パッシブデザインについて考える③(昼光利用)
WRITER
姫路でパッシブについて考える工務店 クオホームです。
今日は昼光利用について。
読んで字のごとく「昼の光を利用する」事ですね。
ほとんどの設計者が配慮していると思いますが、
非常に大事な事です。
まずは基本として「出来るだけ2面以上で採光を取る」という事ですね。
方位は特にこだわりません。
南面に窓があるのが理想ですが、それによって日射取得が多くなりすぎ
部屋の温度が上がり過ぎる可能性もありますので注意が必要です。
光を取り入れる方法は様々ありますが、
一番主流な方法は吹抜けですね。
空間的な天井の広がりと、光をしっかり取り入れる事ができます。
吹抜けを作ると「冷暖房が効きにくくなる」と言われがちですが、
家の基本性能がしっかりしていればそんな心配は入りませんので、大丈夫です。
その他は、天窓を利用する「ライトウェル」
庇の反射を利用した「ライトシェルフ」などあります。
昼光利用をうまく利用することがパッシブの基本になります。
次回は日射熱利用暖房についてです。