テレワークする部屋がないのは大問題。新築計画時の新常識!

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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

「ステイホーム」

もう聞き飽きましたね・・・

いまや仕事も家でする時代になりました。
クオホームもすっかりテレワークに切り替わりました。

もちろん現場には行きますが、

家⇒現場
現場⇒家

会社には特別な用事がない限りはいきません。
業者さんとの打合せも、ZOOM対応できるところは家で打合せです。

自分でいうのもなんですが、
私の部屋は事務所か!

というくらいテレワークに適した作りになっています。

  • モニター2つ
  • パソコン2台
  • スキャナー
  • プリンター
  • 本棚(1800冊収納可能)
  • 部屋に鍵付き
  • シュレッダー

なので、会社で働くのとほぼ変わりません。
会社経由の移動時間が減っているので仕事の効率はむしろ上がっている気がします。

でも、こんな環境の人は珍しいですよね。
私の環境が特殊なことは自覚しています。

多くの人はテレワークできる環境にないと思います。
「テレワークする部屋がない!困った・・・」
まあ、それは当たり前ですよね。

部屋の中で仕事することなんて想定していません。
家にまで仕事を持ち込むことは、むしろ「悪」だと考えられていましたから・・・

でも時代は完全に変わりました。
もう、変わりきってしまいました!

キッカケはコロナだったかもしれませんが、実は通勤しなくても家で仕事ができることに世の中が気づいてしまったのです。
スマートにテレワーク対応できる人が仕事のできるビジネスマン、そんな風潮さえ感じますね。

企業面接とかもZOOM面接が増えそうですので、転職を考えている人も意識する必要アリです。

ですので、これから新築するならテレワークできる部屋をひとつ用意しておくことを強くオススメします。

「テレワークできる部屋がないんです・・・」なんて言ってられません。

テレワーク部屋がない!作るなら絶対に取り入れたい5つの要素

使いやすいテレワーク部屋にするために5つの要素をご紹介します。
私は建築士なので、あくまでその立ち位置からのアドバイスです。

テレワーク部屋おすすめの5要素

  1. 鍵が掛けられる
  2. 大きめの机
  3. モニターの後ろにこだわる
  4. 防音にこだわる
  5. 温熱環境にこだわる

順番に説明していきます。

鍵がかけられる


これはわかりますよね。
仕事中に子供に入ってこられたら困ります。
それに留守中に家族の誰かが部屋に入って、重要書類が紛失ということもありえます。

ですので部屋に鍵は必須。
できればトイレの簡易錠のように中から掛けられるタイプよりも、外から施錠できるほうが留守中も安心ですね。
私の部屋は簡易錠なので、たまに子供に荒らされます・・・
これは後悔しております。

大きめの机


大きな机があったほうがいいですね。
小さな画面のノートパソコンだけだと作業性が悪いので、ツインモニター用のディスプレイを置くことができます。

また書類を見ながら作業することも考えると幅広の机は必須。
ちなみに私の机は幅が1200ミリですが、これくらいあると快適に仕事できます。

机じゃなくて作り付けのカウンターでも、もちろんOK.
こちらの方が見た目格好いいですし、価格も安いかも。

モニターの後ろにこだわる


パソコンを置く場所の真後ろ。
ここが、ちょうどZOOM等で打合せする時に写るんですよね。

乱雑に物が置かれた棚や掛けてある服なんかが少しでも見えるとマイナスイメージです。
ZOOMの背景にデジタルの壁紙を使えば部屋の中は映らないんですけど、それだと、なんか味気ないんですよ。
相手との心理的な距離も感じますしね。

反対に、オシャレな絵や綺麗にディスプレイされた小物などがチラッと写っていると、それだけでセンス良い人に感じたりします。
そこから雑談に繋がることもあるでしょうね。

話のきっかけになる事を期待して名刺に趣味を書いておくことと発想は同じです。

モニターを置く位置と、カメラ越しに見える背景を考えて部屋のレイアウトを決めるということです。

防音にこだわる


仕事の話をしている時に、家族の声や近隣の騒音が聞こえてくるのも困ります。
精神的にもイライラしますので、家族にあたってしまうことも。

コロナ自粛がきっかけでコロナ離婚などという言葉も流行っていますが、きちんと設計されたリモートワーク部屋があれば防げる離婚も相当数あるはずです。

では具体的にどうすればいいか?

