ラップサイディングで、メンテナンスコスト削減。

 
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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は、長持ちする外壁の話。

実際に、住み始めてから、かかってくる費用は、家の仕様により変わります。

・外装のメンテナンス費
・防蟻処理費
・ベランダ防水メンテナンス費

その中でも、特に、仕様の選定により、差ができるのが この3つです。

このブログでも何回もとりあげていますが、それは、いまだに、きちんとした説明のないままで、後々、メンテナンス費が驚く程かかる商品を勧めている建築会社が後を絶たないからです。

日本で圧倒的に多く普及している窯業系サイディングは、要注意です。

部材と部材のジョイント部に使用するコーキング材の寿命が、5年~10年と極端に短いからです。価格的にも手頃で、色や、デザインのバリエーションも豊富で、扱いやすい商品なのですが、採用する場合は、コーキングの劣化対策を最優先する必要があります。

・貼り方を工夫し、コーキングの数量を減らす。
・高耐久のコーキングを使用する。
・コーキングレスの商品を使用する

いろいろな方法で、対処は可能です。

過去の記事もご参考に

・外装を長持ちさせたい でも予算が・・・
・外装材の投資はリターンが最大級!
・差額なしでコーキングレス外壁を再現!
・長持ち外装選手権 ようやく開幕! 

コーキングレスの商品として、以前は、旭トステムの「ガーディナル」を紹介しましたが、
商品ラインナップがそれほど多くないため、好みのデザインが見つけられず、採用を見送られる方もいらっしゃいます。

今回は、そのような方のために、ちょっと変わったデザインのコーキングレスの商品をご紹介します。

東レの、「ラップサイディング」です。

カタログから引用した施工写真がこんな感じです。↓

ガーディナルでは、できない表現が可能です。それでいて、ガーディナル同様、ほとんどコーキングを使用せずに施工することが可能です。

ラップサイディングは、通常の窯業系サイディングと違い、一枚の幅が、とても狭くできています。その分貼る作業が増えるため、工事は大変ですが、一枚一枚重ねて貼っていくことで、凹凸が際立ち、とても高級感があります。ローコスト系の住宅会社が採用する窯業系サイディングが、安っぽく見えてしまうのは、凹凸が小さい事がひとつの原因です。

ラップサイディングでは、左右のジョイントは、互いに差し込む納まりになっており、コーキングを必要としません。
また一枚一枚施工するため、上下で、ジョイント位置をずらすことができます。

わかりやすくご説明いたします。
下記の2枚の画像を見比べて下さい。

これは、ケイミュ―のセフィロウッドという商品です。↓

ジョイント部分が、コーキング仕上げ、それに一枚の幅が大きい為、ジョイント部分が一箇所に集中しているのが、わかると思います。

一方、ラップサイディングだと、こうなります。↓

 

 

継ぎ目は、正面から見ると、突き合わせているだけなので、線一本。コーキングは使用しませんので、劣化の心配もありません。しかも、一枚一枚貼っていくため、継ぎ目をずらすことができ、上から下まで連続していません。セフィロウッドと比べれば一目瞭然ですが、凹凸が大きいため、陰影が際立ち、存在感があります。
価格はラップサイディングの方が上ですので、単純にラップサイディングが良くて、セフィロウッドが悪いという問題ではないのですが、メンテナンス費はラップサイディングの方が、圧倒的に安いという事は強調しておきます。

外装に関わらず、家一軒に建てるには、初期コストと、メンテナンスコストの比較が、至るところで必要です。

現在は、それにプラスして、初期コストと、年間光熱費の比較も重要です。

消費税が上がればメンテナンス費もあがります。
材料代は、年々上がっています。
電気代の高騰は、避けられません。

建てた後に、お金がかからない家作りという視点を、ぜひとも持って頂くことを強くお薦めいたします。

 

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