壁がびしょ濡れ!手遅れにならないよう部屋全体で行う結露対策を解説!

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結露は窓に発生するイメージが強いですが、壁にも発生するケースがあります。

結露対策と聞けば、一般的に窓周辺を対策することが多いですが「壁も結露対策をするべき?」と疑問に思う方もいるでしょう。

結露を放置して湿気が溜まれば、カビやダニが発生して人と住宅双方に被害をもたらします。

健康的な生活を維持して住宅を長持ちさせるために、住宅の結露対策を徹底しましょう。

そこで本記事では、結露対策は壁もするべきなのか徹底解説します。窓だけでなく部屋全体で行うべき結露対策をご紹介しますので、最後まで読んで結露対策を実践しましょう。

結露対策は壁もするべき

結露は窓に発生することが多いですが、実は壁や天井にも発生します。そのため、結露対策は窓だけでなく壁にも実施すべきです。

結露対策をする際には、次のポイントを把握して壁も対策するべきか検討しましょう。

  • 結露が発生する仕組み
  • 外部結露だけでなく内部結露にも注意が必要
  • 結露を放置してはいけない

結露は窓だけでなく壁にも起こることを理解して、適切に対処することが大切です。

結露が発生する仕組み

結露対策をするためには、結露が発生する仕組みを理解しておきましょう。

そもそも結露とは、空気中に含まれる水分が温度変化によって水滴に変わる現象です。空気中の水分をどの程度含めるかは飽和水蒸気量によって決定し、空気が冷たいほど含める水分量が少なくなります。

そのため、暖かい空気が冷やされることで、飽和水蒸気量が変化して空気中に含んでいた水分を結露として発生させてしまうのです。

結露が発生する仕組みについては、下記の記事で詳しく原因と対処法を解説していますので、ぜひ読んでみてください。

結露の原因と解決法:家の中で湿気を減らす方法

外部結露だけでなく内部結露にも注意が必要

結露対策は、外部結露だけでなく内部結露にも注意が必要です。外部結露とは、壁や天井の表面に生じる結露で視認して確認できます。

対して内部結露は壁の中や天井裏に発生する結露で、一目見ただけでは結露の有無を確認できません。

壁にカビが生えた時には、すでに内部は腐食が進んでいる可能性が高く、内部結露を放置していると住宅がボロボロに劣化します。

結露は表面に現れる外部結露より内部結露の方が発覚しにくく、気づいた時には手遅れになっているケースが多いため、注意しなければなりません。

結露を放置してはいけない

結露を放置すると健康被害・住宅被害へ発展するため、結露を放置してはいけません。

結露を放置しているとカビが発生して、景観を汚すだけでなくアレルギーなどの健康被害を引き起こします。
さらにカビはダニのエサとなるため、ダニが大量発生する要因となるため、放置しているとアレルギー性鼻炎・気管支喘息・結膜炎・アトピー性皮膚炎などの健康被害へ発展します。

さらに木造住宅の場合は、湿った木材が好物のシロアリが集まり、住宅の基礎部分をボロボロに食い合わすため要注意です。

結露を放置しておくと住宅を劣化・腐敗させて、住民への健康被害を引き起こすため、結露を抑制する対策をしておきましょう。

壁に結露が発生した際の対策

結露を放置していると危険が生じる旨を理解しても「どのように対策すればいいのかわからない」状態では結露対策ができません。

壁に結露が発生した際には、次の対策を実施しましょう。

  • 結露を発見次第、すみやかに拭き取る
  • 換気をして壁を乾かす
  • アルコール除菌をする
  • アルコールを拭き取り乾かす

まず結露は発見次第、すみやかに拭き取る必要があります。壁に発生した結露を放置していると、クロスや木材に浸透して内部結露を引き起こす可能性があるため、できるだけすみやかに水分を拭き取ることが重要です。

