グラフテクトで後悔する理由6選|メリットや造作キッチンについても解説
アイキャッチ引用元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
GRAFTEKT(グラフテクト)は、既製品とカスタムオーダーを兼ね備えたキッチンブランドです。
高級オーダーキッチンブランドの「キッチンハウス」がセカンドラインとして立ち上げたブランドであり、高品質なキッチンを低コストで購入できます。
しかしグラフテクトで後悔する方もいるため、「なぜ後悔するのか」理由を確認しておきましょう。
本記事では、グラフテクトで後悔する理由を詳しく解説します。
デメリットだけでなくメリットもあわせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
グラフテクトとは
引用元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
グラフテクトとは、40年以上の歴史をもつオーダーメイドキッチンブランド「キッチンハウス」がセカンドラインとして、生み出したキッチンブランドです。
キッチンハウスと同じ素材やデザイン、スペックのキッチンを低コストで購入できます。
キッチンハウスは、皇室御用達や、著名人が選ぶような高級キッチンメーカーでしたが、グラフテクトでは求めやすい価格帯で高品質なキッチンを提供しています。
一般消費者が購入できる低コストの価格帯で、キッチンハウスと同等の高品質なキッチンを購入できるのです。
グラフテクトを選ぶべきか悩んでいる方は、特徴と価格帯、レイアウトやカラーバリエーションを押さえておきましょう。
既製品とカスタムオーダーを兼ね備えたキッチン
グラフテクトは、既製品とカスタムオーダーを兼ね備えたキッチンです。
一般的なキッチンメーカーは、既製品を使用するタイプかカスタムオーダーで仕上げるタイプに分類されます。
対して、グラフテクトは既製品とカスタムオーダーの要素を兼ね備えたキッチンなので、低コストでありながらこだわりたい箇所には費用をかけられる選択肢の多さが強みです。
既製品でありながら、レイアウトやカラーを自由にカスタマイズできるため、自分好みのキッチンに仕上げられます。
基本価格
グラフテクトの基本価格は、キッチンとカップボード、取付費込みで175万円(税込192.5万円)です。
キッチンハウスでフルオーダーを注文する場合は、標準価格で1,000万円、オーダー内容によっては400万台〜2,000万台のコストがかかります。
キッチンハウスでセミオーダーする場合でも、2,220,000円(税込2,442,000円)〜の価格設定なので、グラフテクトはリーズナブルな価格で高品質なキッチンを購入できます。
参照元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
参照元:kitchenhouse – キッチンハウス -|オーダーキッチン・カスタムキッチン
キッチンハウスの価格帯については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】キッチンハウスの価格について|参考価格とよくある質問から徹底解説!
11種のキッチンレイアウト
グラフテクトは、11種のキッチンレイアウトを用意しているため、選択肢が広がります。
既製品のキッチンメーカーより、自分好みのレイアウトでキッチンを仕上げられ、家事導線やデザインを自由にカスタマイズできます。
グラフテクトが提供するキッチンレイアウトは、次の11種類です。
キッチンレイアウトの種類 |
特徴 |
デュエアイランド |
シンクをリビング側に配置した二列型アイランドキッチン |
デュエ |
シンクをリビング側に配置した二列型キッチン |
ウェスタアイランド |
加熱機器をリビング側に配置した二列型アイランドキッチン |
オープンL |
調理動線がコンパクトなハーフオーブンキッチン |
L型 |
調理動線がコンパクトで、壁付けでリビングを広く使えるレイアウト |
I型 |
料理に集中できるコンパクトな壁付けキッチン |
ポポラートアイランド |
キッチンダイニング一体型で存在感のあるデザイン |
ポポラート |
ポポラートを横壁付けにしてリビングをさらに広くしたレイアウト |
ペニンシュラ |
対面型キッチンのスタンダードなレイアウト |
袖壁付けペニンシュラ |
加熱機器前に壁を立てて油煙を広げにくくしたレイアウト |
アイランド |
ゆったりとスペースを使いLDKの主役になるキッチン |
参照元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
どのレイアウトを選んでも、価格が変わらないため、自分好みのキッチンを購入できます。
さらに、バックセット(背面の食器棚)も5種類のレイアウトから選べるため、家族構成や食器の多さに応じてキッチンをカスタマイズすることが可能です。
29色の豊富なカラーバリエーション
