家づくりで失敗しないコツは?マイホームを建てて後悔した失敗例を紹介

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どうしたら家づくりで失敗しないか?を考えるクオホームの本田です。

マイホームを建てる際には、自分好みの家にしたいがために色々と欲が出てきます。

しかし、欲を出しすぎると失敗や後悔につながる可能性もあるので要注意です。

家づくりで後悔しないために「世間の人たちはどのような理由で失敗してしまったのか?」失敗例を確認しておくと良いです。

他人の失敗例は自分の失敗を防ぐのに役立ちます。

この記事で、家づくりにおける失敗例をいくつか紹介します。家づくりで後悔しないために、最後まで読んで理想のマイホームを建てましょう。

また、時間がある方は家づくりのプロが教える「家づくりでやってはいけないワースト3」を解説した動画を視聴してみてください。

YouTube:クオホーム本田さんに聞いた。後悔する!家づくりで絶対にやってはいけないことワースト3

家づくりの失敗例:土地選びで失敗

家づくりの失敗例として、土地選びで後悔するケースを紹介します。土地選びで失敗するケースは、次の通りです。

  • 周辺環境に不満がある
  • 治安や立地に対して後悔がある
  • 土地に建てられる家が制限された

家づくりにおいて土地選びは非常に重要です。それぞれの失敗例を確認して、土地選びで後悔しないよう注意しましょう。

周辺環境に不満がある

周辺環境に不満があると、家を建ててからの生活が不便です。周辺環境に対してどのような不満があるのか、例えば次のような問題。

  • 道路に面しており、車やバイクの走行音がうるさい
  • 繁華街や飲み屋がうるさい
  • 教育施設までの通学経路が遠い
  • 休日に人が多い
  • 医療施設が少ない

道路や繁華街・飲み屋などの周辺環境がうるさい場合、ストレスになる可能性も。また、近隣にテーマパークやお出かけスポットがあるエリアは、休日やピーク期に人が多く不満を感じることもあるかもしれません。

医療施設や教育機関が遠い・少ない場合も、生活がしにくくなります。
土地を購入する際には、周辺環境をしっかり調べることをおすすめします。

立地が悪すぎて後悔した

立地が悪い土地は、安いことが多いです。理由は、立地が悪いからです笑。安さ重視でよく考えずに土地を買って、生活しはじめたらとんでもなく後悔した…という人もいます。例えば次のようなパターン。

  • 坂道が多い
  • 目の前に大きな川があり大雨の日に不安になる
  • 日当たりが悪い
  • 地盤が弱く改良工事に費用がかかった
  • 夜は人通りが少なく不安

土地見学に行くときは車で行く人も多いかもしれません。不動産屋の車で周ることもよくあります。

そうした場合、必ず自分の足で私生活を想定したルートを歩いてみてください

また、日当たりを確かめるために日中に観に見に行くことをおすすめします。

建てられる家の大きさや高さに制限があった

土地を購入しても敷地面積いっぱいを使って、家を建てることは難しいです。家を建てるには建ぺい率や容積率の制限を守らなければなりません。

建ぺい率とは敷地面積に対する建物面積の割合を指し、容積率は敷地面積に対する延床面積の割合を意味します。
土地によって、建物面積・延床面積を敷地面積の何割までに設計できるか、決まっているのです。

また、土地によって絶対高さ制限、道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限などの建築制限があります。

土地に関する制限を知らずに土地を選ぶと、思いどおりの間取りや広さで家を建てられないことがあるため要注意です。

建ぺい率や容積率について詳しくは以下の記事をお読みください。

家づくりの失敗例:収納で失敗

生活する上で、物を収納したり隠したりできる収納スペースは重要です。収納をしっかり考えずに設計すると、全然物が片付かず、住みにくくなることも。

収納で失敗する要因を把握して、自分のライフスタイルに合った収納をつくりましょう。

収納スペースが足りない

収納スペースが足りない場合、物が家の中に溢れてしまいます。具体的にどのような場面で収納スペース不足を感じたのか、次の失敗例を確認しておきましょう。

  • 脱衣所にも収納スペースをつくればよかった
  • リビングや寝室の収納スペースが足りない
  • 子どもが成長して収納スペースが不足した

脱衣所はタオルや洗剤・入浴剤など、さまざまな物を使う場所です。

他にもリビングや寝室など、部屋の収納スペースが足りず室内に物が溢れかえると後悔する原因に。
新築当初は収納スペースが足りていても、子どもが成長するごとに物が増えるため、広めに収納スペースを設計しておくことをおすすめします。