表面の結露を拭き取っても、浸水した水分は取り除けないため、部屋を換気して壁を乾かしましょう。

壁を乾かした後は、アルコールスプレーやシートを活用して壁を除菌してください。カビの要因となる雑菌を除菌することで、住宅への被害を軽減できます。

アルコールスプレーを吹きかけるだけでは、壁が濡れてしまっているため、乾いた布で乾拭きをして乾かしましょう。

壁に結露が発生した際には、上記の一連の対策を実施してください。

壁に結露を発生させないための対策

壁に結露が発生した際の対策よりも、「そもそも結露を発生させない対策」を知りたい方もいるでしょう。

そもそも壁に結露を発生させないための対策として、次の方法があります。

  • 結露が生じにくい窓に交換する
  • 換気を徹底する
  • 除湿を行う
  • サーキュレーターを使って空気を循環させる
  • 結露防止アイテムを活用する

それぞれの対策を確認して、実施できる方法で結露を防止しましょう。

結露が生じにくい窓に交換する

壁に結露を発生させないための対策として、窓を結露が生じにくいものに変える方法があります。

結露が生じにくい窓としては、次のようなタイプが効果的です。

  • 二重サッシの窓
  • 複層ガラスの窓
  • 樹脂窓
  • 真空ガラスの窓

二重サッシや樹脂サッシを使用した窓は、断熱性能が高く結露しにくい特徴があります。他にも複層ガラスや真空ガラスを採用した窓も、断熱性能が高く結露しにくいです。

窓は外気温の影響を直に受ける場所なので、窓の断熱性能を高めれば部屋全体の結露を防止できます。
壁に結露を発生させないための対策として、結露が生じにくい窓に交換しましょう。

換気を徹底する

壁に結露を発生させないための対策として、換気を徹底することが重要です。

そもそも結露は湿った空気が滞留することで、空気中の水分が水滴に変わって発生します。湿気を防止するためには、換気を徹底して湿度を調整することが大切です。

特に湿度が上がりやすい雨や梅雨の時期には、窓を定期的に開けて換気したりクローゼットや押入れの中も定期的に掃除して、湿った空気を滞留させないよう対策しましょう。

除湿を行う

壁に結露を発生させないための対策として、除湿を行うことが大切です。

結露は空気中の湿度が高い状態で発生するため、暖かいお湯を使った後の浴室やシンク付近で発生しやすい特徴があります。

部屋を除湿しておけば、結露に変わる湿気が少なくなり、結露対策が可能です。

除湿機や珪藻土・新聞紙・炭などの湿度を取り除くアイテムを設置したり、エアコンの除湿機能を活用したりすれば、空間を除湿できます。

壁に結露を発生させないために、除湿を行って湿気を管理しましょう。

サーキュレーターを使って空気を循環させる

壁に結露を発生させないための対策として、サーキュレーターを使って空気を循環させましょう。

空間に湿気が溜まることで、結露が生じるため、空気を循環させて湿気を取り除くことが大切です。
サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させれば、結露が生じにくく対策できます。

壁に結露を発生させないために、換気や除湿と併せてサーキュレーターを使って、結露対策をしましょう。

結露防止アイテムを活用する

壁に結露を発生させない対策として、結露防止アイテムの活用がおすすめです。

窓の結露発生を抑制する結露防止シートやスプレーを使えば、窓に生じる結露を防げるため、室内に湿気が溜まらないように対策ができます。
さらに結露防止アイテムには窓の断熱性能を向上させるものもあり、外気温の影響を受けにくくできるため、壁の結露を防止できます。

結露対策アイテムはホームセンターや100均で購入することができるため、結露対策を行うために下記の「100均やホームセンターで購入できるおすすめの結露対策グッズ」をまとめた記事を読んでみてください。

結露対策は100均でできる?おすすめの便利グッズを10種類ご紹介!

