キッチンハウスは収納力が低い?収納力をアップさせるコツやアクセサリーをご紹介!
キッチンの収納について考える、クオホームの本田です。
キッチンハウスは、高品質な素材・機器を自分好みにカスタマイズできるオンリーワンキッチンが魅力的です。
自分好みのキッチンに仕上げられるため、こだわりたい方はキッチンハウスも有力候補となるでしょう。
しかしキッチンハウスは収納力の低さがデメリットとも言われているため、収納力をアップさせるコツを知っておかないと不便でストレスに感じる可能性も…。
この記事では、キッチンハウスの収納力について、収納アクセサリーの種類と併せて解説します。
キッチンの収納力を上げるコツも一緒に紹介しますので、最後まで読んでキッチンハウスを選ぶべきか検討してみましょう。
キッチンハウスの収納は?
キッチンハウスの収納力は低いと称されることがあります。キッチンハウスの収納は、次のような特徴があります。
- 収納がシンプルすぎる
- 収納アクセサリーで収納力をアップできる
キッチンハウスの収納力を確認して、キッチン選びの参考にしてください。
収納がシンプルすぎる
キッチンハウスの収納スペースは、小物を分けて保管する収納ポケットがなく、ガランとした大きな空洞があるだけです。
収納するスペースがないわけではなく、自分でレイアウトしなければいけないという点で、不便だと感じる人もいるようですね。他のキッチンブランドの場合は、「どこに何を収納すべきか」用途が明確化されており、キッチン用語や調味料を収納しやすい仕様になっていることが多いです。
後述する、収納アクセサリーなどを使って工夫できるようでないと、使いこなすハードルは高いかもしれません。
収納アクセサリーで収納力をアップできる
キッチンハウスは収納力が低いですが、収納アクセサリーを活用すれば収納力をアップできます。
収納アクセサリーには、物を小分けに入れて収納できる仕切りや、滑り止めシート・包丁ラックなど種類はさまざまです。
キッチンハウスでこだわりのキッチンを実現したい方は、収納アクセサリーを導入すれば収納力をアップできます。
キッチンハウスの収納アクセサリーの種類
キッチンハウスを採用すべきか悩んでいる方は、キッチンハウスの収納アクセサリーの種類を把握しておきましょう。
なお、キッチンハウスが販売している収納アクセサリーは、すべてレグラキャビネット用サリーです。
収納アクセサリーを購入する前に、キッチンハウスの「レグラキャビネット」と「タンデムキャビネット」の違いを理解しておきましょう。
レグラキャビネットとは、次のような特徴があるキャビネットです。
- キャビネット側面がダークグレー
- ブランドロゴがダークグレーでキャビネット下部に記載
タンデムキャビネットはの特徴は、次の通りです。
- キャビネット側面がライトグレー
- ブランドロゴがダークグレーでキャビネット上部に記載
レグラキャビネットを使用している場合は、次の収納アクセサリーを活用して収納力をアップできます。
- エバルトアクセサリー(セット品)
- エバルトアクセサリー(単品)
- スチール製アクセサリー
- 包丁トレイ
- 樹脂製アクセサリー
- ノンスリップマット(スパイス収納用)
- ノンスリップマット(引出し用)
それぞれの商品名と価格を解説しますので、収納アクセサリーを選ぶ際の参考にしてください。
エバルトアクセサリー(セット品)
エバルトアクセサリー(セット品)は、キャビネット下部の収納力をアップさせるアイテムです。エバルトアクセサリー(セット品)には、次のような製品があります。
商品名 | 価格(税込) |
ボックスセット[1] | 26,400円 |
ボックスセット[2] 引出し奥行474mm用 | 19,800円 |
ボックスセット[2] 引出し奥行524mm用 | 19,800円 |
木製ナイフブロックセット | 19,800円 |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「エバルトアクセサリー(セット品)」
エバルトアクセサリー(単品)
エバルトアクセサリー(単品)は、キャビネット内に入れて活用すればキッチンの収納力をアップできる製品です。
エバルトアクセサリー(セット)で販売されている製品を単品で購入できるため、必要な製品だけを購入してコストを抑えられます。
エバルトアクセサリー(単品)の製品は、次の通りです。
商品名 | 価格(税込) |
BOX 浅型 D322_KC2433BL | 6,600円 |
BOX 浅型 D472_KC2448BL | 6,600円 |
BOX 浅型 D522_KC2453BL | 6,600円 |
BOX 深型 D150_KC2415BM | 6,600円 |
BOX 深型 D200_KC2420BM | 6,600円 |
BOX 深型 D236_KC2424BM | 6,600円 |
BOX 深型 D286_KC2429BM | 6,600円 |
BOX 深型 D322_KC2433BM | 6,600円 |
カトラリー用仕切り(3分割)_KC2833PL3 | 6,600円 |
カトラリー用仕切り(4分割)_KC2348PL2C | 6,600円 |
カトラリー用仕切り(6分割)_KC3348PL3 | 6,600円 |