収納スペースを使いこなせない

収納スペースを確保しても使いこなせなければ不便に感じます。家を建てる際は、下記のように収納スペースを使いこなせずに失敗しないよう注意しましょう。

  • 床下収納が使いづらい
  • 奥行や高さが合わず布団や大型家具を収納できない
  • 収納の扉を開けにくい

床下収納が開けにくく、物を取り出しにくいと使いづらくなります。また、押入れやクローゼットのサイズが合わず、布団や大型家具を収納できなければ不便に感じます。

収納で失敗しないために、広さだけでなく使いやすい収納を設計することが大切です。

家づくりの失敗例:お風呂・トイレで失敗

家づくりにおける失敗例として、お風呂やトイレに不満を感じるケースがあります。お風呂やトイレは毎日使うものなので、失敗すると生活で不便を感じやすいです。

お風呂やトイレの設備に不満を抱くケースを確認して、家づくりの参考にしてみてください。

お風呂の設備に不満があった

お風呂の設備に不満がある失敗例は、以下のとおりです。

  • 浴室乾燥機をつけたが不要だった
  • お風呂場にテレビをつけたが不要だった
  • タイル貼りにしたら掃除が大変になった

せっかく家を建てるなら、お風呂に浴室乾燥機やテレビをつけて快適に過ごしたいものです。しかし、張り切って浴室乾燥機をつけても乾燥機能がついた洗濯機を持っている場合、浴室乾燥機は不要となります。

また、テレビをつけても現在はスマートフォンをお風呂に持っていって動画を見る人も多く、テレビを使わないことが多いです。

おしゃれにしようとタイル貼りにすると、タイル目にカビが発生して掃除が大変になります。

お風呂の設備を決める際には、実用性を考えて「本当に必要か?」検討してみてください。

トイレの設備に不満があった

トイレの設備に不満がある失敗例は、以下の通りです。

  • 節水トイレにすればよかった
  • トイレに洗面台をつければよかった

トイレはトルネード水流と節水型の便器を比較した際に、2年間の水道代で節水型の元が取れると言われています。
トルネード水流の便器を採用した方は「光熱費を考えて節水トイレにすればよかった」と後悔するかもしれません。

また、トイレに洗面台がない場合、ハンドソープや消毒剤が置けず後悔することも。実際にトイレを使った時をイメージして、設計することをおすすめします。

お風呂やトイレの間取りが悪い

お風呂場が玄関から遠いと、寒い日や濡れた日に帰宅してからすぐシャワーを浴びれません。
泥だらけになって帰ってきた子どもが、お風呂に辿り着くまで時間がかかる動線だと部屋が汚れます。

また、トイレが遠かったり1つしか設置しなかったことで、1階と2階の2箇所に設置すればよかったと後悔するケースもあります。

お風呂やトイレの間取りを考える際は、生活動線を考えて利用しやすい間取りで設計しましょう。

家づくりの失敗例:キッチンで失敗

家づくりにおいてキッチンは重要なスペースです。毎日料理を作る人にとって、キッチンが充実していれば家づくりの満足感が高くなります。

しかし、キッチンで失敗するケースがあるため、家づくりの参考としてキッチンの失敗例を確認しておきましょう。

キッチンの失敗例は、大きく分けて次の2つです。

  • キッチンの設備に関する不満
  • キッチン動線が悪い

それぞれの失敗例を確認して、使いやすいキッチンを導入しましょう。

キッチンの設備に関する不満

キッチン周りの設備に不満がある場合、料理がしにくく使いづらいです。キッチンの設備に関する不満は、次のようなものが挙げられます。

  • ガスコンロよりIHにすればよかった(またはその逆)
  • キッチンの高さがあわない
  • 大きいシステムキッチンを置いたがために、空間が狭くなった
  • キッチン収納が足りない

ガスコンロかIHかは使い慣れてないと苦労します。とくにIHにした場合、フライパンがIH対応のものでないと加熱できず、すべて買い直さないといけません

キッチンの高さが合わないと腰が痛くなることも。ショールームでしっかりチェックしましょう。

収納がたくさん欲しい場合は、パントリーを設けると良いです。

キッチン動線が悪い

キッチン動線が使いづらいと、料理中に不便を感じます。たとえば以下のようなケース。

  • カウンターキッチンにすればよかった
  • アイランドキッチンにしたけど慣れない
  • なんとなく使いづらい

キッチンを見せたくない人はリビングとの間に壁を作る人もいるでしょう。しかしそのせいでリビングとキッチンの間を行き来しづらくなる場合があります。

また、料理中はリビングの様子を見ることができません。子どもの様子を見ながらキッチンに立てないことを後悔する人もいます。

あとは、普段から使い慣れてない形状だと、最初のうちは使いづらいな…と思うこともあるかもしれません。

家づくりの失敗例:間取りで失敗

間取りで失敗すると、せっかく建てたマイホームに不満が生じます。
家づくりにおいて注意しなければいけない、間取りで失敗するパターンは次の通りです。

  • 部屋の広さに不満がある
  • 間取り設計に後悔している

それぞれの注意点を確認して、間取り設計の参考にしてください。

部屋の広さに不満がある

部屋の広さに不満があると、生活がしにくいです。例えば次のような失敗例が挙げられます。

  • リビングが広すぎて冷暖房効率が悪い
  • キッチンが狭く1人しか使えない
  • 家具を思ったように配置できない
  • 部屋が狭く物置になっている
  • 寝室が狭くベッド以外の物を置けない

