乾燥機でおすすめ「乾太くん(かんたくん)」新型情報や設置費用、電気代など徹底調査

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こんにちはクオホーム本田です。

洗濯物が干しにくい梅雨時期や花粉の時期には乾燥機が使いたくなるもの。最近では家事の時短も注目されており、乾燥機はとくに需要高まる家電製品のひとつ。

そこで、乾燥機で評判が良い「乾太くん(かんたくん)」の新型情報や設置費用、電気代など徹底調査しました。

引用元:http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20130604-01.html

口コミでも「干すよりいい」「花粉症の人にはかかせない」「室内干しもしなくなった」「家事の時短になってラクになった」など評判上々のようです。※オーナー様からも上々。

実際にリンナイさんにお話しを伺った様子もありますのでぜひご覧ください。

乾燥機でおすすめ「乾太 くん(カンタくん)」(リンナイ)とは?

「乾太くん」とはガスを熱源として利用した衣類乾燥機のことです。東京ガスや大阪ガスなど主だったガス会社でも扱っていますが、製造しているのはガス器具メーカーのトップブランドであるリンナイです。

熱源がガスなので非常にパワフルです。80度以上の温風で乾燥させるので外干しでも除去できない臭いもカットします。また、外干しは必要ありませんから花粉や排気ガスなどの微粒子が洗濯物に付着することもありません。

なお、乾太くんには以下のタイプがあります。

・スタンダードタイプ

  • RDT-80(8kgタイプ)
  • RDT-54S-SV(5kgタイプ)
  • RDT-31S(3kgタイプ)

基本的な機能はほぼ同じで、8kgタイプになるとシーツ/毛布コースがついています。

・デラックスタイプ

  • 左開き RDT-52SA
  • 右開き RDT-52SA-R

デラックスタイプは5kgの容量のみ。スタンダードタイプにはない「静電気低減機能」や「消臭運転」などが備わっています。

また、5kgタイプではあるものの、シーツ/毛布コースがあります。

※型番や仕様などは記事更新時のものなので、詳細はリンナイのホームページでご確認ください。

4人分の衣類を1時間で乾燥させる新型乾太くん

引用元:https://www.rinnai.co.jp/releases/2023/0306/

デラックスタイプがフルモデルチェンジされた新型の乾太くんが2023年7月12日に発売。

昨今の家事事情からしても、時短につながるというのが非常に大きく、なるべく早く乾かせるようにとリンナイが新たに開発したようです。

6kgタイプの他、9kgタイプもあり、より大容量で短時間で洗濯物を乾かせるようになっています。

価格は20万円を超えますが、「洗濯物を干す」という家事負担を考えると、共働きで忙しい家庭や子育て中の主婦には嬉しい製品でしょう。

乾太くんの設置する場所の必要スペースは?設置台が必要なのか?

 

専用台 DS-80HSF 引用元:https://rinnai.jp/

 

乾太くんを設置する場所は、製造メーカーのリンナイもやはり洗濯機上のスペースを想定しているようです。オプションとなりますが、洗濯機上に設置するための専用の架台などが用意されています。ただし、乾太くんもガス器具ですから当然ガス配管が必要になります。

また、排気のための工事も必要となるため、必ずしも洗濯機の上に設置できるわけでもなさそうです。マイホームを新築する場合なら設計の人に「乾太くんを設置したい」と言えばそれなりに設計してもらえるので心配する必要はありません。

しかし、アパート・マンションなどの場合は設置場所に気を付けなければなりません。

洗濯機上に設置できない場合はどこか設置できる場所を探すこととなります。そのために低い場所に設置するための専用台も用意されています。

また、おススメではありませんが、バルコニーなどの雨のあまりあたらない屋外に設置する場合は、乾太くんからの排気の問題等が軽減されますので、どうしても設置する場所が見当たらない場合は屋外設置も可能です。※おすすめはしません。

「乾太くん」の値段は設置費込みでいくらぐらいなのか?他の乾燥機と比較してみたら

 

幹太くんのラインナップは8kgタイプ、5kgタイプ、3kgタイプのものがあります。

それぞれの定価(メーカー希望小売価格)は…8kgタイプ:193,490円(税込)、5kg:156,750円(税込)、3kg:120,010円(税込)になります。

ネットなどで本体だけを購入する場合、それぞれ3割~4割引き程度で販売されているようですが、乾太くんは上にも書きましたようにガス器具です。設置には資格を持った人の工事が必要なため、エアコンと同じように専門業者に設置してもらう必要があります

