | 1945年3月6日 |
代表取締役社長 | 田島 庸助 |
既製品は用意しておらず、フルオーダーメイドです。
神戸スタイルの概要
神戸スタイルは、神戸仕込みのデザインでオーダーメイドキッチンを提供するキッチンブランドです。
「十人十色の家族の暮らしに合わせて、洗練されたスタイル」をコンセプトに掲げて、利用者の家族が生活しやすい設備づくりを心がけています。
神戸スタイルを運営している企業の情報は、下記の通りです。
企業名 | 株式会社KOBE STYLE |
住所 | 神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート10F |
創業年月 | 2004年4月 |
設立年月 | 2016年1月 |
代表 | 山本 由紀 |
引用元|株式会社KOBE STYLE公式ホームページ:会社概要
なお神戸スタイルでは、オーダーメイドキッチンだけでなくオーダーメイドバスも提供しています。
さらにセカンドブランド「FUN×kitchen」でセミオーダー・企画商品も対応可能です。
関連記事:神戸スタイルとは?キッチンやバス・テーブルのカスタマイズ範囲やよくある質問を徹底解説!
キッチンハウスと神戸スタイルの特徴比較
キッチンハウスと神戸スタイルのどちらにキッチンづくりを依頼するべきか、悩んだ際には次の特徴を比較しておきましょう。
- 価格相場
- 納期目安
- 保証期間
- ショールーム
それぞれの特徴を比較して、自分の条件に合うキッチンブランドにオーダーメイドキッチンづくりを依頼しましょう。
価格相場
キッチンハウスと神戸スタイルを比較する際には、価格相場を確認しておくことが大切です。
キッチンづくりにかけられる予算は、人によって決まっているため、各ブランドの価格相場を確認しておく必要があります。
それぞれの価格相場を確認して、キッチンハウスと神戸スタイルどちらに依頼するべきか検討しましょう。
「キッチンハウス」ベーシック(セミオーダー):標準価格194万円〜(税込213万円〜)
オートクチュール(フルオーダー):300万円台〜2,000万円
要お問い合わせ
キッチンハウスのベーシック(セミオーダー)は、標準価格194万円〜(税込213万円〜)から注文できます。
フルオーダーのオートクチュールプランでは、300万円台〜2,000万円と注文内容によって価格帯が幅広いです。
神戸スタイルは、価格相場が公表されておらず、完全にお問い合わせ内容によって見積もりを決定します。
キッチンハウス・神戸スタイルともにオーダーメイドキッチンブランドなので、オーダー内容によって価格相場が大きく変動します。
納期目安
キッチンハウスと神戸スタイルを比較する際には、納期の目安を確認しておきましょう。それぞれの納期目安は、次の通りです。
「キッチンハウスの納期」ベーシック(セミオーダー):注文から約60日
オートクチュール(フルオーダー):注文から約80日
フルオーダー・セミオーダーともに依頼から60日
キッチンハウスのセミオーダーキッチンを手掛けるベーシックプランは、注文から約60日ほどで納品予定です。
神戸スタイルは、フルオーダー・セミオーダー問わずに注文から60日で納品できます。
キッチンハウスのフルオーダーキッチンであるオートクチュールプランは、注文から約80日が納品目安です。
保証期間
キッチンハウス・神戸スタイルともに、納品日から定められた期間は保証されます。キッチンハウスと神戸スタイルどちらに依頼するべきか悩んでいる方は、それぞれの保証期間を定めましょう。
各ブランドが定める保証期間は、次の通りです。
「キッチンハウス」
納品日から27ヶ月の末日まで
どちらも機器についてはメーカーが提示している保証期間に準じます。
ショールーム
キッチンハウスと神戸スタイルの双方ともに、キッチンをオーダーメイドで注文してから完成するまで実物を見ることができません。
そのため、各キッチンを判断する参考として、ショールームで実物を見学できます。
キッチンハウスは、全国12店舗でショールームを開催しています。
