ムク材と集成材

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おはようございます。

クオホーム 本田準一です。

だいぶ朝が涼しく感じてきましたが、
私の住んでいる山田町だけでしょうか??^^;

今日はムク材と集成どっちがいいのか?
というお話です。


これはよく聞かれる質問です。

ムク材を「売り」にしている会社に行けば集成材は
ダメと言われ、集成材を利用している会社に行けば
「ムク材」を否定され・・・。

結局のところどっちがいいのかわからない。
と質問される方が多いです。

その前にムク材とは・・・・簡単に言うと1本の木から作っている柱
集成材とは・・・複数の木から取れた木材を張り合わせて1本作っている柱  です。


で、どちらがいいかと言うと・・・・
どちらも一長一短あり、こだわるのであれば
それを知った上で後はお好みで^^
と、言う感じです。

間単に言うとムク材は一本の木から出来ていますので、
集成材見たいに木を張り合わせる為の接着剤をの仕様がありません。

ですので、シックハウスなどを気にされる方の基準にある
等級がありません。等級が付いていないと言う事はその成分が「0」と
言う事で安心感があります。

しかし、ムク材は集成材に比べて反りが出やすく、住んで数年もする
建て付けが悪くなったり、クロスが開いて破けてきたりします。

これは目に見えてくるのでのおそらく気になってくるのでは
ないでしょうか?

反対に集成材は先ほど書いたようにシックハウスの等級があります。
もちろん国が認めた基準をクリアした材料のみの使用にどこの会社も
なりますが、等級が付いている限り「0」ではないと言う事です。

しかし、色々な木を張り合わせているので一方方向に反りにくいので
後々の狂いが生じにくいというメリットと強度はムク材の約1.55倍
あるといわれています。

しかし、実際に住宅に使われ出して歴史が浅いのもあり
「貼り合わせている接着剤が剥がれるのでは?」と懸念されている事も
事実です。

もちろん国の認可を受ける為にしっかりとした実験結果があり
半永久的に問題がないという事は証明されていますが、
あくまでも実験上という事です。

これをどう考えるかだと思います。


その辺りを比較されるのであれば
メリット、デメリットを確認してから選択してみてください。

ちなみにクオホームは ご要望がなければ「集成材」を
メインにしています。

一般的なメーカー、工務店の7~8割以上は「集成材」を
採用してると思います。

私が個人的に思うのは「ムク材」は反ります。

昔、お客様の希望で「ムク材」を
採用した事がありますが、2年~3年もすると
クロスが剥がれ、建て付けが非常に悪くなりました。

採用する際には念押しでこういった事が起こる事を
お伝えしていたのですが・・・

「集成材にしたら良かった・・」と言われていました。
※この方お施主さんの意志ではなく第三者の強い勧めがあり断り切れずに
ムク材を使用した経緯がありました。


すべてのムク材がそう言った反りなどが出る訳では
ないのですが、どうしても個人的にはそう言う
イメージがあるので、重々承知の上で検討していただけたらと
思っています。

ちなみに本田家も長持ち研究家の瀬崎家も集成材を
使用しています。

参考にしてみて下さい。


ではまた次回!

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