姫路で土地を選ぶ際のコツ!エリアの特徴や価格相場を徹底解説!

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姫路で家を建てる際には、ライフスタイルや予算に適した土地を選ぶ必要があります。
郊外か駅近の土地を選ぶかで生活の利便性は変わるため、住宅購入後の生活をイメージして土地を選ばなければなりません。

姫路で家を建てたい方は、住まいにおける希望条件の優先順位を立てて、住みやすい立地の土地を選びましょう。

この記事では、姫路で土地を選ぶ際のコツについて詳しく解説します。姫路の土地価格相場やエリア別の特徴も併せて解説しますので、最後まで読んで土地選びの参考にしてください。

姫路で土地を探す際のコツ

家づくりにおいて土地選びで後悔しないために、いくつかコツを押さえておく必要があります。
姫路で土地を探す際のコツは、次の通りです。

  • 優先順位をまとめる
  • 予算を決める
  • 現地を下見しておく

それぞれのコツを解説するので、姫路で土地を探す際の参考にしてください。

優先順位をまとめる

土地選びにおいて、希望条件の優先順位をまとめることが大切です。
「どのような家に住みたいのか」「どのような街で生活したいのか」など、実際に住宅を購入してからのイメージを明確化させて、希望条件の優先順位をまとめましょう。

通勤や通学に便利な立地に住みたいのか、交通アクセスが便利な駅近物件で生活をしたいのかで、購入するべき土地は変わります。

また、子どもや配偶者の有無や将来の結婚などでもライフスタイルが変わるため、長期的な視点で住まいの希望条件を洗い出す必要があります。

すべての希望条件を満たす土地を探すことはハードルが高いかもしれませんが、譲れない条件の優先順位をまとめておくことで、土地をスムーズに探しやすいです。

姫路で土地を探す際には、住まいの優先順位をまとめて条件に当てはまる土地をいくつか比較検討しましょう。

予算を決める

姫路で土地を探す際のコツとして、予算を決めておきましょう。

土地と住宅にかける予算をそれぞれ分けて決めておくことで、土地にいくらまで費用をかけられるかが明確になります。
住宅購入費用だけを想定して予算を組んでいると、土地の購入費用が不足してしまうので注意しましょう。

住宅金融支援機構であるフラット35の利用者調査によると、土地付き注文住宅を購入した際に建物と土地それぞれにかかった取得費は、次の通りでした。

項目 住宅 土地
全国の平均取得費 3,194万6,000円 1,499万5,000円
割合 68% 32%

参照元|2022年度 フラット35利用者調査

2022年度のフラット35利用者調査では、全国平均で住宅購入費に予算の68%、土地取得費に予算の32%を費やしています。

予算の3〜4割程度を目安に、全体の予算から土地に使える予算を割り出しましょう。

現地を下見しておく

姫路の土地を選ぶ際には、現地を下見しておくことが大切です。

不動産ポータルサイトや不動産会社が公表している情報だけでは、実際に住んでからのイメージを明確化できません。
現地を下見して、実際に住んでも不便を感じないか暮らしやすさを確認しておきましょう。

現地を下見する際には、次のようなポイントを確認しておくことが大切です。

  • 日当たりの良さ
  • 風通しの良さ
  • 周辺家屋との境界線
  • 周辺地域の治安
  • 周辺の緑の有無

など。

土地を購入してから後悔しないように、現地を下見して「ここなら住んでも問題ない」と思える土地を選びましょう。

姫路で土地を選ぶ際のポイント

姫路で土地を選ぶ際には、次のポイントを確認しておくことが大切です。

  • 郊外と駅近それぞれの特徴を把握しておく
  • 建ぺい率と容積率を確認しておく
  • 交通アクセスの利便性を確認しておく
  • 周囲の施設・店舗の充実度を確認しておく
  • 日当たりや風通しの良さなど住宅購入後の生活をイメージする
  • 災害リスクを確認しておく

