昔の家に断熱材を入れても効かない理由とは…

 
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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は長持ちする断熱の話。
特にリフォームをお考えの方には必見の内容・・・だと思います。

住宅業界では、

「新築はもう減るのは仕方ない。
これから、断熱リフォームに力を入れて、
新規顧客獲得だ!!! 」

と、業界紙の半分くらいは、断熱リフォームの記事と
いってもいいくらいになってきました。

断熱リフォームは国の方針でもあるので、
補助金などの形で、どんどん支援され、
広がっていくものと思われます。

来年は、至るところで、

「断熱リフォーム」
「省エネリフォーム」
「エコリフォーム」

などの言葉を目にするようになるはずです。

ここで、注意すべきはその会社の施工能力。 

断熱工事は本当に奥が深いし、多くの知識も技術も必要です。

しっかりした施工と、いい加減な施工、
どれくらい差が出ると思います?

断熱材を全く同じ厚みで、同じ箇所に施工しても、
性能は倍程変わってしまう・・・
それが、断熱工事です。

特に難しいのがリフォーム。
その理由は、床が根太施工だから、
床下の空気がいくらでも、壁の中に入ってくることです。

どういうことか説明しますと、

昔の家の床下地はこうなっています。
(根太に注目です。)

昔の住宅では、ほぼ間違いなく、 根太との根太との間隔に
空気を遮断する処置が、何も施されていないため、
床下に、いくら断熱材を施工しようが、床下の空気が
その隙間を通って、どんどん壁の中に浸入してきます。

このような状態になると、断熱性能が激減します。
それどころか、壁内結露の原因にもなり、
その先は、腐朽・白蟻の発生と、悲惨なことになります。

ここは、

「気流止め」と言われる、
空気をしっかり遮る施工をまず施し、
それから断熱を強化していかなくてはなりません。

最近の新築で主流になっている「床合板工法」だと、
床合板が床下の空気の流入を抑えてくれるので、
気流止めの意識の低い職人が施工しても
問題は大きくなりません。

ところが、昔の家のように、
根太方式で床組をしていると、
「気流止め」は、
必須となり、
これをきっちり施工しようと思えば、大変手間がかかります。


もし、あなたが検討中の建築会社が

根太式工法で床組をしているでしたら、
担当者に、「気流止め」の確認をしておいたほうがいいです。

気流止めがない事による断熱性能の著しい低下は、
数字上はQ値やUA値のような、
断熱性能の指標に一切現れませんので、
本当に注意が必要です。

また、

断熱リフォームをする場合は、
気流止めをしっかり行わないと、
性能が発揮されず、
住環境もほとんど改善されません。

そもそも何のためリフォームだったかも
見失うことになりますので、
最重要チェック項目です。

これから、国主導の、断熱工事に関する多種の勉強会等が
予定されていますので、建築会社や大工さんの施工レベルも
上がってはくると思いますが、

現段階では、まだまだ知識の乏しい方が大多数ですので、 
あなたが住宅会社を選定する目を養って下さいね。

*クオホームでの断熱リフォームを知りたい方はこちら
(カタログもご用意しております。)

断熱改修について・・・

 

 

 

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