ボロンdeガードは安心の責任施工。なので引退させて頂きます…
長持ちする家 研究家 瀬崎です。
今回は防蟻処理の話。
何回も言ってる気がしますが、仕様によってアフターメンテナンス費に大きな差ができるのが、
◆外装材の仕様
◆防蟻処理の方法
◆バルコニーの防水方法 もしくは 設置の有無
です。
その中でも防蟻処理は特に注意するべきところです。
では、始めましょう。
白蟻の薬って、種類によって、持続効果が、違いすぎません?
その理由は、現在使用されている薬剤処理の持続効果にあります。
以前使用されていたクロルデンという薬剤は、30年以上効果がありました。
しかし、健康被害や環境汚染の問題から現在は使用が禁止されています。
代わって、安全性も考え、現在、広く使用されるようになったのがネオニコチノイド系の薬剤です。しかし、持続効果は、わずか5年しかありません。
ここに、大きな問題点があります。
効果が切れた後に再度処理する場合は、家は出来上がっています。
壁の中に隠れてしまった柱やすじかい、土台には、二度と薬剤を散布する事はできません。
つまり、5年目以降は、再処理しても不完全な工事しかできないのです。
どう考えてもおかしいのですが、今も当たり前のように、5年で切れる薬剤を標準施工している住宅会社がほとんどです。
また、ネオニコチノイド系は、安全性は高いとは言われながらも、赤ちゃんの脳への影響を懸念する声もあります。
住んでいる状況で、再施工するのも不安なところです。
防蟻処理は、半永久的な効果があったほうがどう考えてもいい!
一条工務店のように「加圧注入」するか、ホウ酸系の薬剤を使用すれば、効き目は半永久的に一生続きます。
点検のみで、再処理も必要ありません。
どう考えても、こちらを選択すべきだと思います。
ちなみに、クオホームでは、加圧注入と、ホウ酸系薬剤処理の割合は、ちょうど半々ぐらいです。
2016年からは、基礎断熱+床下エアコンを採用することが多く、全棟ホウ酸処理になりました。
ホウ酸系の薬剤処理をするといえば、「エコボロン」です。
「エコボロン」について、以前の記事で、取り上げておりますので、読んでみて下さい。
↓↓
エコボロンに惹かれて・・・
リンク先の記事を読んで頂ければ、わかりますが、結局、安心して施工をまかせられる職人がいないので、エコボロンを噴ける資格も持っている私が自らが施工していたんです。
ホウ酸系の薬剤処理を扱っているメーカーは、エコボロンの (株)エコパウダーだけではない。
日本ボレイト(株)は、ボロンdeガード工法というホウ酸処理の施工を売りにしています。
そして、この会社は責任施工です。
つまり、安心して、防蟻処理をお願いできます。
ボロンdeガード工法 ←サイトへ飛びます。
事務所に大量にあったエコボロンの在庫がなくなるのと同時に、ボロンDEガード工法に切り替えました。
これにて、私、瀬崎は、ホウ酸 施工は引退させて頂きます。
別に涙も出ませんが・・・
さっ、とっとと噴霧器閉まっとこう・・・
現在は、ボロンDEガードの優秀な職人さんが、完璧な防蟻処理をして下さってますので、安心です。
結論
ホウ酸で防蟻処理するのが、一番!