2階リビングの注意点は?

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こんにちは、クオホーム本田です。

ご質問がありましたので、それについてお答えしていきたいと思います。

 

【ご質問】

いつも動画を見て勉強させていただいています。現在間取りの検討中ですが、狭小地で日当たりが悪いため、吹き抜けリビングまたは2階リビングを検討しています。

予算的および冷暖房計画には2階リビングの方が楽なのですが、階段、荷物運びと家族とのふれあいが不安です。2階リビングと吹き抜けリビングはどちらがお薦めですか?

 

【回答】

将来のことを考えると、やはりリビングは1階をお薦めします。

 

生活動線の事を考えると、家に帰ってきて必ず2階に上がらなければならないというのは、若いうちはいいですが、歳をとるにつれて足腰弱ってくると、2階に上がる事がだんだんしんどくなります。

 

ですから、まず1階リビングを前提に日当たりを考えたり、冷暖房計画が取れないかを考えていくのがベストかなと思っています。

 

どうしても日当たりが取れない場合は、2階のリビングでもいいのかなと思いますが、もしスペースに余裕があるのであれば、畳1枚分ぐらいのスペースを空間として用意しておくか、1,2階の同位置に収納を設けておいてください。

 

最近は、畳1畳分ぐらいのスペースでホームエレベーターが設置できるそうなので、上下階の動線が合う場所にスペースを空けておくのがいいかもしれませんね。万が一、20~30年後、足腰が弱った時にホームエレベーターを設置する事で、上下階の行き来が楽になるので、その問題は解決できそうです。

 

 

家族とのふれあいについても書いてありますが、確かに、1階に個室がある場合、子供の帰宅が分かりにくかったり、そのまま個室で過ごしてしまうような場合も多いかもしれませんね。

 

そういった場合は、1階に来客間・寝室・浴室などの水回りを設置して、2階に子供部屋を設置するのもいいかもしれません。そうすると、子供が出かけたり帰ってきたりする時に顔を合わせられるので、安心ですね。子供が巣立った後は、その部屋を寝室や書斎にする事もできます。

 

もし、それが出来ない場合は、子供が帰ってきた時や出かける際に分かるようなベルやセンサーなどの取り付けも検討されてみてもいいかもしれませんね。

 

2階リビングはなんといっても開放的で日当たりが良いのが魅力です。しかし、それだけではなく、将来の生活スタイルを見据えた上で、家族の住みよい間取りを考えられてはいかがでしょうか。

 

 

動画でも解説しています

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