ショールーム店舗名 | 住所 |
札幌ショールーム | 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5-3 |
新宿ショールーム | 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビルディング1F |
つくばショールーム | 茨城県つくば市みどりの2-8-2 |
藤岡ショールーム | 群馬県藤岡市上大塚1228 |
立川ショールーム | 東京都立川市富士見町7-39-5 |
世田谷ショールーム | 東京都世田谷区上野毛1-6-8 |
本牧テラスショールーム | 神奈川県横浜市中区本牧原1-4 ムラーラ本牧 1F |
名古屋ショールーム | 愛知県名古屋市千種区井上町13-3 |
大阪ショールーム | 大阪府大阪市西区新町1-7-20 |
神戸ショールーム | 兵庫県神戸市中央区播磨町45 THE45th 9F |
岡山ショールーム | 岡山県岡山市北区辰巳11-106 |
広島ショールーム | 広島県広島市中区大手町1-2-1 おりづるタワー9F |
福岡ショールーム | 福岡県福岡市博多区東平尾 2-16-8 |
神戸スタイルは、神戸と東京の2拠点で開催しており、オーダーメイドキッチンの実物を見学できるのは神戸ショールームのみです。
神戸ショールーム | 神戸市東灘区向洋町中6-9 六甲アイランド 神戸ファッションマート10F |
東京ショールーム | 東京都世田谷区駒沢5丁目14-6 GATHERING PLACE 駒沢 |
それぞれのショールームは完全予約制で見学ができますので、各ホームページから予約を完了してからショールームを見学しにいきましょう。
キッチンハウスと神戸スタイルどちらにも共通するポイント
キッチンハウスと神戸スタイルのどちらも、オーダーメイドでキッチンを手掛けるという共通点があります。
その他に挙げられるキッチンハウスと神戸スタイルの共通点は、次の通りです。
- デザイン〜施工までを一貫して自社で担当する
- 理想のキッチンを実現できる
- システムキッチンより高額なコストがかかる
オーダーメイドキッチンの注文を検討している方は、それぞれの共通点を確認しておきましょう。
デザイン〜施工までを一貫して自社で担当する
キッチンハウスと神戸スタイルの共通点は、キッチンのデザインから施工までを一貫して自社で担当することです。
従来のシステムキッチンを導入する際には、キッチンの製造・施工・デザインまでを各メーカーが行います。
そのため、複数の業者とやり取りをする手間がかからず、同一の担当者と取引ができるため安心です。
理想のキッチンを実現できる
キッチンハウスと神戸スタイルの共通点は、オーダーメイドによるキッチンづくりで理想のキッチンを実現できることです。
自分のこだわりの仕様やデザインでキッチンをカスタマイズして、使いやすく趣味嗜好に合ったキッチンを作れます。
そのため毎日の料理が楽しく使いやすいキッチンを入手できるため、利用者の満足感が高いです。
システムキッチンより高額なコストがかかる
キッチンハウスと神戸スタイルの共通点は、システムキッチンより高額なコストがかかる可能性があることです。
システムキッチンであれば安いものだと50万〜150万円ほどで導入できますが、オーダーメイドキッチンは数百万円〜数千万円と高いコストがかかってしまいます。
もちろんシステムキッチンでもグレードの高いものは高額になりますので、ご自身がどういったキッチンにしたいかで比較すると良いでしょう。
キッチンハウスと神戸スタイルどちらが向いているか判断するポイント
キッチンハウスと神戸スタイル双方の特徴と共通点を確認しても「自分がどちらに依頼すべきかわからない」と悩んでしまう方もいるでしょう。
キッチンハウスと神戸スタイルどちらが向いているか分からない方は、次のポイントで判断してみてください。
- 東京、神戸以外の地方や郊外などに住んでいるなら「キッチンハウス」
- セミオーダーで仕上げたいなら「キッチンハウス」
