姫路市でおしゃれな庭を作りたい!ウッドデッキ導入のポイントや費用など
おしゃれな庭を作りたい場合は、ウッドデッキの設置がおすすめです。
ウッドデッキによって、屋外に温かみのあるスペースを設けることで、居住面積を増やせます。
またビニールプールやバーベキューをする専用スペースも確保できるため、子育てやアウトドアを楽しみたい方に向いています。
姫路市でおしゃれな庭を作りたい方は、ウッドデッキを導入する際のポイントや費用相場を確認しておきましょう。
この記事では、ウッドデッキを導入する際のポイントと費用相場について詳しく解説します。ウッドデッキを設けるメリットも併せて解説するので、最後まで読んで導入を検討しましょう。
ウッドデッキとは?テラス・バルコニーとの違い
ウッドデッキとは、木材や木材と樹脂を混ぜた合成木材を使って、屋外に設置するスペースのことです。
一般的にリビングからウッドデッキへとつながるように設計し、家と庭の間に設置されます。
ウッドデッキと同じように屋外スペースを設ける外構は存在しますが、それぞれ違いがあります。
下記のウッドデッキと混合されやすい外構の違いを確認して、自宅に設けるなら「どれがいいか」を検討しましょう。
- テラス
- バルコニー
ウッドデッキとテラスの違い
ウッドデッキとテラスの違いは、使用用途や素材が異なることです。
一般的にウッドデッキは、屋内スペースの延長として屋外に設けられることが多く、木材や合成木材など「木の温かみを感じる」素材を使用します。
対してテラスは、フランス語で「盛り土」の意味を持ち、地面より少し高いスペースに設置されます。
テラスは木材の他に、石やタイルなどの素材を使用することも多く、あくまで庭の一部として扱われる外構です。
ウッドデッキとバルコニーの違い
ウッドデッキとバルコニーの違いは、設置する階数が異なることです。
一般的にウッドデッキは、1階部分のリビングからアクセスできる屋外スペースとして、庭に設置されます。
対してバルコニーは、2階以上の部屋の外に設置され、屋根がない特徴があります。ベランダと混合されやすいですが、ベランダは屋根やひさし・軒があるのに対して、バルコニーは屋根が無くベランダより広いスペースです。
なお、バルコニーの下が居住スペースになっている場合は、ルーフバルコニーと呼びます。
ウッドデッキは2階にも作れる?
一般的にウッドデッキは1階部分に作られるケースが多いですが、2階に設置することも可能です。
2階にウッドデッキを設置すると、景観や開放感を楽しめ、1階部分とは異なる雰囲気を堪能できます。
戸建て住宅の2階にウッドデッキを設置すると、「バルコニーデッキ」や「スカイデッキ」とも呼ばれ、バルコニーの特徴を兼ね備えたウッドデッキが出来上がります。
2階にウッドデッキを作る方法は、以下の3種類です。
- バルコニーにウッドデッキを設置する
- ウッドデッキを備え付ける
- カーポートの上にウッドデッキを設置する
それぞれの方法を確認して、2階にウッドデッキを設置しましょう。
バルコニーにウッドデッキを設置する
2階にウッドデッキを設ける方法の1つは、バルコニーにウッドデッキを設置する方法です。
バルコニーにウッドデッキを敷くだけで設置が完了するため、手間とコストを抑えて、気軽に導入できます。
バルコニーにウッドデッキを設置する方法として、主に次の3とおりの方法があります。
- 業者に依頼する
- DIYする
- 簡易的に設置できるパネルタイプを敷く
DIYやパネルタイプのウッドデッキを購入すれば、大幅にコストを抑えられるため導入しやすいです。
ウッドデッキを備え付ける
2階部分にウッドデッキを備え付ければ、傾斜地などのスペースを有効活用できます。
足場を高く組んで2階部分にウッドデッキを設置するため、基礎部分の案税制の確保が求められます。
しかしすべての傾斜地に施工できるとは限らないため、ウッドデッキが設置できる土地か業者に確認しておきましょう。
カーポートの上にウッドデッキを設置する
カーポートの上にウッドデッキを設置する方法は、空間を有効活用できるため、住宅密集地に家を建てる際におすすめです。
