レイコップとアレルギー性鼻炎と医療費

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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は、長持ちする健康の話。

このブログでは、何度も住宅の気密の重要性を書いてきました。

気密性の良い住宅は、

・光熱費が安くすむ。
・換気システムが有効に機能して、空気が正常に保たれる。

というメリットがあります。

デメリットについてあまり触れていなかったので、今回はそのあたりも含めた話です。

少しだけ私の話をさせて下さい。

私は、小学校の頃から、アレルギー性鼻炎を患っており、41歳になった今でも、まったく治っていません。 花粉症といつも間違えられます。

さらに、残念なことに、最近になって喘息にもなってしまいました。

いわゆる、アレルギー疾患です。

そのままにしておくわけにはいかないので、治そうとしますよね。

当然、医療費がかかります、

特に、アレルギー性鼻炎にしては、今までいくら支払ってきたか検討もつきません。

実は、この医療費と家の性能に関係があったとしたら・・・・

今回はそんな話です。

知っていますか?
アレルギー疾患の大きな原因は、ダニです。

 

空中に浮遊したダニアレルゲンを吸入することがよくないのですが、最近の研究で、気密性の低い木造住宅より気密性の高い鉄筋や鉄骨住宅に住んでいる方が、アレルギー疾患にかかりやすいということがわかってきています。

弊社が推奨している家は、気密性の高い住宅ですので、より注意が必要だと言う事になります。

では、どういった事に注意すれば良いか、この後お伝えしていきます。

まず、ダニと、ダニアレルゲン量の制御方法を確認しましょう。

・湿度管理 余分な加湿をしない(湿度は60%を超えないように)
・結露対策 高性能窓の設置等
・暖房器具として開放型燃焼器具を避ける(石油ストーブ等)
・換気システムのフィルタの掃除

・エアコンのフィルタの掃除
・ダニに餌をやらない(こまめな掃除・寝具の丸洗い)
・ダニを殺す(布団乾燥器の使用・布団の丸洗い・ダニ駆除剤の使用)
・空気清浄器の活用(浮遊したダニアレルゲンを吸引する)

2つのグループにわけてみました。

はじめのグループは、建築屋さんががんばる部分
おわりのグループは、住まい手さんががんばる部分

当然、建築会社を選定する際には、

はじめのグループをがんばってくれる会社かどうかを見極めることが重要

になってきます。

過去により詳しい記事もアップしていますので、参考にして下さい。

「結露対策」

参考記事↓
「結露していても、わからない家」
「外断熱・内断熱・熱橋(ヒートブリッジ)」

「換気システム」

参考記事↓
「第3種換気システムを採用していい家、駄目な家」

建築会社に任せるべき以外の部分は、ご自身での対処が必要です。

どうぞ頑張って下さいと、このまま終わるのもなんですので、もう少し書きます。

専門ではありませんが、以下の事を実行すれば効果が高いと思います。

・お掃除が苦手の方は、お掃除機能付エアコンや、ルンバの購入をお考え下さい。
・空気清浄器はリビングだけでなく、寝室にも設置して下さい。
・ダニ対策にレイコップを買って下さい。

ダニを殺す事はできませんが、ダニの死骸や糞は、干すよりも効果的に除去できます。
面倒でない方は、布団乾燥機を使用しダニを殺した後で、ダイソンのような強力な吸引力のある掃除機で吸ってもらえれば、レイコップは必要ありません。
こちらの方がより効果が高いです。

レイコップを実際に使っている
弊社スタッフ ドラクエ主婦岡田のレイコップ記事はこちら↓
 「レイコップ☆使ってみました!」

今回は以上になります。
お役に立てれば幸いです。

 

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