それぞれのポイントを確認して、自分に合った土地を選びましょう。

郊外と駅近それぞれの特徴を把握しておく

まず土地を選ぶ際には「郊外と駅近どちらが自分に合っているか」を把握しておく必要があります。
郊外と駅近では、それぞれメリット・デメリットが違うため、人によってどちらが合っているか異なります。

姫路で自分に合った土地を選ぶために、郊外と駅近それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。

郊外の土地を選ぶメリット

郊外の土地を選ぶメリットは、次の通りです。

  • 予算を抑えて住宅購入ができる
  • 広い土地に住みやすい
  • プライバシーが確保しやすい
  • 静かに過ごせる

郊外の土地は、都市部や駅近の土地より価格が安い傾向にあります。そのため、予算を抑えて住宅を購入したい場合、郊外の土地が向いています。

また郊外は土地の坪単価が低いため、駅近の立地より広い土地に住みやすいです。駐車スペースがある家や平屋など、広い土地を活かした住まいを建てやすい特徴があります。

さらに隣家との距離もとりやすく、プライバシーを確保した家で生活できます。そのため、子どもやペットがいる家庭でも騒音トラブルに悩まされる心配がありません。

反対に隣家からの騒音や街の喧騒に悩まされることもなくなるため、静かに過ごせる点も郊外の土地を選ぶメリットです。

郊外の土地を選ぶデメリット

郊外の土地を選ぶデメリットは、次の通りです。

  • 通勤・通学など移動の負担が大きい
  • 買い物施設や外食店舗が限定されている
  • 夜道の人目が少なく防犯面に不安がある
  • 資産価値が低い可能性がある

郊外の土地に住むと、駅までの距離が離れているため移動が不便というデメリットがあります。都市部や主要都市から離れているため、繁華街やオフィス街へ移動する際に負担が大きいです。

さらにスーパーや百貨店・繁華街など買い物や外食ができる施設・店舗が少ないため、生活をする上で不便に感じる機会も多くなる場所もあります。

人通りが少なく夜道には人目が減るため、夜間に外出する際には防犯対策が欠かせません。また駅近物件に比べて郊外にある土地は資産価値が低い傾向にあるため、売却や賃貸へ出す際に希望価格より低い条件での取引となるでしょう。

駅近の土地を選ぶメリット

駅近の土地を選ぶメリットは、次の通りです。

  • 通勤や通学など移動が楽になる
  • 買い物や外食ができる環境が整っている
  • 人通りが多く夜道でも安心できる
  • 資産価値が高い

駅近の物件に住めば、最寄り駅までの移動が楽になるため通勤や通学がしやすいです。さらに駅前には百貨店や飲食店・繁華街があるため、買い物や外食ができる環境が整っています。

また駅近には多くの人々が行き来するため、夜間でも安心して外出できます。駅近の土地は不動産需要が高く、郊外の土地より資産価値が高いため、売却や賃貸に出しやすいというメリットもあります。

駅近の土地を選ぶデメリット

駅近の土地を選ぶデメリットは、次の通りです。

  • 土地購入価格が高い
  • 土地が狭くなりやすい
  • 隣家との距離が近い
  • 日当たりや眺望が悪い傾向にある
  • 駅前の騒音に悩まされる可能性がある
  • 公園や保育園など子育てできる環境が整っていない
  • 駅近の土地は価格が高い傾向にあり、郊外の土地より高額なコストがかかります。土地の坪単
  • 価が高い傾向にあるため、郊外の物件より面積が狭くなりやすいです。

そのため隣家との距離も近く、騒音トラブルに悩まされるリスクが高いです。また駅近の商業施設や近隣の家屋など、採光や眺めを遮るものが多く、日当たりや眺望が悪いデメリットがあります。

また公園や保育園は郊外の土地にあるケースが多く、駅近の土地では子育てをする環境が整っていない可能性があります。

建ぺい率と容積率を確認しておく

姫路で土地を選ぶ際には、建ぺい率と容積率を確認しておくことが大切です。

建ぺい率と容積率を確認しておかなければ、思い通りの間取りで家を建てられない可能性があります。
土地にはそれぞれ建ぺい率と容積率が定められているため、希望通りの住宅を建てるために、双方を確認しておかなければなりません。

理想のマイホームを手に入れるために、建ぺい率と容積率について理解を深めておきましょう。

建ぺい率とは?