壁以外に結露が発生しやすい場所

結露対策をする際には、壁以外にも注意して確認しておくべき、結露が発生しやすい場所を把握しておくことが大切です。

壁以外に結露が発生しやすい場所として、次の箇所が挙げられます。

  • 天井
  • 窓周辺
  • クローゼットなど収納スペース
  • マットレスやベッド下
  • トイレなどの水回り

結露が発生しやすい場所を把握して、効率的に対策を行いましょう。

天井

天井は、結露が発生しやすい場所です。

雨漏りと混合されるケースもありますが、天井は冬や梅雨の時期に結露が発生する可能性があります。
天井が全体的に濡れていたり一定期間のみ水滴が発生していたりする場合は、雨漏りでなく結露が発生しているため要注意です。

また天井の表面だけでなく、天井裏に結露が発生するケースもあるため、部屋全体の結露対策が求められます。

窓周辺

窓周辺は、部屋の中でも結露が発生しやすい場所なので重点的な対策が必要です。

窓は外の気温が直に伝わる場所で、冬場に室内で温められた空気が窓ガラスやサッシにふれることで結露が発生します。

結露対策グッズも窓周辺に設置するアイテムが多く、窓辺の結露対策は重要です。

詳しくは、下記の記事で「窓でできる結露対策」について紹介しているため、壁の結露対策と併せて読んでおきましょう。

【冬の結露対策11選】窓関連5つと部屋関連6つ

クローゼットなど収納スペース

クローゼットなど収納スペースは、結露が生じやすい特徴があります。
なぜなら、クローゼットや押入れなどの収納スペースは密閉されている時間が長く、湿気が溜まりやすい場所だからです。

クローゼットや押入れなどの収納スペースに結露を発生させないためには、定期的な換気や除湿アイテムの設置が効果的です。

マットレスやベッド下

湿気が溜まりやすく結露が生じやすい場所として、マットレスやベッドの下が挙げられます。

マットレスやベッドの下は上で人が寝るため、就寝中にかいた汗などで湿気が溜まりやすいです。
さらにマットレスやベッドの下は空気が通りにくく、湿気が溜まりやすいため結露が発生する可能性があります。

マットレスやベッド下に結露対策アイテムを設置して、結露の発生を防ぎましょう。

トイレなどの水回り

トイレなどの水回りも結露が発生しやすい場所です。

トイレや浴室・シンク周りは水を使うため、湿気が溜まりやすく結露が発生しやすい特徴があります。
特に浴室やシンク周辺はお湯を使うため、温かい空気が冷やされて結露が発生します。

冬場の水回りに結露を発生させないためにも、日頃から対策をしておきましょう。

壁に結露を発生させないよう気密性・断熱性を高めておく

壁を含めて住宅内に結露を発生させないためには、家の気密性・断熱性を高めておきましょう。

気密性・断熱性が高い住宅であれば、外気温の影響を受けにくいです。そのため、部屋の中は夏でも涼しく冬でも温かい空気を維持できて、壁に結露が発生しにくい特徴があります。

窓の気密性・断熱性が高ければ、窓周辺に結露が生じるリスクを軽減して、カビやダニの発生を防止できます。
特に内部結露は気づきにくく、壁にカビが生えてからでは遅いため対策が必要です。

壁に結露が発生しないよう対策するには、住宅の気密性・断熱性を高めましょう。詳しくは、下記の記事で高気密高断熱住宅の結露問題について解説しているため、住宅購入の参考にしてください。

結露していても、わからない家

壁の結露対策を実施して家を長持ちさせよう!

家を長持ちさせたい方は、壁の結露対策を実施しておきましょう。

結露を放置しておくと、カビやダニが発生して住宅だけでなく住民にも被害をもたらします。

結露は窓だけでなく壁や天井・収納スペースにも発生するため、窓や壁をはじめ部屋全体での対策が必要です。

換気や湿気を行えば結露の発生を抑制できるため、部屋の中で結露が生じやすい場所を把握して対策しましょう。
必要であれば結露対策アイテムを購入して、結露が発生しやすい場所に活用すると効果的です。

壁に結露が発生した際には、すみやかに拭き取ってアルコール除菌で処理しておくと、結露による被害を抑制できます。
結露で家がボロボロに劣化する前に、日頃から壁の結露対策をしておきましょう。

以下の結露対策記事も参考にしてください。

結露の原因と解決法:家の中で湿気を減らす方法

【冬の結露対策11選】窓関連5つと部屋関連6つ

結露対策は100均でできる?おすすめの便利グッズを10種類ご紹介!

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