1階部分は駐車スペース・2階部分はウッドデッキと、空中のデッドスペースを活用できるため、敷地面積が限られている住宅でも広々とスペースを確保できます。
1階部分にウッドデッキと駐車スペースの両方を確保できない庭が狭い住宅は、2階部分にウッドデッキを設置しましょう。
ウッドデッキ導入にかかる費用、相場など
ウッドデッキ導入にかかる費用は、サイズや素材によって大きく変動します。
天然木材を使用したウッドデッキは費用が高額になりやすく、安価な合成木材は費用を抑えられますが、風合いが落ちてしまいます。
そのため、予算と求める質感・サイズに応じて、ウッドデッキを選ぶことが大切です。
費用目安は50万円以内で収まるケースもあれば、100万円以内、100万~200万円ほどかかるケースなどさまざまです。
設置するスペースの大きさと使用したい素材のグレードに応じて、費用を確保しておく必要があります。
詳しくは施工業者に見積依頼して、費用相場を確認しておきましょう。
ウッドデッキはDIYできるのか
ウッドデッキの導入を検討していて「DIYで作れる?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、ウッドデッキはDIYで制作することが可能です。
ウッドデッキをDIYする際には、次の手順で実施しましょう。
- 図面を作る
- 必要な材料を揃える
- 工具や道具を揃える
- 木材をカット・塗装する
- 土台を組む
- 床材を張る
- ウッドデッキの完成
ウッドデッキをDIYするには、図面を作ったり木材をカット・塗装する技術が必要です。
さらに電動ドライバーや丸ノコ・レンチなどの工具や道具を揃える必要があり、準備に手間とコストがかかります。
普段から日曜大工やDIYを楽しんでいる方であれば、DIYでウッドデッキを制作することも可能ですが、耐久性やメンテナンス性を考えたときにプロの業者に依頼したほうが安心です。
理想のウッドデッキを設置するために、高い技術力と提案力を兼ね備えた施工業者に依頼しましょう。
ウッドデッキを設けるメリット・デメリット
ウッドデッキは、バーベキューやビニールプールの専用スペースとして活用したり、洗濯物や団らんスペースとして活用したりと、さまざまな方法で空間を有効活用できます。
しかしウッドデッキを設けると、メリットだけでなくデメリットも発生するため、双方を確認してから導入を検討することが大切です。
憧れだけでウッドデッキを設けるのではなく、メリットとデメリットを確認して、導入するべきか慎重に検討しましょう。
ウッドデッキを設けるメリット
ウッドデッキを設けるメリットは、次のとおりです。
- 開放感のあるリラックススペースが増える
- 団らんのスペースとして使える
- 洗濯物や布団干しのスペースとして使える
- ペットや子どもの遊び場として使える
各メリットを解説するので、ウッドデッキの魅力を確認しましょう。
開放感のあるリラックススペースが増える
ウッドデッキは「もう1つのリビング」と称されることもあり、開放感のあるリラックススペースとして使えます。
屋内のリビングは、構造上の問題や建ぺい率・容積率の制限により、思い通りの広さで設計できない可能性があります。
しかしウッドデッキは、屋外に設置するスペースなので、庭のデッドスペースを有効活用することが可能です。
さらに屋外にリラックススペースを設けることで、外の風や空気を感じられる開放感のある空間を設けられます。
ウッドデッキはガーデニングやDIYなど、屋内では行いにくい趣味のスペースとしても活用することが可能です。
家の中ではDIYやガーデニングなどためらってしまいますが、屋外のウッドデッキであれば、思う存分に趣味を楽しめます。
開放感のあるウッドデッキでハーブや野菜を育てれば、料理の幅も広がるため、キッチンに立つ楽しみも増えます。
団らんのスペースとして使える
ウッドデッキを設けるメリットは、団らんスペースとして使えることです。
天気の良い日にテーブルと椅子を用意して簡易的なピクニックを楽しんだり、夜はキャンドルでムードを演出しておしゃれなディナーを楽しんだりと、普段とは異なる団らんの場を設けられます。