標準的な設置工事はおよそ5万円〜8万円程度。そこに乾太くん本体の価格が乗りますので、例えば5kgタイプの乾太くんで20万円~という具合に。

そこに、設置台などのオプション品や、ガス配管が無い場合はガス工事の費用がかかってきます。(正確な金額は各業者さんへお問合せください。)

乾太くん本体だけをネット等で購入し、ガス配管工事と合わせてガス屋さんに乾太くんの取り付け工事だけをお願いするという形もあります。

ただし、ガス器具である乾太くんの場合ガスの種別にも注意して購入しなければなりませんので、信用のおける工事店にしっかりと下見をしてもらった上で見積書などを作成してもらうのが、結果としては安くなる事もありえます。

施主支給になると「保証問題」が出てきます。何か不具合が生じた際には、お施主様が支給した「乾太くん」の故障が原因なのか、施工、設置に問題があったのか?がわかりにくいのでほとんどの場合は施工に関しては保証対象外になる事もありますので各施工会社さんに確認しておきましょう。

設置はガスの種別が違うものを接続することは非常に危険ですので、決して自分でやってはいけません。

電気タイプの衣類乾燥機のと比較してみると、同じ5kgで電気タイプの衣類乾燥機は、ネット上の実勢価格で5万円台で日本製のものが買えます。設置に関しても電源さえあればよく、排気筒の問題もないため、多少腕に覚えのある人であるなら自分で設置することも可能です。

設置費込みで購入した場合でも設置費としてはおそらく1万~数万円程度。価格で比較した場合はやはり電気式の方に軍配があがるようです。

乾燥機乾太くんのガス代は一ヶ月いくら?1回どれくらいなのか?

 

引用元:http://www.j-lpgas.gr.jp/kiki/home/ecojozu.html

ガスを熱源としている乾太くん。ランニングコストの比較には、まずガスの単価が大きく影響してきます。

東京ガスさんの試算で5kgの衣類を乾燥させるのに必要なコストは32円!ちょっと驚きの価格です。

わずかですがドラムを回したりするのに電気も使いますので、その電気料金も含んだ金額が32円だそうです。同様に大阪ガスの試算では5kgで38円になるそう。

ちなみに製造元のリンナイさんの方でLPガスの場合の試算があり、それによると5kgで52円になるそうです。1か月間ほぼ毎日1回洗濯したと想定すると、月のランニングコストは1,000~1,500円程度ということになります。

電気器具は個別に消費電力を計る簡易の測定器が販売されているので、私たちのような一般の人でも個別の機器の消費電力を測定することは可能です。

しかしガス器具の場合、それぞれのガス消費量を測定するのは一般の人間には難しく、ブログ等を検索してみても、実際に使用した場合の正確なランニングコストの情報がありません。乾太くんを設置する前年同月とのガス料金の比較から、ほぼカタログに掲載されている数値の通りのランニングコストであるということが報告されています。

・東京ガス「ガス衣類乾燥機」のページ
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/other/kanta/index.html
・大阪ガス「ムダのない動きで低コスト」のページ
http://home.osakagas.co.jp/search_buy/dryer/reason/reason_05.html
・リンナイ「ガス衣類乾燥機 特徴」のページ
https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/

乾燥機はガス乾燥機と電気乾燥機どっちがよいのか?

引用元:http://home.tokyo-gas.co.jp/living/other/kanta/index.html

「衣類の乾燥」を考えた場合、その機器には色々なバリエーションがあります。洗濯機と一体になっているもの(全自動洗濯乾燥機)や、浴室乾燥機を利用して衣類も乾燥させるもの。

乾太くんのように衣類乾燥専用の器具を使うもの、など。

浴室乾燥機を利用するものは、もともと浴室内を乾燥させることがメインの機器なので衣類乾燥機としての能力は今一つのところがあります。

また、洗濯機と一体になった全自動タイプのものについても、衣類乾燥専用の機器と比較すると能力が劣る部分があります。ですので、ここでは衣類乾燥専用機器としてガスタイプと電気タイプを比べてみました。

電気乾燥機タイプの場合

電気乾燥機タイプの衣類乾燥機の場合、一番のメリットは設置場所を選ばないということが挙げられます。電気さえあればよく、排気筒をどこに出すかという問題もありません。もちろん、だからと言ってクローゼットの中のように、狭い空間に設置することはできませんけど。

