施主支給のオススメできる点、オススメできない点を徹底解説!

 
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長持ちする家研究家 瀬崎です。
今回は、コストダウンのために検討される方も多い”施主支給”について。

施主支給のおススメできる点

施主支給は、住宅の新築やリフォームの際に、必要となる設備をオーナー様が工事業者に提供する方法です。
メリットは大きく2つあります。
順番に解説してきますね。

①細部にまでこだわった家造りができる


オーナー様が自由に設備を選ぶことができるので、細部にまで拘って家造りに参加できる点にあります。
オーナー側の自由度が高い方法ですから、例えば予算に合わせて中古を選んだり、海外から取り寄せた物を設置してもらうなどが可能です。
今は、ネットを使えば何でも手に入りますからね。

 

場合によっては手作りも支給できますし、アレンジした物の支給を行うといった選択肢も生まれます。
私の経験だと、オーナー様の手作りのステンドグラスや、アイアン手摺などを設置したことがあります。
一緒に家作りに参加した証拠が残るわけですから、入居後の喜びは一層深まりますよね。
家族や友達にも自慢できます!

 

また、建替えの場合だと、思い出の品を再利用できます。
某リフォーム番組では、『匠』がオーナー様に内緒で思い出の品をサプライズで使用してくれます。
しかし 現実では、そんなことはおきませんので、自分で用意しましょう。(笑)

 

父母の時代からが使われている歴史のある和室の欄間(らんま)や、子供たちの背の高さを記した思い出の柱といった、お金に変えられない物も活かせる点が大きいです。
仮にサイズが合わないとしても、一部だけを切り出して再利用したり、新しい住宅にはめ込む形で採り入れられます。

 

少し話は変わりますが、最近は、子供は小さい頃は賃貸住まいの方も多く、柱に背の高さ記す習慣もなくなってきてますよね。
実家の柱には、私が小学生の頃の身長を記した後が今でも残っています。
それを見るといつも、父が私の身長を柱に記す時にかけてくれた言葉が蘇ってきます。

「前より指一本分、大きなったなー」

子供の身長が伸びるのは当たり前なんですけど、父に褒められているようで嬉しかったですね~。
あんまり褒められる事がなかったので(笑)
柱に子供の身長を記すという習慣は、古き良き日本の伝統のような気がするので、残しておいて欲しいです。

あなたはどう思います??
共感できます?

それとも、共感できるけど、やっぱり新築の柱には傷や印をつけたくないですか?

 

もしそうだとしても大丈夫です。おっしゃれーで素敵な商品があるんです。

ただし、手に入れられるのは9月末までです!↓
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制作者は私がよく知っている方です。品質は100%保証しておきます!

 

少し脱線してしまったので、ここで”施主支給のメリット”の話に元に戻しますね。

②単純にコストダウンができる


ネットで購入すれば、余分な経費がかからないため安く入ります。
商品によっては、探せば工務店の仕入れ値よりも安い価格で販売している事もあります。

品番で検索すれば、価格差は一目瞭然!
「工務店の見積もり高すぎない??」
そんな心配事も起きるかもしれません。

 

工務店価格がネット価格よりも高い場合は、工務店がリスクを負っています。
施主支給の場合は、そのリスクを自分で負うわけなので安くなります。

 

「リスクって何なんですか?」

 

はい、それを今からお伝えしていきます。

施主支給のおススメできない点


メリットが豊富な施主支給ですが、実は表裏一体の形でデメリットもあります。
施主が自ら商品をスムーズに工事が行えるように用意しなければいけない、これこそが最大のデメリットです。

 

住宅設備を施主支給する場合は、サイズの他にも電気などの仕様を理解して、合致する物を用意する必要があります。
もし規格に合わなければ無駄になりますし、もう一度選定し直す必要が生じるので、二度手間になってしまいます。
私の経験上、二度手間になった事、けっこうあります・・・

 

何より、工事業者に納得してもらうことも不可欠なので、説得する手間が生じるのもまたデメリットです。
中古やDIYで作った設備を支給する際は、特に安全性の点において難色を示す工事業者が少なくないです。

 

説得に応じ施主支給に応じてくれても、施主には設備に関する必要な情報を提供する義務があります。
工事業者は住宅の設計図に照らし合わせ、そこに当てはめる形で設置するので、イズや仕様を明確にする資料の準備が必要不可欠です。

 

加えて、施主支給で設備の提供を行うと、住宅らリフォームのローン対象外になる恐れがあります。
施工会社を通じて決済できない場合に、このような思い掛けない問題が生じる可能性が存在するので、その点からあまりおすすめできないわけです。

 

デメリットは更に、手配の遅れで施工に滞りが生じたり、トラブル時の日程調整の責任も生まれるのがネックです。
規格が微妙に合わず、設計の変更が必要となれば大幅な遅れが発生するでしょう。
設置後に生じる問題や損害は、設備を支給する施主の責任になるので、それもマイナス面の観点からメリットを見出すのが難しい部分です。

