長持ちする土台でなくては、家の寿命はあっという間です。

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今回は 本業である『家』の長持ちに関する話です。
本日のテーマは 土台

ネットサーフィンしていると、住宅会社は競って自社の耐震性をアピールしています。

検索する側からすると、あまりに情報が多すぎて、


「一体、どこの会社が一番地震に強いの?」
「どこで建てても同じじゃないの?」

なんて、思っていませんか?

耐震性能の表す基準として耐震等級という国が定めた基準があります。


3段階あり、最高等級が「耐震等級3」になります。

耐震等級3をクリアしていれば、非常に耐震性に優れた住宅だと国のお墨付きをもらったも同じ。

「これで、我が家は安泰だぜ~」
と、喜ぶには残念ながら少し早いです。

耐震等級は建てた瞬間の強さ。その後はどうなるの?

それはあくまで、建てた瞬間の話。
今、ホームページやチラシで多くの会社がアピールしている性能は、あくまで建てた瞬間のものです。

たとえば、10年後に耐震性能が一番高い家はどこかという比較はまったくなされていません。
これが本日のテーマ『土台』につながります。

 

土台が腐ってしまえば、いくら耐震性能3であっても、何の役にもたちません。
これは、想像つきますよね。

「いやいや、そんなに簡単に土台なんて腐らないでしょ?」

そう思われるかもしれませんが、そうとは言い切れません。

実際、リフォームする際に床を剥がすと土台が腐っていたという経験を多くの実務者が経験しています。
私も当然、その一人です。

土台が腐るなんてことは、珍しくもなんともありません。

だけど、安心して下さい。
きっちりと対策を講じていれば心配不要です。

土台を長持させる2つの方法

「土台を長持ちさせるにはどうすればいいのか?」

まず、腐りにくい樹種を選択すること。
そして、加圧注入すること。

この2つです。

樹種

まず、樹種 これは 『米ヒバ』 か 『ヒノキ』 がいいです。
『栗』もいいですが、値段が高い。
どれも、大変 防腐・防蟻効果に優れた樹種です。
最近、ローコスト系で採用されている 『米栂(ベイツガ)』は、加圧注入を前提とした樹種ですので、あまりおすすめできません。

加圧注入とは、薬剤を土台の中に圧入する技術で、米国での実験DATEで100年以上、防腐・防蟻効果が持続すると言われています。

加圧注入

加圧注入は、防腐材をハケで塗る塗布処理や霧吹きで吹き付ける散布処理とは、全く別物です。

一般的に散布処理で、持続する防腐・防蟻効果は5年と言われています。
たった5年ですよ!

それなのに、未だに散布処理しかしていない住宅会社がそこら中にあります。

実際、家が完成した後で、壁や床で覆われてしまった土台に、はたして5年後、同じように薬剤を散布することができますでしょうか?

床下にもぐって時間をかけて工事したとしても、きっちり施工するのは不可能でしょう。

2018.5.11 追記:3つめの方法 ホウ酸処理

ホウ酸処理するという選択肢もあります。
ホウ酸はシロアリ対策として有効ですし、土台の耐久性を高める効果もあります。

参考記事↓
ボロンdeガードは安心の責任施工。なので引退させて頂きます…

ホウ酸処理は水に濡れない限り効果が持続する、コスパに非常に優れた方法ですので覚えておいて下さい。

まとめ

地震に備えて、耐震性能の高い住宅を建てられる住宅会社を選んだとしても安心できない。

・土台の樹種が米つが
・防腐・防蟻処理が散布処理

もし上記のような仕様だったとすると、5年後、10年後の耐震性能は、土台が腐って見るも無残になっている可能性がある。

ですので、土台の防腐対策にも気を配っておきましょう!

 

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