PEパッキンで簡単気密確保。
長持ちする家 研究家 瀬﨑です。
今回は、長持ちする気密対策
以前の記事で、気密シートの施工精度に左右されることなく、気密が取れる商品をご紹介する約束をしていました。
今回は、約束通り、その商品を紹介いたします。
日本住環境株式会社から販売されている「PEパッキン」です。
発泡ウレタンを使用すれば、それで十分気密が確保できますので、その場合は必要ありませんが、グラスウールや、ロックウール、サーモウールなど、充填断熱仕様の場合、かなり効果が期待できそうです。
ただし、「PEパッキン」を使うと、室内の湿気が外部に逃げる隙間もなくなってしまいますから、構造用合板を、透湿抵抗の低い(湿気を逃がしやすい)「ダイライト」や「ハイベストウッド」、「モイス」などにする事を忘れないでください。
いくら良い商品を使用しても、使い方や、組合せを間違えると、むしろ、反対に性能、品質を落としてしまう施工にもなりかねません。
透湿抵抗と、構造用合板の関係は、以前のブログ記事
結露していても、わからない家
に詳しく書いていますので、そちらを参考にして下さい。
また、HPのトップページに質問・相談掲示板も設けていますので、わからない事がありましたら、そこから質問して頂ければお答えいたします。
*最近、ブログから直接、質問されている方もいるようなのですが、迷惑メールに混じり、タイムリーに確認することができません。
お手数ですが、質問のある方は、質問・相談掲示板からお願いします。