未来の子供たちのために、未来基準の家を建てる。

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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は、長持ちする外壁&光熱費の話。

家は建てたら終わりではなく、
建てた後の方が長いものです。

ですので、家を考える際には、
建てた後の事まで考えて予算を
組むことが大変重要です。

FPのライフプランって、メンテナンス費が大雑把すぎ

FP(ファイナンシャルプランナー)などが、
ライフサイクルシミュレーションをすると、

家の光熱費や、修繕費というものを、
非常に大雑把な金額で、計算しますので、
実際の状況とは、
大きく異なってしまうのが、現状です。

もっとも住宅業界の中でさえも、
入居後の光熱費や修繕費について、

正しい知識を持つものが少ないので、
FPにそれを求めるのは、
酷なのかもしれません。

当ブログの主旨でもありますが、

建てた後にかかるお金は、
建て方によって大きく異なります。

それをあなたが知ることが大事です。

建築会社に頼ってはいけません。
残念ながら、そのような知識を
もっていない業者の方が多いです。

窯業系サイディングのメンテナンス費は非常に高い

メンテナンス費をよくわかっていない業者って多いんです。
その証拠が、外壁の窯業系サイディング普及率です。

建売り住宅で採用されている外装材は、
ほとんどが窯業系サイディングです。

窯業系サイディングは、
継ぎ目処理に使うコーキングの寿命が
5年~10年と
極端に短いのが、大きな欠点です。

にもかかわらず、
どんどん、量産されています。

高耐久のコーキングを使用したり、
縦張りにして、コーキングの
使用量を減らす工夫をすれば、
かなり、修繕費は削減できるので、
提案ぐらいはすべきだと思うのですが・・・

過去記事↓
差額なしで、コーキングレス外壁を再現!!

業者の勉強不足は、修繕費だけでなく光熱費にまで…

修繕費に関する話だけではありません。
光熱費もそうです。

一例をあげると、

新築に使っても、
ほとんど光熱費削減の効果のない遮熱シート
けっこうな数の業者が使ったりしています。

彼らに悪気はないと思います。
効果がない事を販売している人間が知らないだけです。

恥ずかしながら、私も数年前まで、効果があると思っていましたから。
これからの家づくりの打合せは、
間取りの話だけではなく、

修繕費を気にしながら、家の仕様を考えてみたり・・・

光熱費を気にしながら、間取りや、窓の性能、断熱材の厚みなどを考えてみたり・・・

先のことまで考慮した未来基準の発想で、
進めていくのがいいと思います。

昔に比べて、
今の基準で建てられた家は、
耐震性も防蟻性も高いので、

あなたの子供が大人になっても、
十分住める家になっているでしょう。

子供の未来を考えた未来基準の家作り

子供に今の家は譲って、
あなたは、もっと小さい家で、
夫婦仲良くゆっくりと過ごす・・・
そんな未来があるとすると、

建てた後のことまで
考えた未来基準で建てられた家と、
そうでない家との差は、歴然です。

子供にかかる経済負担が、
どれくらいの差になるか
想像して見て下さい。

ぜひ、未来の子供たちのためにも、
家作りの勉強を続けて、いい家を建てて下さい。

 

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