グラフテクトでは、29色の豊富なカラーバリエーションを展開しており、自分好みのデザインでキッチンを仕上げられます。
カラーとしては、大きく分けて「特殊柄」「木目調」「ソリッドカラー」の3種類があります。
引用元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
一般的なキッチンメーカーでは、使用できるカラーや柄は限られており、理想のデザインにするためにグレードを上げなければならないケースが多いです。
対して、グラフテクトでは、追加料金なしでおしゃれな木目調や特殊柄を採用できます。
また、2色を組み合わせるツートンカラーを選べば、さらにカラーバリエーションを増やせます。
通常のキッチンにはない、自分だけのこだわりを低コストで実現できる点が、グラフテクトの強みです。
グラフテクトで後悔する理由・デメリット6選
引用元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
グラフテクトのデメリットは次のとおりです。
- コンセントを設置できない
- 収納スペースが限られている
- シンクはステンレスに限定されている
- 角が尖っていて危ない
- 水ハネしやすい
- オプションの選択肢が限られている
上記のデメリットを確認していない場合、グラフテクトを購入して後悔する可能性があります。
キッチン選びで後悔しないよう、それぞれのデメリットを確認しておきましょう。
コンセントを設置できない
グラフテクトは、コンセントを設置できないため、調理家電の使用に制限があります。
キッチン本体にコンセントを設置できれば、自由に調理家電を使用できますが、グラフテクトでは他の場所から電気を取らなければなりません。
キッチン周りで使用する家電として、次のようなものがあります。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- オーブントースター
- 電気ケトル
- ブレンダー
- 炊飯器
- 電気鍋
キッチン周りにコンパクトが少ない、もしくは使いづらい場所にある場合は、調理家電の使用が制限されます。
使いたい場所から遠い位置にしかコンセントがなかったり、数が足りなかったりする場合に、後悔してしまうのです。
収納スペースが限られている
グラフテクトで後悔してしまう理由は、収納スペースが限られていることです。
収納スペースはシンプルな構造であり、食器や調理器具が多い場合は、収納力が不足する可能性があります。
収納力が不足したキッチンは、調理器具や調味料が溢れかえって、ゴチャゴチャとした見た目になってしまいます。
おしゃれなキッチンに仕上げたかった方にとって、物が溢れかえってしまうキッチンは後悔してしまうものです。
また収納スペースが限られている場合は、必要な調理器具や調味料をすぐに探し出せず、不便に感じる機会も多いです。
シンクはステンレスに限定されている
グラフテクトのシンクは、ステンレスに限定されています。
ステンレスは柔らかい素材であり、グラフテクトのシンクは表面にエンボス加工やバイブレーション加工が施されていないため、傷や凹みがつきやすいです。
また、サビや水垢がつきやすく、シンクの汚れが目立ってしまうデメリットがあります。
角が尖っていて危ない
グラフテクトのキッチンは、スタイリッシュなデザインですが、角が尖っていて危ないです。
シンプルで使い勝手の良いデザインですが、キッチンの角が子どもの頭にぶつかる高さであり、怪我のリスクがあります。
そのため、子どもがいる家庭では、キッチンの角が尖っている点がデメリットに感じてしまいます。
グラフテクトを購入して、子どもが怪我をした場合は、角が尖っているキッチンを採用したことを後悔してしまうでしょう。
水ハネしやすい
グラフテクトのシンクは、一般的なキッチンよりも浅く、水ハネしやすいデメリットがあります。
またストレートタイプの水栓を採用しているため、洗い物をした際にシンクの外まで水が飛び散るリスクがあります。
しかし、2024年1月に標準仕様が変更され、水栓をストレートタイプとグースネックタイプの2種類から選択できるようになりました。
グースネックタイプは、蛇口をシンク底近くまで伸ばして使用できるため、水ハネのリスクを軽減できます。
水栓をグースネックタイプにしても、追加料金はかかりません。
オプションの選択肢が限られている
グラフテクトは、価格がリーズナブルな分、オプションの選択肢が限られています。
食洗器は450mmのタイプしか選べず、選択できるメーカーも3社に限定されています。
自分好みのデザインや仕様でキッチンを仕上げたい方は、造作キッチンのように自由なカスタマイズができるキッチンを選択しましょう。
グラフテクトで後悔しない理由・メリット6選
引用元:GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
グラフテクトは、デメリットだけでなくメリットも豊富にあるキッチンブランドです。