さらに1人で日向ぼっこや友人を招いてバーベキューを楽しむことも可能です。
ウッドデッキは、屋外スペースである利点を生かして、外の雰囲気を楽しみながら団らんできる点が魅力的です。
自宅に少し優雅な贅沢スペースを設ければ、心身のリフレッシュにもつながります。
洗濯物や布団干しのスペースとして使える
ウッドデッキは、洗濯物や布団・ラグを干すスペースとして使えます。
ベランダやバルコニーではスペースが足りない場合でも、ウッドデッキがあれば布団を広々と干すことが可能です。
さらにウッドデッキは1階部分に設置されているケースが多く、2階にあるベランダやバルコニーに行くより、負担が少ないです。
家の中につながっているため、急な雨が降ってもすぐに取り込めるため、安心して洗濯物や布団を干せます。
ペットや子どもの遊び場として使える
ウッドデッキは、ペットや子どもの遊び場として使えるため、ペットや子どもがいる家庭におすすめです。
夏にはビニールプールを設置して子どもやペットに水遊びをさせたり、遊具やオモチャを置いておけば外で簡易的に遊べるスペースを確保できたりと、さまざまな使い方ができます。
犬や猫を飼っている家庭では、芝生の上で遊ばせるとダニやノミが心配な場合でも、ウッドデッキであれば害虫がつくリスクも少ないため安心です。
ウッドデッキを設けるデメリット
ウッドデッキを設けるデメリットは、次のとおりです。
- 定期メンテナンスが必要
- 掃除や手入れが大変
- 設置コストがかかる
メリットと併せてデメリットも確認して、自宅にウッドデッキを設けるべきか検討しましょう。
定期メンテナンスが必要
ウッドデッキは、普段から雨風にさらされているため、定期メンテナンスを実施しなければなりません。
メンテナンスを怠ると、腐食や劣化・シロアリが浸食する原因となるため、定期的に防腐処理や塗装・傷みを修繕する必要があります。
さらに素材が天然素材の場合は数年、長持ちする木材でも15年ほどでリフォームが必要となり、ランニングコストがかかってしまいます。
定期メンテナンスの手間とコストがかかる点が、ウッドデッキを設けるデメリットです。
掃除や手入れが大変
ウッドデッキは、定期メンテナンスの他に日々の掃除や手入れが難しいデメリットがあります。
ウッドデッキはリビングと高さを揃えるため、地面より少し高い位置に設けられるため、ウッドデッキの下に雑草や害虫・ときには野良猫が住みつくことがあります。
ウッドデッキの下は掃除がしにくく、手入れも腰を屈めたり潜り込んだりしなければならないため大変です。
雨の湿気を拭かないと腐食の原因となり、風によってゴミや砂ぼこりが運ばれてくるため、日々の掃除が欠かせません。
ウッドデッキを設けなければ、発生しなかった掃除や手入れの手間がかかることを理解した上で、導入を検討する必要があります。
設置コストがかかる
先ほども解説したとおり、ウッドデッキを設置するには高額な費用がかかります。
ウッドデッキは住宅建設後に、外構工事として設置されるケースが多く、住宅購入費とは別に外構工事費用を用意しなければなりません。
家を建てる際に、土地購入費と住宅購入費のみを予算に含めている場合、ウッドデッキを設置することで予算をオーバーする可能性があるため注意しましょう。
まとめ
ウッドデッキは、リビングからつながる屋外スペースとなるため、自宅に団らんスペースやリラックススペースを設けられます。
ウッドデッキは屋外の特性を生かして、バーベキューや水遊び、洗濯物などで有効活用することが可能です。
開放感のあるウッドデッキで、カフェタイムやランチ・ディナーを楽しめば、普段とは異なる優雅な時間を過ごせ、簡易的に非日常を楽しめます。
しかしウッドデッキは、定期メンテナンスや日々の掃除や手入れの手間がかかるため、導入する前にメリットとデメリットの双方を確認しておくことが大切です。
ウッドデッキは住宅建築費ではなく、外構工事費に含まれるため、予算をオーバーしないよう見積もりを確認しておきましょう。
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