耐震性を高め、メンテナンスフリーの瓦!

 
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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は「長持ちする屋根」についてお話したいと思います。

弊社の見学会に参加されたお客様から、「ジンカリウム鋼板」を使った屋根材について質問を受けました。
正直に申し上げまして、私はこの「ジンカリウム鋼板」という 素材自体を聞いたことがありませんでしたので、その方のお役には立てませんでした。

お話をお伺いしたところ、「ジンカリウム鋼板」とは、ガリバリウム鋼板を超える性能を持つ素材とのことで、長持ちする家研究家として、大変興味をそそられましたので、早速、調べて見ました。(笑)

この後、調査結果を次の①~③の内容にそって、ご報告いたします。

①「ジンカリウム鋼板」の性能
②「ジンカリウム鋼板」を使った屋根材の紹介
③メリット・デメリット  

①「ジンカリウム鋼板」の性能
亜鉛鉄板の3~6倍の高い耐久性を持つ、ガリバリウム鋼板という、すでに広く普及している鋼板がありますが、この「ジンカリウム鋼板」は更に上を行く性能を持つと言われています。 

②「ジンカリウム鋼板」を使った屋根材の紹介
ジンカリウム鋼板を使った屋根材は、複数のメーカーから発売されています。
今回、調査のために取り寄せたのは、メトロタイル社の「メトロタイル」という屋根材です。
ジンカリウム鋼板の上に天然の石粒を接着させており、施工後の写真は洋風でも和風でも、
通常の瓦と見分けがつきません。


しかし、取り寄せたサンプルを見てみると↓


びっくりするくらい、薄く、軽い!!!!全然、陶器瓦と違います・・・

天然石粒はアップで見るとこんな感じです。↓

カタログや、ホームページだけの情報でなく、実物を見ることによって、初めてわかってくる
事がたくさんあります。

③メリット・デメリット
この屋根のメリットはまずその「耐久性」

「耐久性30年保証」、「美観10年保証」と、カタログにはかかれていますが、
美観10年保証はかなり控えめな数字ではないでしょうか?
塗装をほどこしているわけでもなく、石、そのままの色味が、瓦の色になっていますので、
色褪せという心配はないように思います。事実、メーカーの営業さんとお話しましたが、
色褪せは基本的にないというような事を言われていました。
耐久性30年保証も、メンテナンスフりーといって差し支えない自信が伺えます。

もう一つ、大きなメリットは、その「軽さ」

カラーベストのわずか1/3 の重量しかありません。
以前のブログでもお伝えしていますが、 耐震性と屋根の重量は密接な関係があります。
屋根を軽くするだけで、耐力壁を数箇所増やすことと同じくらい耐震性能が向上しますから、
この軽さは、非常に強みです。

一方、デメリットは??

サンプルを見て、すぐに思ったのが、太陽光パネルの設置の問題。

鋼板ですから、穴を開けるわけにもいかないはずですので、どうするのかなと、気になったので、さっそく電話で確認してみました。
すると、独自の工法で屋根に穴を開けずに固定できるとのことでしたが、その工法に対応しているのが、サンテックの太陽光パネルだけだと・・・

シャープや、京セラなどの他メーカーの場合は、設置不可か、できても保証がつかないなどの問題が予想されます。
これは、太陽光パネルの設置を検討されているお客様に とってはかなりのデメリットになりますね。
もうひとつは、価格。
会社によって差は当然あるかと思いますが、クオホームでは、通常ご提案している屋根材より、約20万円ぐらいUPになります。

「メンテナンスフリー&耐震性の向上」 これと「20万円」を天秤にかけることになります。

どちらを選ぶかは、それぞれの人によって変わってくると思いますが、デザインだけでなく、

こういった視点から、屋根材を検討して見る事も、大事です。

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