進化したガリバリウム鋼板 SGL(エスジーエル)の性能

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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は長持ちする外壁の話。

外壁の話は、過去にもかなり詳しく記事を書いていますので、
興味のある記事がありましたら、そちらもご覧下さい。

外壁で長持ち度はピンキリ ニチハ編
外壁で長持ち度はピンキリ KMEW編
外壁で長持ち度はピンキリ 樹脂サイディング編
外壁で長持ち度はピンキリ 金属サイディング編

今回は、金属サイディング編の続編と言っていい外装材をご紹介します。

商品名は、SGL(エスジーエル)と言います。

特徴は、
マグネシウムの効果で、ガルバリウム鋼板の高耐食性をさらに高めたところです。
どれくらい凄いと言うと、

高耐食性で知られるガルバリウム鋼板の
なんと3倍以上の耐食性があります。

施工方法は、今までのガリバリウム鋼板と全く同じですので、
新しい商品によくあるデメリットが一切ありません。

新しい商品のデメリットってなんぞや?
という方もいらっしゃるでしょう。

それは、
①職人が施工経験がないので、赤字を防ぐために施工費用が割り高になる。
②基本マニュアルだけでは対応できない施工箇所の納め方に不安が残る。

これは、もう新しい商品の宿命みたいなもんです。

設計者・工事監督・職人が、3人ともよく商品を理解しておかないと、
施工ミスが起こる可能性が高いのは逃れようのない事実です。

この心配がないのが、
「 SGL(エスジーエル)」というわけです。

おそらく30年はメンテナンスフリーでいけると思いますので、
メンテナンスコストは激安です。

これまでに何度も言ってますが、外装材は仕様選びによって、
大きくメンテナンスコストが変わります。

10万、20万と言ったレベルではなく、100万、200万の違いです。

これってすごくないですか?

外装材の耐久性も確認せずに、坪単価いくらですか?
って質問することの無意味さを知って下さい。

外装材のグレードと家の価格は
切り離して考えてはいけません。

本当に重要な部分ですので、忘れないように10回くらい
復唱して欲しいくらいです。

今回はこのあたりで。

 

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