2020年省エネ基準義務化に向けて

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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は長持ちとは、直接関係のない話。

このブログでも何度も発信していますが、
2020年以降、住宅の省エネ化が義務付けられています。

 

省エネ性の低い家は、建築する事さえできなくなることがすでに決定しているのです。

あなた様が、『それまでに家を建てるから関係ないよ』と、思っていらっしゃるなら、
その考えは危険だと言わざるをえません。

 

国は、何年も前から、省エネ性の高い家を普及させるために、様々な動きをしてきました。
性能表示制度であったり、住宅エコポイントであったり、長期優良住宅制度もそうです。
少しは、効果がありました。

 

しかし、以前として、低価格を売りにした省エネ性の低い家は建ち続けています。

そこで、国は、そのような家が一切、建てれないように決断したのだと、私は思います。
国が方向性をはっきり示すと、これまでがそうだったように、家のグレードは一気に向上します。

 

今、新築の家で、シングルガラスの家はさすがにないですよね?
ペアガラスの家の方が、ずっと暖かいことぐらいは、誰でも知っていますから、いくら安くても売れません。
それと同じような事が、おそらく、これから起こります。

 

今、あなた様が建てようと計画している家は、もしかしたら、7年後には、シングルガラスの家のような存在になってしまう可能性があるのです。
そうならないためには、検討している住宅会社の省エネ性能をしっかり把握しておくことが必要です。

 

省エネ性能を決める大きな要因は、断熱材のグレード、厚み、サッシの性能です。
断熱材については、当ブログでも詳しく書いています。
カテゴリーの中の、「長持ち 断熱材」をご参照下さい。

 

サッシについては、次回、特集を組む予定しています。
このあたりの部分は、リフォームで向上させることが、難しい箇所ですので、新築時の選定が大変重要になります。

 

クオホーム推奨仕様は、現段階でも、2020年基準をクリアしています。
しかし、大きくクリアしているわけではありません。
今後の、電気代、ガス代の高騰等を考えると、さらなる性能UPも選択枝として、用意しておく事が急務だと考えています。

 

当然、費用対効果を示して、ご提案する事が義務だと思っておりますので、その点も含めて準備中です。 もう少し、お待ち下さい・・・

 

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