グラフテクトのメリットは、次のとおりです。
- コスパが良い
- デザイン性が良い
- お手入れしやすい
- レイアウトやカラーのバリエーションが豊富
- 空間をトータルコーディネートできる
- 機能性が高い
メリットとデメリットの双方を確認して、キッチン選びの参考にしてください。
コスパが良い
グラフテクトは、高級キッチンメーカーのキッチンハウスと同等の高品質なキッチンを、低価格で購入できます。
基本価格175万円(税込192.5万円)で、キッチンとカップボード、取付費が含まれており、分かりやすい料金設定が魅力的です。
グラフテクトは、コストパフォーマンスの高いキッチンを求めている方に向いています。
デザイン性が良い
グラフテクトは、シンプルな構造とスタイリッシュなデザイン性で、おしゃれなキッチンに仕上げやすいです。
カラーバリエーションも豊富にあり、特殊柄や木目調のデザインも選べるため、デザイン性の高いキッチンを実現できます。
グラフテクトは、モダンで統一感のあるキッチンを求めている方におすすめです。
お手入れしやすい
グラフテクトは、キッチンに最適な高機能素材「エバルト」を使用しています。
エバルトは、キッチンハウスも使用する高機能素材であり、次のような特徴を備えています。
- 汚れがつきにくい
- キズがつきにくい
- 水に強い
- 熱に強い
- 衝撃に強い
- シンクと滑らかにつながる
そのため、キッチン本体に汚れや傷がつきにくく、日ごろのお手入れも簡単に掃除をするだけで十分です。
レイアウトやカラーのバリエーションが豊富
グラフテクトのメリットは、レイアウトやカラーのバリエーションが豊富なことです。
既製品とカスタムオーダーを兼ね備えたキッチンでありグラフテクトは、自分好みのレイアウトやカラーでコーディネートできます。
フルオーダーキッチンを購入すると高額な費用がかかりますが、グラフテクトであれば予算を抑えて、自由なレイアウトやカラーでキッチンを仕上げられるのです。
空間をトータルコーディネートできる
グラフテクトは、キッチンだけでなくさまざまな家具を制作・販売しているため、空間をトータルコーディネートできます。
主に、次のような家具をグラフテクトで揃えられます。
- ダイニングテーブル
- ソファー
- チェア
- ローテーブル
- テレビボード
LDKに必要な家具をキッチンとまとめて揃えられるため、統一感を持たせながら空間をトータルコーディネートすることが可能です。
機能性が高い
グラフテクトは機能性が高く、長年使用していても劣化しにくいです。
キッチンハウスと同じエバルトを使用したキッチンは、熱や水に強く劣化しにくい特性があります。
キッチンは高額な買い物であり、日常的に使用するものなので、機能性が高く劣化しにくいものを選ぶべきです。
キッチン選びで後悔しないために造作キッチンも選択肢の1つ
キッチン選びで後悔しないために、グラフテクトだけでなく造作キッチンも選択肢の1つとして考えましょう。
造作キッチンとは、工務店や家具屋がキッチンを造り、コンロやシンク・水洗・食洗器などの設備を設置して完成させます。
最大の特徴は「自分だけのキッチン」を実現できることであり、デザインや素材・動線まで自分好みに仕上げられます。
デザインや仕様を自由にカスタマイズできるため、グラフテクトよりも自由度が高いです。
造作キッチンのメリット・デメリット
造作キッチンを検討する際に、メリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
キッチン選びの選択肢に造作キッチンを含めるために、どのようなメリット・デメリットがあるか確認しておきましょう。
メリット
造作キッチンのメリットは、次のとおりです。
- 自分好みのデザインや仕様のキッチンを手に入れられる
- ゼロから自分のキッチンを考える楽しみがある
- 選択肢が無限大にある
造作キッチンは、業者と相談しながらサイズや仕様・設備・レイアウトやカラーまで自由に決めるため、理想のキッチンを実現できます。
キッチンにこだわりたい方は、造作キッチンがおすすめです。
デメリット
造作キッチンのデメリットは、次のとおりです。
- 細かい設備や仕様を決めるのに労力が必要
- デザインやレイアウトなど自分のセンスに依存する
- 設備を交換する際に既製品で対応できない可能性がある
- 職人の腕によってクオリティが変わる
造作キッチンは、工務店や家具屋など業者の腕によって、仕上がりが変わります。
デザインや設備を決める際にも、業者と相談する必要があるため、業者選びが重要です。
キッチンを選ぶなら造作キッチンが安くておすすめ
キッチンを選ぶなら、造作キッチンが安くておすすめです。
自分のこだわりたい箇所を重視して、デザインや設備・レイアウトを自由に決められるため、理想のキッチンを仕上げられます。
理想のキッチンを仕上げられる業者を選んで、キッチン選びで後悔しない選択をしましょう。
クオホームでは造作キッチンを推奨しており、施工事例も多くございますのでよかったら参考にしてください。