デメリットとしては、乾燥時間が長く、電気代(ランニングコスト)もガスタイプよりはかかるようです。実際の乾燥時間と電気代については、色々なデータがありますが、5kgの標準的なコースで180分程度の時間と90円程度の電気代がかかるようです。

ガスタイプの場合(乾太くんが該当)

ガスタイプの衣類乾燥機の場合は逆に乾燥時間とランニングコスト(ガス+電気代)がメリットとなります。ガスタイプの代表選手である乾太くんの場合、5kgの洗濯物を乾燥させるのに要する時間は約52分。ランニングコストは40~50円程度です。

また、排気を強制的に外に出すため、電気タイプの衣類乾燥機と比較して室内が暑くなりません。衣類から出た湿気も排気と一緒に外に排出されるため、室内に余計な湿気をこもらせる心配もありません。

 

ガス乾燥機タイプのデメリットは設置場所になります。

 

まず一番大切なガス配管が必要となります。マイホーム新築時であれば良いのですが、衣類乾燥機を設置したい場所にガス配管がない場合、標準設置工事費以外にガスの配管工事が必要となります。

アパートなどの賃貸などの場合は、お金の問題だけではなく大家さんへの確認とかも必要となります。また、乾太くんを室内に設置する場合は、排気の問題も出てきます。必ず排気は外に出さなければなりません。近くに窓があれば、その窓を利用することもできますが、ない場合は壁に穴をあけなければなりません。

しかし、機器の価格や設置費などを考慮したイニシャルコスト(最初にかかる費用)はガスタイプの方が高くなりますが、ランニングコストは電気タイプよりはるかに安いです。

何らかの理由で一時的に乾燥機を使用するだけであるなら電気タイプの衣類乾燥機の方が良いと考えられますが、長く使用するのであればガスタイプの衣類乾燥機の方が良いのではないでしょうか

イニシャルコストの高さのデメリットも、使えば使うほどランニングコストの安さが勝ってきます。

かんたんくんの乾燥機時間はどれくらい必要なのか?

引用元:http://home.tokyo-gas.co.jp/living/other/kanta/index.html

乾燥に要する時間はガスタイプの乾太くんの場合、5kgの衣類で約52分(メーカー参考値)です。ちなみに電気タイプの場合、衣類乾燥専用の器具の場合で180分程度(5kgの衣類)かかるようです。

また、電気タイプの洗濯機と衣類乾燥機が一体になっている全自動洗濯乾燥機の場合は、洗面所を締め切って乾燥機能を使用する場合、熱がこもることで乾燥に要する時間が予想外に長くなることがあるようです。

あまり表立って注意喚起されていませんから、気付かない方もおられるようです。熱がこもらないように注意する必要があります。

新築時に乾太くんを設置する時の注意点は?

乾太くんはガスタイプの衣類乾燥機ですので、何はともあれガスが必要です。

マイホームを新築する場合、最近ではオール電化住宅を選択される場合もありますので、乾太くんを導入する場合は注意が必要です。給湯・キッチンのコンロ・冷暖房を電気式にして、衣類乾燥機だけをガスにするという形はやろうと思えば出来ますが、家全体のランニングコストを考えた場合あまりメリットはありません。オール電化住宅に乾太くんの導入は不向きと言えます

ガス配管以外にも、「排気筒」を外に出さなければなりません。新築であれば壁に穴を開けることを前提に設計してもらえば良いのですが、どこにでも穴を開けられるというわけではありませんので、設計の方とよく打ち合わせする必要があります。

また、音の問題も考慮しておく必要があります。乾太くんの場合、運転時の音は「図書館並み」とカタログにも掲載されていますが、夜の寝静まった雰囲気では図書館並みの音でも気になる場合があります。深夜に運転することが想定される場合は、家庭内だけでなく隣近所の方々に対する騒音問題も考慮に入れましょう。

 

電気式(ヒートポンプ式)のドラム式乾燥機はどうなのか?

では、ヒートポンプ式のななめドラム洗濯乾燥機はどうなのか?を解説しています。

乾太くんの口コミ!空気の逆流問題が発生して冷気を感じる問題、その対処法は?

