いい家に住みたいなら重視すべき5つのポイントを一挙ご紹介!

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マイホームを建てるなら、いい家に住みたいと考えるものです。
しかし、一概にいい家と言っても人によって基準が異なります。

いい家とは何か?」「家を建てる時には何を重視すべき?」と、マイホーム計画で悩んでいる方は”いい家の条件”を理解しておきましょう。

この記事では、いい家に住みたい人が注意すべき5つのポイントについて解説します。最後まで読んで、自分好みのいい家を建ててみてください。

また、家づくりのプロの観点から「家を建てる際におすすめの仕様を3つ」紹介した動画があるので、時間がある時に視聴してみてください。

YouTube:クオホーム本田さんに聞いた。絶対オススメな家の仕様ベスト3

いい家とはどんな家?

 

 

弊社クオホームの施工事例

 

マイホームを建てる際に、いい家を建てたいと思う人がほとんどでしょう。しかし、一概に「いい家」と言われても、どのような住宅を指すのか人によって基準が異なりますよね。

ではどのような家がいい家なのか?

まずはざっくり、例えば次のような家

  • 住みやすい家
  • 長持ちする家
  • 手間やコストがかからない家
  • 資産価値のある家

では、具体的にどのような家づくりにすることで、いい家が建つのか?このあとお話していきます。

いい家の条件5選

いい家の条件は次の5つです。

  • 動線設計がしっかりしている
  • 気密性・断熱性が高い
  • 耐震性が高い
  • 手間やコストがかからない
  • 資産価値がある家

上記の条件を満たす家は、一般的にいい家と言えます。それぞれの条件を詳しく解説しますので、家づくりの参考にしてみてください。

動線設計がしっかりしている

住みやすい家の条件として、生活動線がしっかりしていること。

たとえば日々の家事で、洗濯機から外に干すまでの距離が遠かったり、玄関からキッチンまでが遠く重たい荷物を運ぶのが大変…となると、住みづらいなと感じてしまうこともあるでしょう。

水回りを1箇所に固めておく、洗濯物がしやすいよう脱衣所と干す場所を近くにするなど、動線設計を工夫することで快適な生活が実現可能です。

動線設計がしっかりしたいい家を建てて、快適な生活を送りましょう。

気密性・断熱性が高い

年中過ごしやすい家を建てるために、気密性・断熱性が高い家を建てましょう。

気密性・断熱性が高い家を建てれば、夏は涼しく冬は暖かい快適な温度で生活できます。

なぜなら、高気密高断熱住宅では室内の空気が逃げにくく、冷暖房効率がいいからです。
更に外気の影響を受けにくいため、年中通して快適な生活が送れます。

冷暖房効率がいいので光熱費を削減できる高気密高断熱住宅は、いい家と言えるでしょう。

気密性とは?

気密性とは、建物にどれだけ隙間が空いていないか密閉性を表しています。

気密性が低ければ外から隙間風が入り、室内の空気が外に逃げるため外気温の影響を受けやすいです。
反対に気密性が高い住宅は、外気温の影響を受けず冷暖房を効率的に使用できます。

気密性は「C値」と呼ばれる数値で表され、弊社が推奨している値は1.0以下・理想は0.5以下です。

■関連記事:C値1.0以下でさらに違いがあるのか??

気密性を高める方法

気密性を高めるには、以下の方法が挙げられます。

  • 窓のサッシ性能を高める
  • 気密性の高い換気システムを導入する

給気・排気をする窓によって気密性が変わるため、気密性を高めるに窓のサッシ性能を向上させましょう。
窓のサッシ性能を高めることで、窓から室温が逃げたり窓から外気が入ったりしにくくなります。

また、給気と排気を行う換気システムを、気密性の高いものにすれば外気温の影響を受けにくいです。

気密性を高めたい方は、窓のサッシと換気システムの性能を向上させましょう。

気密性が高い住宅を建てるべきか悩んでいる方は、下記の高気密・高断熱について詳しく解説した記事を読んで、高気密住宅を検討してみてください。

■関連記事:高気密高断熱の家は失敗や後悔の元?2025年断熱・省エネの義務化についても解説

断熱性とは?

