熱交換型換気システムは、採用するべきか?
長持ちする家 研究家 瀬崎です。
今回は、長持ちする光熱費 換気システムについて 以前に、換気システムについて当ブログでも少し話題にしました。
「熱交換型」についての説明が不足していたので、今回はその部分についてもう少し詳しく お話します。
例えば、冬だと、熱交換型とは、換気した際に、室内の温まった汚れた空気を外に出す際に、 「熱交換素子」に、その温まった空気の熱をある程度蓄えて、排出します。
そして、今度は外部の冷たい新鮮な空気を取り込む際に、先ほど蓄えた熱を使って、冷たい空気をある程度暖めてから、室内に取り込む事ができるのです。
ある程度と言ったのは、熱交換型換気システムの中でも、製品によって性能が違い、それは、熱交換率という数値で表されます。
熱交換率が高いほど、性能が高く、温度ロスなしで、空気の入れ替えが可能だと言えます。
(ただ、各社とも、性能を高めに公表しているようですので、あくまで目安にしておいてください。)
熱交換型の換気扇でない場合は、外部から、まともに冷気が室内に入ってきますので、どちらが 室温を快適に保てるかという事は、比べるまでもありません。
しかし、熱交換型にも欠点はあります。
冒頭で紹介した以前のブログ記事と重複する部分もありますが、
①設置費用が高い
②大きい
③メンテナンスが大変(高額)
④温暖な地域では、メリットが少ない
などが考えられます。
クオホーム推奨の換気システム
「ベントサン」
「澄家」
でしたら、①②③はクリアしていますので、あとは、④です。
費用対効果が実際あるのかどうか?
これは、光熱費削減だけでなく、花粉対策、PM2.5対策なども含めて、総合的な判断が必要だと思いますので、詳しくは設計の方にご相談下さい。
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