建ぺい率とは、土地の敷地面積に対してどのくらいの建物面積の建物を建てられるかを定めた数値です。

建物面積は建物を真上から見たときの面積を指し、バルコニーや駐車場など居住スペースから飛び出た部分も含みます。

例えば建ぺい率50%の土地を100平米購入した場合は、最大で建物面積50平米までの建物を建てられます。

容積率とは?

容積率は、土地の敷地面積に対してどのくらいの延床面積で建物を建てられるかを定めた数値です。

延床面積は、全階層の床面積を足した総床面積であり、建物内の居住スペースを指します。

そのため容積率120%の土地100平米に建てられる建物は、延床面積120平米までの間取りで設計しなければなりません。

建ぺい率や容積率について詳しくは以下の記事も参考にしてください

1坪って何平米(㎡)?を解説「延べ床面積」「容積率」「建ぺい率」についても

建ぺい率60%容積率200%で建てられる家の大きさは?緩和や制限のケースも

交通アクセスの利便性を確認しておく

土地を選ぶ際のポイントとして、交通アクセスの利便性を確認しておくことが大切です。

交通アクセスの利便性によって通勤・通学時間が変わるため、日常生活に大きく影響します。
さらに主要都市へアクセスしやすい土地を選べば、プライベートな用事や旅行などもしやすいため便利です。

周囲の施設・店舗の充実度を確認しておく

姫路で土地を選ぶときには、周囲の施設や店舗の充実度を確認しておきましょう。

周辺に買い物施設やアミューズメント施設、飲食店や雑貨店などの店舗が豊富に揃っていると、買い物や外食がしやすいです。
反対に施設や店舗が充実していない土地を選べば、買い物や遊び・外食の際に遠くまで出かけなければなりません。