断熱性は、熱をどれだけ逃さないかを表しています。

断熱性はUA値と呼ばれる数値で表され、数字が小さいほど省エネ性能が高いです。UA値は外皮平均熱貫流率を表しており、住宅の屋根や壁・床からどれだけ熱量が外に逃げるかを表しています。

断熱性が高ければ、室温が外気温の影響を受けにくく冷暖房効率が良くなります。つまり、断熱性が高い家は省エネ性が高く、年中過ごしやすい「いい家」なのです。

断熱性に関する数値について詳しく解説した記事がありますので、高断熱住宅を建てる際の参考にしてみてください。

関連記事:UA値とは?C値やQ値など断熱性能に関する数値を詳しく解説!

断熱性が高いZEH住宅とは?

断熱性が高い家を探していると、ZEH住宅と言う言葉を耳にします。
ZEH住宅とは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称で、エネルギー消費ゼロ以下にする家のことです。

具体的には太陽光発電と高断熱住宅の組み合わせで、エネルギーを生産して消費エネルギーを極限まで減らしています。

ZEH住宅は断熱性が高いため省エネ性が高く、エネルギー消費が少ないです。断熱性が高いZEH住宅は、年中快適に住みやすくいい家と言えます。

耐震性が高い

住みやすさに重点を置いて「いい家の条件」を解説してきましたが、万が一の事態に備えて耐震性を高めておくことも大切です。

耐震性が高い家は、地震による倒壊だけでなく、破損も防げます。地震大国の日本では、いつ地震が起きるか分からず、家づくりにおいて耐震性は非常に重要です。

耐震性が高い家を建てれば、地震が来ても家を修繕・補修する手間とコストがかからず、安心して長く暮らせます。

長持ちしてメンテナンスの手間とコストがかからない耐震性が高い家は「いい家」です。

耐震基準について

家づくりにおいて地震による倒壊や破損を防ぐため、建築基準法で耐震基準が定められています。
耐震基準は新耐震基準と旧耐震基準の2種類があり、1981年6月の建築基準法改正と共に基準が変わりました。

新耐震基準では震度5強程度の地震では倒壊せず軽度な破損で被害を抑えられる耐震性能を担保しています。新耐震基準は震度6強から7程度の大地震が起きた際にも、倒壊しない耐震性を定めているため安心です。

更に2000年にも建築基準法が改正され、現在は「2000年基準」と呼ばれる耐震基準で家づくりが行われています。

耐震性の高い住宅を建てる際の注意点

耐震性の高い住宅を建てる際には、ビルトインガレージなど構造的に耐震性を損なう設備を導入しにくいです。
ビルトインガレージは1階部分に駐車スペースを確保するため、柱がない空洞が生まれてしまいます。

おしゃれなビルドインガレージを導入したい方は、耐震性を担保して理想の家を建てられるか工務店と相談してください。

また、耐震性が高い家は建築コストがかかる傾向があるため、予算をオーバーしないよう注意しましょう。

耐震性の高いおしゃれな家を建てたい方は、下記の「耐震・耐久性の高いデザイナーズ住宅を建てる際の注意点をまとめた記事」を読んでみてください。

関連記事:耐震・耐久性の高いデザイナーズ住宅を建てる際の”落とし穴”とは?