まず、絶対にやってほしいのが窓の性能UP

性能の低い窓は外部の音の進入も大きいです。
できれば、値段は上がりますがトリプルサッシをおすすめします。

YKKのAPW430
リクシルのエルスター
エクセルシャノンのトリプルシャノン

防音だけでなく温熱環境を良くすることにも繋がりますので、性能UPする価値は十分あります。

次に、給気口対策

ダクトレス3種換気の場合、給気口から外部の音が入ってきます。

※ダクトレス3種換気は、一番広く採用されている換気システム

ですので、なるべく給気口の位置をモニター位置から離すことをおすすめします。

ダクト式の換気システムや、ダクトレス1種熱交換換気システムを採用することでも給気口からの騒音進入を減らすことができます。
(ここで、換気システムの説明をすると長くなってしまいますので、割愛します。)

最後に、家の中の騒音対策

これがもっとも難しいんですよね。

仕事で相手先と真剣な話をしている時に子供の鳴き声や叫び声が聞こえてくる・・・
それだけは避けたいですよね~。

防音室を作れば簡単に解決するんですけど、4.5畳くらいの小さな部屋でも100万円以上かかるので金額がネックです。

でもYOUTUBERみたいな仕事をする必要があるなら、決して高くない金額です。
また、音楽の趣味があったりすると思う存分、部屋の中で演奏できるので複合的なメリットもあります。

「YOUTUBERにはならないし、楽器も引かない、100万円も出したくない。」

そういう方にオススメなのが、騒音スペースからなるべく遠い部屋をテレワーク部屋にすること。
子供が泣いたり叫んだりするのは小さい時だけです。

小さい時にいる部屋はたいていリビング。
ですので、リビングから遠ざけるのが基本的な考えになります。
ちょっとのことですが、それだけでも効果があります。

子供さんがなかなかの暴れん坊でそれだけでは音を防ぐことを難しそうな場合。

例えば、2階の夫婦の寝室の中にさらに小部屋を作ってそこをテレワーク部屋にすれば、ドアが2つ挟むのでかなり解消できます。

■3つの防音対策

・窓の性能UP
・給気口対策
・部屋の位置

参考にしてみて下さい。

温熱環境にこだわる


最後になりました。
最後は「温熱環境にこだわる」です。

ようするに、快適な部屋で仕事しましょう!ってこと。
蒸し暑い部屋やクソ寒い部屋では、集中して仕事できません。

では、快適なテレワーク部屋を作る2つの具体的な方法をお伝えします。

1つめ.局所エアコンに頼らない。

局所エアコンって何ぞや?という人に。

局所エアコンは各部屋に一つずつエアコンを設置している状況を言います。
たいてい1台のエアコンに1台の室外機が必要ですので、家を外から見て室外機が3~5台あれば、その家は局所エアコン。

それと対称的なのが全館空調。
エアコン1台もしくは、冷暖房で使い分けて2台で家全体を空調するシステムになります。
こちらも外から見て、室外機の数で判断できます。

話を元に戻します。
テレワーク部屋には局所エアコンは適していません。

理由は、一番小さい4.5畳用のエアコンでも効きすぎるんです。

家全体のバランス、予算等を考えて、テレワーク部屋は4.5畳以下を想定しています。
2020年以降で当たり前レベルの断熱工事を行った部屋だと、夏は寒すぎ、冬は暖かすぎて、到底快適と呼べる室内環境にはならないのです。

エアコンの風が苦手な人は多いと思いますが、風の影響をもろに受けていまいます。
体調を崩してしまっては話になりません。

2つめ、G2レベルの断熱性能にする

1つめの話の発展系になりますが、断熱性能をさらにUPさせることで全館空調が可能になります。

つまりエアコン1台で空調できますので、テレワーク部屋にエアコンが不要になり、夏は寒すぎず、冬は暖かずぎず、不快な風もありません。
当然、仕事の効率もUPします!

全館空調を実現するには最低限必要な断熱性能があり、その基準がG2レベルと呼ばれるグレードなんです。

まとめ

いかがでしたか?
テレワーク部屋に必要な5つ要素を解説してみました。

1 鍵が掛けられる
2 大きめの机
3 モニターの後ろにこだわる
4 防音にこだわる
5 温熱環境にこだわる

ちなみに冒頭でプチ自慢した自分のテレワーク部屋ですが、5要素をクリアできているわけではありません。

■鍵が掛けられる
⇒簡易錠だけど仕事中は子供の活躍を防ぐのに活躍 
■大きめの机
⇒バッチシで仕事しやすい 
■モニターの後ろにこだわる
⇒入口ドアが写るだけのでセンスなし・・・
■防音にこだわる
⇒樹脂複合ペアサッシ⇒ちょっとうるさい 
⇒給気口⇒近くなのでうるさい 
⇒位置⇒リビングからある程度距離あり 
■温熱環境にこだわる
⇒樹脂複合ペアサッシ⇒暑い・寒い 
⇒局所エアコン⇒超不快 ☓☓

ということで、自分の失敗談も含めてのアドバイスでした(笑)

ぜひ、参考にしてみて下さい。

~追伸~

全館空調を可能にするG2レベルの話について、詳しく知りたければこちらの記事もオススメです。

全館空調の評判が知りたい?それならHEAT20を知っておこう!

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