家と庭について考える(造園家 荻野寿也氏)
昨日は大阪にセミナーに行って来ました。
内容は家と庭についてです。
今回は外構エクステリアで有名なメーカー
「ユニソン」さん主催でした。
ゲストが新建ハウジング社長 三浦社長
建築士の伊礼智先生 http://i-works-project.jp/
造園家の荻野寿也社長 http://www.o-g-m.co.jp/works/works.html
建築業界で特に住宅関係者であれば
大体の人が三浦社長と
伊礼先生はご存知なはずです。
三浦社長の公演は何度か聞いた事がありましたが、
今回は伊礼先生の公演は聞いた事が無かったので
参加して参りました。
今回の公演は伊礼先生の話は面白かったのですが、
更に面白く興味深かったのは「造園」です。
造園家の荻野先生はとても親しみ易い
雰囲気で、変に公演なれしていない?ので
それがとても共感があり、また造園に対する
信念が伝わってくるとても良い公演でした。
私たちも外構には正直疎いのは否めません。
昔から良く言われていますが「家」と「庭」と
書いて「家庭」と書く。
家と庭(造園)のバランスで成り立つ事の
重要性を感じました。
荻野先生が言われる事が
「家に予算を取られすぎていつも外構に
予算が残っていないケースが殆どだ」と
嘆いていました。
「外構はまぁ、後から・・・」って
良くある話しですね。
これが辛いそうです。
荻野先生は数年前から伊礼先生と
一緒に機会があれば建築設計を
外構から提案しています。
外構有りきで家設計する。
すごい奥が深く面白い発想で新鮮でした。
最近の傾向は
「造園」=「手入れが面倒」と
いう事で「草が映えない様に」
という要望が多いですね。
本当にそうですが、やはり住んで、
目でみて気持ちよいのは
ある程度の「緑」がある空間では
ないでしょうか?
建築士の伊礼智先生 http://i-works-project.jp/
造園家の荻野寿也社長 http://www.o-g-m.co.jp/works/works.html
こちらのHPを見て頂いて
「美しい」と思う方の方が多いでしょう。
しかし、現実は「面倒」が先に経つ。
これは建築する側にそう言った
意識が弱いからですね。
もちろん当社もこれから勉強です。
と、言いながら我が家の庭は
放ったらかしですが。
庭も奥が深い。深すぎですね。
荻野寿也景観設計 荻野社長
公演ありがとうございました。
伊礼先生の設計に関する
話しもとても興味深い事が合ったので
次回、お伝えしたいと思います!
↓荻野寿也さまHP