「長持ちする家」の定義
長持ちする家 研究家 瀬崎です。
クオホームは、「長持ち住宅専門店」を謳っておりますが、
そもそも「長持ちする家」の定義ってなんでしょうか?
・ある人は、大きな地震が来たとしても、倒壊せずに存在する家が、長持ちする家だというでしょう。
・また、ある人は、何年たっても、美しい外観を保つことができる家こそ、長持ちする家だというでしょう。
・いやいや、何も手入れしなくても、建てた時の性能を維持する家こそ、長持ちする家だという人もいるかもしれません。
みなさんのお考えも先にあげた3つのどれかにあてはまるのではないでしょうか?
でも、少し違った角度で考えみると、こういう見方もあります。
家を将来売却する事を考えた時、高く売れる家こそ、長持ちする家という考え方です。
この発想は、不動産業者では、ごくあたりまえの発想です。
しかし、設計者で、この発想を持っている人は少ないでしょう。
将来的に高く売れる家と聞くと、どのような家を想像されますか?
皆さん、自分が今から、中古住宅を買うと考えて下さい。
どんな間取りの家を探しましょうか?
おそらく、オーソドックスな間取りの家をお探しになるはずです。
個性的な間取りは、先住者の方と好みがぴったりあえばいいのですが、そうでない場合は、
ただの住みにくい変な間取りでしかありません。
つまり、
売却を考えると、万人に受ける間取りで家を建てた方が、高く売れる可能性が高い
のです。
しかし、設計者なら、建売り住宅でよく見るようなオーソドックスな間取りをプランニングするより、クライアントの個性的なご要望に答えることにこそやりがいを感じる方がほとんだと思いますし、そうでなくてはならないと思っています。
個性的な間取りでも、資産価値を保つ方法はあります。
ひとつは、人気がある土地に家を建てる事。
すでに人気がある土地は購入金額も高いのですが、将来的に駅ができる土地などはねらい目です。 土地の価格が、下がるどころか上がる可能性もあります。当然、家も高く売れます。
つぎに、公的に性能の保証された家にすること。
住宅性能表示制度をとった家や、長期優良住宅の認定をとることです。
公的な証明書は、安心感があり、家の価値を守ります。
最後に、ブランドです。
大手ハウスメーカーで建てた家、有名な建築家○○さんが設計した家
という、ブランドによる安心感、プレミア感です。やはり、家の価値が保てます。
これまでお話してきた「長持ちする家」の定義ですが、手前味噌ではありますが、
私たちが、現時点で、すでにクリアできている項目もあります。
しかし、まだまだ圧倒的に不足しているのがブランド力です。
『クオホームで建てた家なら、安心です。少しくらい高くても売れます。』と、不動産業者から太鼓判を押してもらえるような知名度・ブランド力を見につけることが、長持ち住宅専門店を謳う私たちには必要です。
そして、それが、すでにクオホームで家を建てて頂いた方、これから家を建てて下さる方への恩返しになると思っております。
頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。