部屋が狭いだけでなく広すぎても、使いにくく不満が生じます。家を建てる際には、適切な広さを考えて間取りを設計しましょう。

間取り設計に後悔している

部屋の広さだけでなく、間取り設計に後悔する失敗例があります。具体的には次のような間取りの場合、家づくりに後悔してしまうでしょう。

  • オープンキッチンで客人からキッチンが丸見え
  • 玄関や窓が道路に面しており外から丸見え
  • 隣の家と距離が近く窓から顔を合わせてしまう
  • スキップフロアやロフトの段差が危ない
  • 老後のバリアフリー設計を考えていなかった

家を建てる際には将来のバリアフリー構造まで視野にいれて、間取りを設計しましょう。

家づくりの失敗例:光や音で失敗

新居を建てても、自宅内で光や音に不満がある場合は家づくりに失敗したと感じます。
光と音に関する不満を確認して、家づくりの参考にしてみましょう。

光に関する不満

光に関する不満として、次のようなものが挙げられます。

  • 日光が入らず昼間でも照明が必要
  • 日光で家具が焼けてしまう
  • 光が入りすぎてテレビが見にくい

日光が入りすぎるとテレビが見にくいだけでなく、家具が日焼けする原因にも。

また、日光が入らない場合も生活がしにくいため、バランスが大切です。

音に関する不満

音に関する不満は、次の通りです。

  • 上階の足音が下階に響く
  • 壁が薄く隣家と騒音トラブルになる
  • 乾燥機や食器音の音が響くため夜中に使えない
  • 寝室が道路に面していて走行音がうるさい

音に関する不満があると、騒音トラブルなど生活に支障を来たします。睡眠障害や近所トラブルに発展しないよう、防音を意識した家をつくりましょう。

家づくりの失敗例:資金で失敗

家づくりの失敗例として、資金で失敗しないよう注意しましょう。資金で失敗すると生活を圧迫する可能性があり、しっかり資金計画を立てなければいけません。

資金計画の参考として、資金面で家づくりに失敗した事例を確認しておきましょう。

初期費用が高かった

資金で失敗する事例として、想定より初期費用が高くなったケースが挙げられます。なぜ初期費用が高くなったのか、原因を追求してみましょう。

  • 予算をオーバーしてしまった
  • 税金面を考えていなかった
  • 諸費用を考えていなかった

設備や素材にこだわりすぎて、予算をオーバーしてしまうと想定より初期費用が高くなります。
また、家を建てると登録免許税や不動産取得税がかかるため、税金面も想定して資産計画を立てましょう。

住宅建設費用と土地購入費用だけで資金計画を立てると、初期費用がオーバーする可能性が高いです。
諸費用は住宅建設費用と土地購入費用の約10〜12%ほどかかりますので、諸費用を想定して資産計画を立ててください。

ランニングコストが高かった

初期費用だけでなくランニングコストを想定しておかないと、家づくりで失敗しやすいです。具体的には次のような理由で、ランニングコストが高くなります。

  • メンテナンス費用を考えていなかった
  • 初期費用を抑えたためリフォーム費用がかかった
  • 固定資産税や都市計画税が高い

初期費用だけを考えて家を建てると失敗しやすくなります。なぜなら、初期費用を抑えるために素材や設備・施工会社を妥協すると、すぐにメンテナンスが必要になるからです。

結果的にランニングコストが高くなり総額費用が増えてしまうため、初期費用だけで施工会社を選ばないよう注意しましょう。

また、住宅や土地を所有していると、毎年固定資産税や都市計画税を支払わなければなりません。
資産計画を立てる際には、住宅購入後のランニングコストを想定しておきましょう。

業者選びで失敗しないためのポイント

家づくりの失敗例として、業者選びでの失敗が大きな要因です。業者で失敗すると、資金面や間取り面で失敗する可能性が高くなります。

業者選びで失敗しないように、次のポイントを意識しましょう。

  • 見積額だけで業者を選ばない
  • 口コミや実績を確認しておく
  • 理想の家を建てられる業者を選ぶ

見積額だけで業者を選ぶと、後々オプション費用を追加されたりランニングコストが高くなったりと、資金面で失敗しやすいです。

業者を選ぶ際には口コミや実績を確認して、信頼できる業者を見極めましょう。業者を探す際にはインターネットで「地域名」+「工務店」で検索すると、該当エリアで家づくりを行っている工務店を探せます。

兵庫県姫路エリアであれば、ぜひ弊社クオホームへご相談ください。

家づくりで失敗しないために情報収集はしっかりと!

家づくりで失敗しないために、情報収集はしっかりと行いましょう。

どのような理由で家を建てた後に後悔するのか、失敗例を確認しておくことが大切です。
特に業者選びに失敗すると資金面でも失敗しやすく、後悔することが増えます。

また、信頼できる業者を探してしっかり資産計画を立てることも大事です。
資産計画を立てる際には初期費用だけでなく、ランニングコストを想定した総額費用を計算することで失敗が減ります。

下のリンクより「誰も教えてくれない家を建てた後にかかるお金の話」を読めます。これから家を建てようと考えている方は、下記のメルマガを読んで資産計画を立ててみてください。

誰も教えてくれない 家を建てた後にかかるお金の話し

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