子どもやペットがいる場合は、保育園や小学校・塾などの教育機関や病院・ペットホテルや動物病院の有無を確認しておく必要があります。

日当たりや風通しの良さなど住宅購入後の生活をイメージする

姫路で土地を購入する際には、日当たりや風通しの良さなど住宅購入後の生活をイメージすることが大切です。

実際に現地を下見して日当たりや風通しの良さを確認しておくことで、住宅購入後の生活をイメージできます。

どの程度の採光や風通しの良さを求めるかは人によって異なるため、自分が求める住環境が整っているか事前に確認しておきましょう。

災害リスクを確認しておく

土地を選ぶ際のポイントとして、災害リスクを確認しておくことが大切です。

どれだけ交通アクセスや周囲の環境が整っていても、災害リスクの高い土地では安心して生活を送れません。

地震や津波などの災害リスクに悩まされないよう、土地を選ぶ前にハザードマップを確認して、リスクが少ない土地で家を建てましょう。

なお姫路市のハザードマップは、下記のサイトで確認できます。

重ねるハザードマップ

姫路市「ハザードマップ」

姫路の土地選びに役立つエリア別の特徴

姫路の土地を選ぶために、各エリアの特徴を確認しておくことが大切です。自分がどのエリアに住みたいかを明確にしてから、土地探しを始めましょう。

姫路のエリア別の特徴として、次のエリアを紹介します。

  • 飾磨区エリア
  • 城乾小学校周辺
  • 安室・安室東小学校周辺
  • 手柄・荒川小学校区エリア

それぞれの特徴を確認して、姫路で土地を探す際の参考にしてください。

飾磨区エリア

飾磨区エリアは、山陽電鉄飾磨駅や西飾磨駅、山陽本線の英賀保駅など広くまたがった地域を指します。

工業地帯のイメージが強かった飾磨区エリアは、再開発によりショッピングセンターや住宅街などが建ち並ぶ子育て世帯に人気のエリアへと変わりました。

姫路の土地でも、飾磨区エリアは住宅用地として需要が高いエリアです。

城乾小学校周辺

城乾小学校周辺は、JR姫路駅北側に位置する住宅用地として人気のエリアです。
姫路城の西側に位置しており、学校や文学館などがある文教区域で子育てに向いています

さらに姫路市の中心部であるため、交通アクセスの利便性が高く周辺施設・店舗が充実しています。

安室・安室東小学校周辺

安室・安室東小学校周辺は、市の北西部に位置する辻井や御立などがあるエリアです。

子育て世代や定年後のリタイヤ世代に人気が高く、郊外でのんびりとした暮らしを実現できます。

生活に必要なスーパーなどの買い物施設は大通りに点在しており、車があれば生活に困りません。

手柄・荒川小学校区エリア

手柄・荒川小学校区エリアは、2026年春に姫路と英賀保間を結び新駅が開業される予定の、期待値が高い姫路のエリアです。

新駅の開業から関連施設の開発が見込まれており、地価の上昇が期待されています。

姫路の土地価格相場

姫路の土地を購入したいなら、どの程度の費用が必要か価格相場を把握しておきましょう。
2024年時点の公示地価をもとに、姫路の土地価格相場を解説しますので、土地選びの参考にしてください。

平均坪単価は約31万円

姫路の平均坪単価・平米単価は、次の通りです。

平均坪単価 31万6,339円/坪
平均平米単価 9万5,692円/m2
前年変動率 0.35%上昇

参照元:姫路市の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価|兵庫県

姫路の平均坪単価は約31万円、平米単価で約9万円でした。

つまり100坪の土地を買うなら3,100万円は見ておいたほうが良いということになります。あくまでも平均なので場所にもよりますが。

兵庫県の市町村地価ランキングで姫路市は9位

兵庫県の市町村地価ランキングでは、姫路市は9位でした。

地価ランキング 市町村 平均地価 平均坪単価
1位 芦屋市 41万6,130円/m2 137万5,637円/坪
2位 西宮市 29万5,663円/m2 97万7,398円/坪
3位 神戸市 24万4,260円/m2 80万7,471円/坪
4位 尼崎市 22万5,000円/m2 74万3,801円/坪
5位 伊丹市 20万1,000円/m2 66万4,462円/坪
6位 宝塚市 17万2,588円/m2 57万539円/坪
7位 明石市 13万3,035円/m2 43万9,786円/坪
8位 川西市 11万61円/m2 36万3,840円/坪
9位 姫路市 9万5,692円/m2 31万6,339円/坪

参照元:兵庫県の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価ランキング

兵庫県の芦屋市や西宮市など高級住宅地や主要都市が建ち並ぶエリアと比較すると、姫路市の土地は価格を抑えて購入することが可能です。

20年以上ぶりに公示地価が上昇

姫路の平均公示地価は、1991年に上昇してから2023年まで下がり続けていました。

1991年に平均公示地価37万3,819円/m2・平均坪単価123万5,767円/坪で前年比から28.45%上昇してから、2023年の平均公示地価9万4,816円/m2・平均坪単価31万3,443円/坪へと公示地価が下落するまで、右肩下がりで地価が下がっていました。

しかし2024年に変動率0.35%で上昇し、公示地価が回復しています。今後は不動産需要の回復と、新駅の開設などから姫路市の公示地価が回復する見込みがあり、土地の資産価値も向上する可能性があります。

姫路の土地で家を建てるならクオホームにおまかせ!

姫路の土地は、現在兵庫県の公示地価ランキング9位です。郊外や駅近どちらを選ぶべきかは希望条件によって異なるため、それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合っているエリアの土地を選ぶ必要があります。

希望条件の優先順位をまとめて、姫路の中で自分に適したエリアの土地を購入しましょう。

クオホームは姫路で住宅建築を営んでいる地域密着型の工務店です。「長持ちする家」をコンセプトに家づくりを行っており、姫路に最適な高気密高断熱住宅を提供しています。

姫路の土地で家を建てたいなら、ぜひクオホームにご相談ください。

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