手間やコストがかからず長く住める

手間やコストがかからず長く住めることも、いい家の条件のひとつです。

家を建てる際、初期費用はできるだけ抑えたいと考える人は多いと思います。

しかし、初期費用を下げすぎると素材や設備のグレードを落とすことになり、職人の人数も減らさなければならないことにも。

そうなると、職人が不足している状態で安い素材を使って建てることとなり、将来的に災害や老朽化によって破損や故障をする可能性も高まります。

家を建てる際には、初期費用だけでなくメンテナンスの手間やコストを考えた長期的な視点で、家づくりを計画するのが良いです。

とくに外壁は雨風や日光にさらされて老朽化しやすいです。できるだけ手間やコストをかけずに長く住むためには、メンテナンスフリーの外壁を導入しましょう。

■関連記事:サイディングのメリット・デメリットとは?新築を建てる際の外壁選びのポイント

家の寿命について

家の寿命は、住宅構造によって大きく変わります。注文住宅によく使われる構造別の、家の寿命は以下の通りです。

  • 木造 約30〜80年
  • 鉄骨構造 約30〜60年
  • 鉄筋コンクリート構造 約40〜90年

実際に倒壊するまでの家の寿命は短くても30年かかります。30年も住んでいるとメンテナンスやリフォームが必要になるため、できるだけ手間やコストをかけず長く住める家が必要です。

また、住宅の資産価値が無くなる耐用年数、つまり法的な家の寿命は以下の通りです。

  • 木造・合成樹脂造の家 22年
  • 木骨モルタル造の家 20年
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造の家 47年
  • れんが造や石造、ブロック造の家 38年

耐用年数から見ても、家は長く使うものです。長く住む家はメンテナンスフリーの素材・設備で建てた方が、トータルコストが安くなります。

家の寿命について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

関連記事:一軒家の寿命は何年?長持ちする家を建てるコツを教えます

資産価値のある家

資産価値がある家は、いい家です。
売却したときに高い価値がつけられる家は、資産運用ができます。

そのため、自分が住まなくなった際に売却して資産を得たり、子どもに譲渡して資産運用させることが可能です。

次のような家は、資産価値が高くなります。

  • 都市部や人気スポット周辺など立地がいい家
  • 築年数が浅い綺麗な家
  • 間取りや土地が広い家
  • 最新設備、高いグレードの素材を採用している家

つまり、他の人が欲しがるような需要のある家は「いい家」です。
家を建てる際には、資産価値のある家になるよう土地選びや間取り設計を工夫してみてください。

いい家を建てるには?工務店やハウスメーカーの選び方

いい家を建てるには、実績のある業者を選ぶことが大切です。
工務店やハウスメーカーを選ぶ際は、自分が望む理想の家を建てられる業者を選びましょう。

工務店やハウスメーカーを選ぶ際には、できるだけ複数社に見積もりを依頼して比較検討してください。
複数社の見積額を比較することで、予算内に依頼できる業者を見つけられます。

しかし、業者を選ぶ際に見積額だけで判断すると、家づくりが失敗する可能性もあるので注意しましょう。
先程も説明した通り、いい家を建てたいなら長期的な視点で考えるべきです。初期費用が安くてもメンテナンスの手間とコストがかかれば、ランニングコストが高くなります。

業者を選ぶ際は見積額だけでなく、評判や口コミを調べて信頼できる業者を見極めてください。

条件をすべて満たした家=いい家とは限らない

いい家の条件を解説しましたが、条件をすべて満たした家が必ずしもいい家とは限りません。

条件だけにとらわれて、間取りやデザインを我慢しすぎると、自分が住みたい理想の家ではなく「快適に住める家」になってしまいます。

せっかく家を建てたのに、いざ住んでみたらデザイン性がなく平凡なつまらない家に…となってしまったら、満足度が半減してしまうかもしれません。

また、いい家の条件を気にしすぎて予算をオーバーしてしまうと、住宅購入後の生活が苦しくなることも。

大切なのは、理想の家と快適に住める家と、予算との全体バランスを考えて家を建てることです。

■関連記事:家づくりで失敗しないコツは?マイホームを建てて後悔した失敗例を紹介

姫路でいい家を建てたいならクオホームにお任せください!

いい家の条件を理解しておくと、快適に住める家を建てられます。
年中快適に住めてメンテナンスの手間やコストがかからない家は、いい家と言えるでしょう。

しかし、いい家の条件に縛られすぎては自分好みのマイホームを建てられません。理想の家と快適な家のバランスを考えて、予算内で自分が住みたいいい家を建てるのが良いと思います。

弊社クオホームは、姫路で「長く住める家」をコンセプトにしている工務店です。
姫路でいい家を建てたい方は、クオホームにご相談ください。

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