- キッチンだけでなくお風呂場もオーダーメイドしたいなら「神戸スタイル」
- 収納力を重視するなら「神戸スタイル」
- 国産のオーダーメイドキッチンを実現したいなら「キッチンハウス」
それぞれのポイントから、自分がどちらのブランドに向いているか判断しましょう。
東京、神戸以外の地方や郊外などに住んでいるなら「キッチンハウス」
キッチンハウスと神戸スタイルのどちらもショールームを見学して実物を確認しますが、キッチンハウスの方がショールームを全国展開しており見学に行きやすいです。
神戸スタイルのショールームは、神戸と東京の2拠点しかないため、地方や郊外に住んでいる方はショールームが遠く不便に感じるでしょう。
そのため、地方や郊外に住んでいる方は、キッチンハウスの方がショールーム見学に行きやすいです。
セミオーダーで仕上げたいなら「キッチンハウス」
フルオーダーでなくセミオーダーでキッチンを仕上げたいなら、キッチンハウスが向いています。
神戸スタイルはキッチンをフルオーダーでのみ提供しているため、予算を抑えてセミオーダーキッチンを依頼しようとしても対応していません。
対して、キッチンハウスにはセミオーダーのベーシックプランがあるため、フルオーダーでは予算が足りない方でも気軽にオーダーメイドキッチンを依頼できます。
そのため、セミオーダーでキッチンを仕上げようと考えている方は、神戸スタイルよりキッチンハウスがおすすめです。
ただし、神戸スタイルにもセミオーダー・企画商品を提供するセカンドブランド「FUN×kitchen」があるため、そちらに依頼すればセミオーダーでキッチンを仕上げられます。
キッチンだけでなくお風呂場もオーダーメイドしたいなら「神戸スタイル」
キッチンだけでなくお風呂場もオーダーメイドで手掛けたい方は、神戸スタイルがおすすめです。
神戸スタイルは、オーダーメイドキッチンだけでなくバスも提供しているため、お風呂場も自分好みで設計・施工できます。
キッチンだけでなくお風呂場も自分好みに仕上げたい方は、キッチンハウスより神戸スタイルに依頼しましょう。
収納力を重視するなら「神戸スタイル」
キッチンの収納力を重視して選ぶなら、神戸スタイルがおすすめです。
キッチンハウスは、収納がシンプルすぎて自身でカスタマイズする必要が出てきます。
神戸スタイルは収納面にもこだわっており、徹底的に使いやすい収納デザインを提案してくれるため、収納力重視でキッチンを選びたい方におすすめです。
さらに収納に使用するスライド機構や丁番などの金物は、ドイツのBLUM社製を標準採用しており高品質なものばかりを採用しています。
ただし、キッチンハウスも別売りの収納グッズを活用すれば、収納力をアップすることも可能です。
収納力を重視するなら神戸スタイルが向いていますが、キッチンハウスでオーダーメイドキッチンを依頼したい場合は、追加で収納グッズを購入しましょう。
関連記事:キッチンハウスで後悔する理由とは?口コミ・評判から後悔しないためのポイントを徹底解説!
国産のオーダーメイドキッチンを実現したいなら「キッチンハウス」
国産のオーダーメイドキッチンを実現したいなら、神戸スタイルよりキッチンハウスがおすすめです。
キッチンハウスは素材は欧州から仕入れていますが、生産は群馬県の自社工場で行っています。
そのためキッチンハウスで使用する素材は、すべて国産になるため日本製のオーダーメイドキッチンが欲しい方に向いています。
オーダーメイドキッチンで理想のキッチンを実現しよう!
キッチンハウスや神戸スタイルでオーダーメイドキッチンを依頼して、理想のキッチンを実現しましょう。
キッチンハウスと神戸スタイルは、どちらもオーダーメイドキッチンを提供しているキッチンブランドなので、自分好みの理想のキッチンを実現できます。
ただし、どちらもショールームの位置や納期の目安が異なるため、自分の仕様や好みに適したキッチンブランドを選ぶことが大切です。
この記事で紹介した判断ポイントを確認して、自分に向いているキッチンブランドにオーダーメイドキッチンを依頼しましょう。