施主支給が原因で起こったトラブル


施主支給で発生するトラブルとしては、発注ミスで使えない物を用意してしまったり、再発注の手間が生じるケースが多いです。
発注ミスはサイズだけでなく、強度や耐久性で施工に合致しない物もあてはまります。

 

床であれば、接着剤が合わないことで使えなかったり、使えないと知らずに使用して後々トラブルになることもあります。
施主支給で用意する設備には、必ず施主側に説明義務が生じるので、接着剤の不適合に見られるトラブルもまた、説明不足とされやすいです。

 

一方で、複数枚を使用するタイルや床板などは、施工のミスを見越して多めに用意するのが普通です。
ギリギリの数で発注すると、後で足りないといったトラブルが起こりますから、発注の際にはこういった知識も必要になります。

 

納期の遅れは定番のトラブルで、施工の予定日までに完成したり届かないと、工事が進まないばかりか費用の無駄も発生します。
巨大な家具などのを施主支給するケースでは、大き過ぎて中に入れることができない、あるいは重くて運べないなどもよくあることです。

 

設置までには一時保管が必要になりますから、置いておける場所の確保も済ませておかないと、二重三重にトラブルが大きくなります。
折角特注で作ってもらった設備も、傷が付いてしまうと施主を悩ませます。

 

傷が付いた理由や、責任が誰にあるのか分かれば問題ないですが、施工時に傷を見付けたとなると話は別です。
このトラブルは、納品時に検品をしていないと起こりやすいので、納品されたら早めにチェックしておくことです。
といいつつも、実際は難しいかもです…

エコキュートの施主支給が注目されている理由とは?


空気を利用してお湯を沸かすエコキュートは、施主支給においても注目されていて、実際に行う人も多いです。
注目を集めている理由は、比較的簡単に導入を決めることができたり、リフォーム時に採用できる点などです。

 

また補助金制度が利用できるので、お得に導入できるのも、エコキュートが施主支給で注目される理由の1つです。
エコキュートは環境に優しく、エネルギー効率が優れているので、次世代の給湯器として人気です。

 

電気を使って空気を圧縮させ、それでお湯を沸かす仕組みですが、高効率なので電気代の節約にもなります。
お湯はタンクに溜めておく形で、電気料金がお得な夜間を中心に炊き上げられますから、この部分だけでも経済性に優れます。
プロパンガスからエコキュートに替えると、びっくりするくらい安くなります!
また、タンクのお湯や水は停電時にも使えるので、近年頻発している災害に備えて導入を決めるケースが増えています。

 

問題は、不具合が起きた場合ですね。
接続した設備業者の不手際が原因なのか、器具本体のトラブルなのか・・・
施主支給する前に、工事業者と不具合が起きた場合の対応について、事前に取り決めしておくことが不可欠です。

施主支給人気NO1のエアコンですけど、注意点も!


施主支給で特に人気なのはエアコンですが、注意点があります。
オーナー様がエアコンの仕様を見て選ぶことになるので、まずは設置スペースや壁の強度などの調査が必要です。
スペースがなければ物理的に設置できませんし、強度があっても穴が開けられなかったり、配管が届かなければ設置不可能となります。

 

壁の強度が不足していても、補強できるなら設置の可能性は上がりますが、それも全て施主が予め確認するポイントです。
設置といえばコンセントの位置であったり、200Vや100Vの違いもトラブルの元となるので要注意です。

 

コンセントは延長も可能ですが、通常はカバーを付けて配線を目立たなくするものです。
近くにコンセントがないと、壁内の延長工事を行うか、延長コンセントを使うことになるので、その点にも気を付けてエアコンを選ぶことが大切です。
エアコンが新品であれば、もれなく説明書が付いてくるので、設置可能な機種ならそのまま工事の担当者に渡して任せられます。

 

しかし中古だと説明書がなかったりしますし、そもそも動作に問題がないのかという疑問が起こります。
説明書を用意することができて、動作確認も施主がチェックできるのであれば、中古エアコンの施主支給が実現します。

 

施工会社や工事業者は、設置後のトラブルを嫌う傾向がありますから、新品ならともかく中古には難色を示しがちです。
説得を行い納得してもらったり、トラブル時の責任の所在を明らかにすることも必要ですから、一方的に決めずに話し合うことが重要です

 

高気密住宅の場合は、気密処理も重要です。
エアコン業者で、気密の事を考えている人は非常に少ないので、施主支給しないほうが無難だと思いますね。
エアコンの穴から壁内結露する可能性もありますので要注意です。

まとめ

施主支給のメリットは大きく2つ。

ひとつは、自作品や思い出の品を使う事で、こだわりの家作りができる。
もうひとつは、コストダウンができる。
基本的にリスクは自分が負わなければならないので、工事業者との事前の打ち合わせが非常に重要になる。

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