木製外壁とサイディングどっちかメンテナンスが大変・デメリットは?
こんにちは、クオホーム本田です。
ご質問がありましたので、それについてお答えしていきたいと思います。
【ご質問】
こんばんは。クオホームさんのホームページ、動画などで家づくりのことを学ばせてもらっています。
クオホームさんのホームページのトップ画面の白と木の外壁のお宅が素敵だなと思うので、木材をアクセントに取り入れた外壁を考えております。
そこで質問なのですが、木の外壁は窯業系サイディングやガルバリウムと比較すると耐久性やメンテナンス頻度、メンテナンスコストなどはやはり劣るものなのでしょうか。
【回答】
木ですからね。
でも色の変化を楽しんだり、色褪せも風合いという事で許せたりもします。サイディングが色褪せてしまうと、ただの汚い薄汚れた壁にしかなりません。
画像引用元:フルマークハウス様 https://www.fm-house.jp/works/3435/
はて、メンテナンス頻度やコストで比べると、木の方が劣ってしまうのか?
木のメンテナンスと言っても色が変化したり褪せてしまったりする事も、味わい深いと考えると何の問題もありません。また、樹種や施工方法によっては、丈夫で長持ちする素材でもあります。
メンテナンスをしようと思えば塗装も考えなくてはいけませんが、味わいだと思えるのであれば、むしろメンテナンスフリーだと思っております。
それに比べて窯業系サイディングは、グレードと色が選ぶ時の重要ポイントになります。
色目によって汚れが目立ったり、商品のグレードによっては、すぐに汚れが付着する事もあります。
そして、サイディングの場合は汚れると、ただただ汚れた壁にしか見えなくなります。
そこをどう捉えるか。
サイディングでも、最近はもう少なくなってきてるとは思いますが、低グレードの製品ではなく、少し高級グレードの製品を使うというのもひとつの手。
そして、僕らがよく話しているコーキング。白いサイディングを使うと、コーキングが汚れると白の外壁に挟まれたところに黒のラインが出てくるので、それが本当に汚く見えてきます。
ですから、それを考えるとコーキングレスのサイディングを使ったりする方がいいんじゃないかと思います。
それらをすべて含めて考えると、個人的な意見ではありますが、メンテナンスコストというのはサイディングも意外とかかるのかもな~と思ったりもします。
木の経年変化による風合いが良いかどうかは個人の感じ方によるところですが、ご自身が木の雰囲気が好きなのであれば、個人的にはぜひお薦めしたい素材です。