スパイス収納_KC1846S | 6,600円 |
ボトル用仕切り D472_KC1948PMB | 6,600円 |
ボトル用仕切り D522_KC1953PMB | 6,600円 |
マルチ仕切り 浅型 D322_KC1033PL1 | 6,600円 |
マルチ仕切り 浅型 D472_KC1048PL1 | 6,600円 |
マルチ仕切り 浅型 D522_KC1053PL1 | 6,600円 |
マルチ仕切り 浅型(3分割)_KC3348PL2 | 6,600円 |
マルチ仕切り 深型 D472_KC1048PH | 6,600円 |
マルチ仕切り 深型 D522_KC1053PH | 6,600円 |
木製ナイフブロック(5本用)_KC1838N | 13,200円 |
調理器具用仕切り(3分割)_KC2348PL2K | 6,600円 |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「エバルトアクセサリー(単品)」
エバルトアクセサリー(単品)は、「木製ナイフブロック」を除くすべての製品が6,600円(税込)で購入できます。
そのため必要な製品だけを購入して、キッチンの収納力を高められます。
スチール製アクセサリー
スチール製アクセサリーは、名前通りスチール性の収納アクセサリーです。キャビネット内にスチール製アクセサリーを取り付けることで、小物を分けて収納するスペースをつくり、収納力をアップします。
キッチンハウスのスチール製アクセサリーは、次の通りです。
商品名 | 価格(税込) |
スチール製トレイ(2分割)_KACA186ATA | 13,200円 |
スチール製トレイ(3分割)_KACA186BTA | 13,200円 |
スチール製トレイ(6分割)_KACA276ATA | 19,800円 |
スチール製仕切り(D324引出し専用品)_KACA7BTA | 6,600円 |
スチール製仕切り(D474引出し専用品)_KACA7ATA | 6,600円 |
木製ナイフブロック(4本用)_マグネット付_KACA117ANB | 13,200円 |
木製仕切り_マグネット付_KACA117AWD | 3,300円 |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「スチール製アクセサリー」
スチール製アクセサリーには、スチール製トレイの他に木製のナイフブラックや仕切りも含まれます。
包丁トレイ
包丁トレイを活用すれば、キャビネット内に包丁を効率よく収納できます。キッチンハウスが販売する包丁トレイは、次の2種類です。
商品名 | 価格(税込) |
包丁トレイ(ダークグレー)_W4300 | 3,300円 |
包丁トレイ(ライトグレー)_W3300 | 3,300円 |
包丁トレイはダークグレイとライトグレーの2カラーがあり、自分好みのカラーコーディネートを実現しながら収納力アップできます。
樹脂製アクセサリー
樹脂製アクセサリーは、樹脂製のトレイをキャビネット上部の引き出しに置いて、収納力をアップさせる製品です。
キッチンハウスが販売する樹脂製アクセサリーは、次の3種類があります。
商品名 | 価格(税込) |
樹脂製トレイ (2分割)専用仕切り_KACA300AFD | 550円 |
樹脂製トレイ(2分割)_KACA300AF | 3,300円 |
樹脂製トレイ(6分割)_KACA300AS | 3,300円 |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「樹脂製アクセサリー」
樹脂製アクセサリーを活用すれば、カトラリー類を収納する際に役立ちます。
ノンスリップマット(スパイス収納用)
ノンストップマット(スパイス収納用)は、キャビネット内に収納する物が動かないようにする滑り止め用のマットです。
スパイス類の滑り止めとして活用できる、ノンストップマット(スパイス収納用)は、次の2種類があります。
商品名 | 価格(税込) |
ノンスリップマット スパイス収納小引出し用 | 880円 |
ノンスリップマット スパイス収納用 | 880円(奥行468×幅69)1,210円(奥行468×幅119) |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「ノンストップマット(収納用)」
スパイス類を動かないように効率よく収納したい方は、ノンストップマット(スパイス用)を活用しましょう。
ノンスリップマット(引出し用)
ノンスリップマット(引出し用)は、キャビネット内に収納する鍋やフライパン・仕切りやトレイを動かないように固定する滑り止め用マットです。
キッチンハウスが販売するノンストップマット(引出し用)は、次の種類があります。
商品名 | 価格(税込) |
ノンスリップマット 引出し奥行244mm用 | 880円(奥行244×幅277)〜2,090円(奥行244×幅527)※幅によって価格変動あり |
ノンスリップマット 引出し奥行324mm用 | 1,210円(奥行324×幅277)〜6,050円(奥行324×幅1127) |
ノンスリップマット 引出し奥行424mm用 | 1,210円(奥行424×幅177)〜7,480円(奥行424×幅1127) |
