姫路でライフプラン(FP)について考える
こんにちは、
クオホーム本田です。
今日はお金の話しを少々。
まず最初に私達がお客様にご提案する見積もり金額は
「家を建てる時にかかる」金額。
当たり前です。
私達が頂く費用はここまでです。
しかし、家は建てて終わりになる理由では
ありません。
結局はその後に必要になるお金がありますよね。
それは私達が良くお伝えしている
「メンテナンス費、ランニングコスト」
これですよね。
商談の時点でこの費用の話を本来はするべきだと思いますが、
このタイミングでその話をすると工事費が高くなったりして、
他社と比較されて単純に選んで頂けなくなるので、提案したがらない。
これが住宅業界の常識であり、世間の非常識である。
まずはこの考え方を私達が変えない限り
どうしようもない。
私は個人的な話ですが、FP「ファイナンシャルプランナー」
が設計する「人生設計」がいわゆるライフプランが好きではない。
「10年毎に車に乗り換えて、税金が毎年これぐらい必要になって、
子供が何歳になった時にコレぐらいの費用がいるから予定して、
おきましょう。 」
家族構成を元に何となく把握しておくのは良いが、
あくまでも予測であり、人生はそんなに上手くいかない。
3年後に事故をして、車が廃車になり、急遽車を買い換える。
税金も3年後に税制改革で大幅に上がるかもしれない。
子供が急に留学したいなんて言い出すかもしれない。
そんな事を予測して「ライフプラン」を
立てる事はでまずない。
無難な計画しか立てない。
当たり前ですが。
次FPの立てる計画には家のメンテナンス費が
加味されていないし、ランニングコストも加味
されていない。
以前FPの方に聞いた事があります。
「家のメンテナンス費はライフプランに
入れていますか?」と
答えは「NO」。いくら掛かるかわからないから。
その通りかも知れませんね。
でも、それでは「ライフプラン」とは
言わないのでは?
「・・・・じゃ、20年後に100万円
ぐらいで計算しましょう」
「・・・足りませんよ。 」
なんて会話になりました。
実際にはそれぐらいランニングコスト、メンテナンス費は軽視
されています。
家を建てた後に、どれくらい掛かるのか?
イニシャルコストをどれくらい掛けると損益分岐点が来て
元が取れるのか?健康で快適な家になるのか?
その辺りをしっかりと確認して頂くための提案を
する必要があるのではないでしょうか?
窓をアルミサッシ(U値4.65レベル)など樹脂サッシに
変えるコストが一件あたり30万円〜50万円。
この30万円が30年で
300万円近い「価値」が生まれる。
これが重要であるのではないかという事を
しっかり提案するべきだと思いますけどね。