こんな口コミがあります。

「乾太くんの配管のために壁に穴を開けました、そこから冷気が入ってきます。新築なので洗面所は寒くなかったのですが、少し寒く・・・。壁と配管のところにメンディングテープなど張ってもいいものですかね?その他、何か外気対策ができるものはありますか?ちなみに、乾太くん自身からも冷気が入ってきます。そこが残念。」

そうなんです、最近、人気の乾太くんですが、一部巷で口コミの噂になっている「乾太くんから冷気逆流問題」がチラホラと・・・。

これの解決方法として設置時に注意点があります。

乾太くんから空気が逆流してくる原因は?

なぜ乾太くんから空気が逆流してくるのか?

・・・そう。排気用にダクトの穴が開いてるからですね。

という事だけではなく、家の気密が良い家などは、例えばキッチンなのどの換気扇が回りだすと通常想定されている排気量を超えてしまい、家の中が負圧になります。その為本来吐き出す為の「穴(排気口)」から空気を吸い始めてしまいます。

排気口から逆流する為、外からの冷気を吸い込み始めます。今回の問題である乾太くんにも同じ現状が発生しています。負圧になった室内に乾太くんから見事に空気を吸ってしまうという事が発生しています。

もちろん家の気密性が悪いといろんな箇所から空気を吸い込んでいますで負圧になったとしても気づかないと思います・・・。

口コミの様な乾太くんの不満にも対処法はあります。

こちら↓

ダンパー付き排湿管セット DPSー100S

ダンパー付排湿口ガイド DG-AK

こちらの商品を使って配管工事をしてもらっておきましょう。

ダンパーがついておりますので排気する時のみパカっと開きますので室内への吸い込みがなくなります。

設置後からの変更も可能ですので工事店へ相談してみましょう。

工事は大体およそ2時間~半日ぐらいが必要になるかと思います。

設置前の方は事前に確認しておきましょう^^

※型番、サイズなどはご自身の環境に合うものを選んでください。詳しくは業者さんに相談していただけると良いです。

乾太くんの質問、疑問をリンナイさんにぶつけてみました

2020年8月に本社のある名古屋のリンナイを実際に訪問してみました。

今回訪問させて頂いた場所

【リンナイホットラボ】

〒454-0806 愛知県名古屋市中川区澄池町14−27
052-363-8001

※見学ご希望の方は事前にお問い合わせしてみてください。

乾太くん「52分で乾く」ってホント??【レビュー動画】

こちらが実際にリンナイさんに見せて頂いた時のレビュー動画です。

先ほどお話しした「空気の逆流問題の口コミ」についても直撃し、しっかりリンナイさんに説明していただきました。

乾太くんのまとめ

日本では、洗濯物は天日干しが基本です。

部屋干しは特に臭いの問題と、なんとなく乾き切らないことから敬遠されがちです。しかし、すべてのご家庭で日当たりの良い場所に洗濯物を干す場所があるわけではなく、一人暮らしや共働き世帯など洗濯をする時間に制約がある場合もあります。衣類乾燥機などを上手に使い「洗濯物」に対するストレスを少しでも軽減していくことがこれからの生活者の知恵とも言えます。

洗濯から乾燥まですべて1台でこなす洗濯乾燥機も、設置スペースの問題や乾燥機に洗濯物を移し替える必要がないという手軽さから人気があります。しかし、限られたスペースの脱衣場等に洗濯乾燥機を設置した場合排熱が上手く行かず、ただでさえ長い運転時間がさらに長くなる問題も報告されています。

衣類用の乾燥機としてみた場合、乾太くんに代表されるガス式乾燥機が結構おすすめかなとは思います。街に増えてきた充実設備のコインランドリーも乾燥機はほとんどガスタイプです。

ただ、オール電化住宅にした場合、ガスタイプの衣類乾燥機を導入することは難しいのですが、キッチンのコンロや給湯器用としてガスを導入する場合、衣類乾燥機として乾太くん導入の検討は無駄ではありません。

電気タイプの衣類乾燥機と比較してイニシャルコストの高さは目立ちますが、乾太くんをリース契約にしてイニシャルコストを抑えるという方法もあります。
ネットの評判でも、実際に乾太くんを導入した方々の感想としては「導入して良かった」などの評価が多く、他の方へおススメしている場合がほとんどです。
天日干しよりもより多くの菌と臭いを除去し、電気タイプの衣類乾燥機よりも短時間でランニングコストも安いガスタイプの衣類乾燥機。そのガスタイプの代表である乾太くんの導入は一考の価値は十分にあります。

これからマイホームの新築を検討されている方や、家族が増えて日々の洗濯物の処理にお困りの方々は是非一度検討されてみてはいかがでしょうか?

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