ノンスリップマット 引出し奥行474mm用 | 1,320円(奥行474×幅177)〜8,360円(奥行474×幅1127) |
ノンスリップマット 引出し奥行524mm用 | 1,430円(奥行524×幅177)〜9,240円(奥行524×幅1127) |
参照|キッチンハウス公式オンラインストア「ノンスリップマット(引出し用)」
キッチン内にある器具や調味料などを動かさずに収納したい方は、ノンストップマット(引出し用)を購入しましょう。
キッチン収納の3原則
キッチン内の物を綺麗に収納するために、次の3原則を意識しましょう。
- 収納物をグループ分けする
- 収納場所は使用用途に合わせる
- 収納スペースに余裕をもたせる
それぞれのポイントを意識しておけば、キッチンの収納力を上げて物を収納できます。キッチンハウスのシンプルな収納をうまく活用するために「キッチン収納の3原則」を実践しましょう。
収納物をグループ分けする
キッチン収納は、収納物をグループ分けすることが大切です。
調味料・カトラリー・食材・ストック類など、ジャンルごとに収納場所を確保しておけば、必要な物をスムーズに探し出せます。
また普段料理や掃除する際の導線を考えて収納場所を決めておくと、スムーズに必要な物を取り出せて便利です。
鍋やフライパンなど火にかける物はコンロ近くの収納に、食器類やカトラリー類はダイニングテーブルに近い収納に格納するなど、収納方法を工夫してください。
収納場所は使用用途に合わせる
キッチン収納は、収納場所を決める際に使用用途に合わせておくと使いやすいです。
使用頻度が高い物を収納スペースの取り出しやすい場所に収納しておけば、普段の料理時にスムーズに取り出せて便利です。
使用頻度の低い物は思い切って処分するか、取り出しにくい収納場所に置いておいて、必要な時に取り出せる工夫をしておきましょう。
使用用途に合わせて収納場所を決めておくと、日々の生活が楽になります。
収納スペースに余裕をもたせる
キッチン内の収納スペースをフル活用しようと、物を詰め込みすぎると必要な時に物を取り出しにくくなります。
結果として物を収納場所に戻さず、キッチンやテーブルに出しっぱなしの状態が続いたり、所定の位置とは別の場所にしまったり…は、耳が痛くなる人もいるのではないでしょうか。
必要な物をスムーズに探し出して取り出すために、収納スペースに余裕をもたせることが重要です。
新築でキッチンの導入を検討しているのであれば、キッチンとは別でパントリーを設けるというのも選択肢のひとつです。
キッチンハウスの収納力を上げるコツ
キッチンハウスのシンプルすぎる収納を、うまく活用するには「収納力を上げるコツ」を把握しておくことが大切です。
キッチンハウスの収納力を上げるコツとして、次の方法を実践してみましょう。
- フライパンは立て収納
- ラックを活用して収納力アップ
- フックやバスケットで吊り収納
キッチンハウスの収納力を上げるコツを実践して、キッチン内の物を整理整頓してください。
フライパンは立て収納
キッチン内の収納力を上げるために、フライパンは立て収納で保管しましょう。
フライパンを重ねて保管している場合は、必要なフライパンや鍋を使用する際に上に乗っている物が邪魔となり、取り出しにくいです。
フライパンを仕切りや本棚を活用して、立て収納で保管すると空間を有効活用しましょう。
キッチンハウスの収納アクセサリー以外にも、100円均一の収納アイテムや本仕切り等を活用すれば、簡単にフライパンを立て収納できます。
ラックを活用して収納力アップ
キッチンハウスの収納力を上げるコツとして、ラックを活用して収納力をアップさせましょう。
キャビネット下部の引出しや開き戸の収納スペースは、ガランと大きな空洞が空いているため多くの物を収納できます。
ただし、高さがある収納スペースに物を配置するには、重ねて置くしか方法がありません。
広い収納スペースを有効活用するために、ラックを活用すれば多くの物を収納できます。
ラックを活用すれば広い収納スペースに、多くの物を置ける「棚」を作り出せるため収納力がアップします。
キッチンハウスのシンプルすぎる収納を有効活用するために、収納ラックを購入して活用しましょう。
フックやバスケットで吊り収納
キッチンハウスの収納力を上げるコツとして、フックやバスケットで吊り収納する方法もあります。
フックやバスケットをキッチン上部の開き戸に設置して、物を吊り下げて収納してください。
ラップやアルミホイル・キッチンペーパーやスパイス類など、軽くてよく使用する物を吊り下げて収納すれば、キャビネット内の収納スペースを空けて他の物を配置できます。
限られた収納スペースを有効活用するために、吊り収納を活用して物を取り出しやすく収納しましょう。
キッチンハウスの収納力を最大限に活かそう
キッチンハウスは収納がシンプルすぎて不便…と思う人もいるかもしれませんが、逆に考えると自由度が高いとも言えますね。
専用の収納アクセサリーを使って、好みのレイアウトにするのも良いですし、100円均一で売っている収納グッズを有効活用するのも良いでしょう。ほかにも無印良品やニトリの収納グッズをうまく使う方法もあります。
せっかくキッチンにこだわるなら、収納ともしっかり向き合ってみるのも良いのではないでしょうか。