姫路で平屋を建てたい!土地探しや建築までの流れ、費用相場など徹底解説
姫路の平屋について考える、クオホームの本田です。
平屋は階段がなく、バリアフリーに特化した住居。人生100年時代と言われる現在では、老後を見越してバリアフリー住宅を建設する人も多いでしょう。
2018年の住宅・土地統計調査によると、平屋は全国で約13%ほど。
ただ、都心部はほぼ2階建以上であることから姫路エリアに絞って考えた場合は、もう少し増えるんじゃないかなと思っています。
ちなみに全国で平屋が多いエリアは、沖縄や鹿児島、宮崎などの九州で5割を超えていました笑。
近年「平屋ブーム」なんてことも言われていますが、ではどうやって平家を建てたらいいのか?土地探しや建築プランのたてかた、費用相場はどれくらい?と、何もわからなくて不安な人も多いのではないでしょうか?
本記事では、姫路エリアで平屋を建てたいと思っている人にはまず一度読んでいただきたい内容を詰め込みましたので、ぜひご一読ください。
また、お時間あれば下記の動画も参考にしてください。
You Tube動画:平屋でプロが住みたい終の棲家を実際に設計してみた
姫路で平屋を建てるなら?
マイホーム建設を検討する際には「どのような流れで家を建てるのか」手順を把握しておくことが大切です。
姫路で平屋を建てたい方は、住宅建設の流れを確認しておきましょう。平屋を建てる際の流れは、次の通りです。
- 情報収集
- 業者選び
- 土地探し
- プラン決定
- 契約、住宅ローン申し込み
- 建築工事
- 完成、引き渡し
それぞれのポイントを詳しく解説しますので、姫路で平屋を建てる際の参考にしてください。
情報収集
家を建てる際には、まず情報収集。
住みたいエリアを絞り、その周辺に何があるか。住みやすいのか。治安が悪くないかも気にしたいところです。
何より大事なのは、あなたや家族がどういった生活をしたいか?かと思いますので、現状ももちろんですが、10年後20年後どういう生活をしたいかという部分を意識して、情報収集していくといいと思います。
実際に住み始めたら「スーパーが遠かった」「公園が近くにない」「意外と物価が高い」「坂道が多くて移動が大変」なんていうこともあるかもしれません。
業者選び
どのような平屋を建てたいかプランを立てた後は、建築依頼する業者を探します。
もちろんここで「弊社クオホームへお問い合わせください!」と言いたいところですが、一旦基本的な流れをお伝えしますね。
住宅建築を依頼する業者は、主に次の2種類です。
- ハウスメーカー
- 工務店
ハウスメーカーは、全国展開している大手企業が多い業者です。
- 積水ハウス
- アイダ設計
- タマホーム
- 一条工務店
など、ほかにもたくさんあります。
ハウスメーカーは徹底された施工管理とマニュアルによって、安定した住宅建築を提供しているのがメリット。
大手企業のネームバリューと管理体制の元で平屋を建てたい方はハウスメーカーを選択するのもいいでしょう。
一方、工務店は「地域密着型」なのと「設計プランを一から作れる」というメリットがあるため、「自分好みのオシャレな平屋を建てたい!」というこだわりがある人は、工務店をおすすめします。
土地探し
土地を持っていない場合は、探すところから始めなければいけません。
土地の価格は、駅近や都市部・商業施設に近い立地によって、大きく変動します。また、土砂崩れや津波など、災害リスクによっても土地の価格は変動するものです。
例えば、姫路駅からバス40分以上のエリアでは57坪ほどの土地が70万円で売られていたり(坪単価1.3万円)
山陽姫路駅から徒歩数分のエリアでは、27坪ほどの土地が4,630万円だったり(坪単価170万円)
住むエリアによってピンキリで値段が変わってきます。
この辺も、弊社クオホームにご相談いただければ土地探しからご相談に乗れますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
プラン決定
土地を購入した後は、建築プランを練ります。
間取りや住宅構造、こだわりたいポイントを予算と相談しながら決めていきましょう。
わからないことがあったらどんどん質問・相談してください。こちらはプロですから色々なアドバイスができます。
また見積額を参考に、資金調達方法を決めておきましょう。住宅建築の際には、多くの方が住宅ローンを組みます。
ローンを組む際には、借入期間や金額、頭金などをしっかり考えておくことが大切です。
この辺もよくわからない場合は、どんどん相談してください。
契約、住宅ローン申し込み
納得がいくプランが決定できれば、業者と工事請負契約を締結します。
契約締結時には資金調達方法を決めているので、住宅ローンを借りる場合は申込みましょう。住宅ローンを借りるためには、事前審査と本審査を通過しなければいけません。
この辺も住宅ローンの担当者から随時、必要書類や手順などについて連絡がありますし、審査申し込み時に打ち合わせもあるので、安心してください。
建築工事
業者と工事請負契約を締結したら、建築工事が始まります。
細かくいうと、実際に建て始める前に、地盤調査や基礎工事など、家を建てるための下準備から入ります。基礎ができたら、家を建築していく流れです。
施工期間は平屋の規模や構造によって異なりますが、平屋の場合は工事が始まってから約半月ほどで完工することが多いです。
今住んでいる家の退去準備や、引越しの準備は逆算しておくと良いです。
賃貸住宅に住んでいる場合は、不動産会社や大家さんに引越し時期を相談しておいてください。
完成、引き渡し
平屋の建ったら、引き渡しです。
引き渡しのタイミングで、住宅建築費用を決済します。住宅ローンの融資を受けて、平屋を引き渡してもらいましょう。
これでマイホームはあなたのものです。
なお、新居を所有する際には、以下のような不動産登記をしなければいけませんが、この辺は不動産屋さんや行政書士さんとの決済の中で済ませるケースがほとんどかと思います。
- 不動産取得税:不動産(建物や土地)を所有した際に支払う税金
- 登記登録税:不動産登記をする際に支払う税金
ただ、平屋に限らず、家を建てた翌年からは、毎年固定資産税の納税義務が発生します。
住宅ローン返済とあわせて、平屋建築後にかかる費用を準備しておいてください。
姫路で平屋を建てるメリット6選
2階建てか平屋のどちらを建てるべきか悩んでいる方は、平屋のメリットを確認しておきましょう。
平屋を建てると、次の6つのメリットがあります。
- ワンフロアで生活できる
- 地震に強くなる
- バリアフリーで長期居住が可能
- 家族の距離が近い
- 掃除がしやすい
- メンテナンスがしやすい、安い
ワンフロアで生活できる
平屋はワンフロアで生活が完結するため、生活動線が楽です。
2階建てや3階建て住宅の場合、階段の上り下りがあるので、生活動線が離れてしまいます。
平屋は階段の上り下りがないので、1階部分で生活動線が完結します。
家事や育児もしやすいと言えるでしょう。
地震に強くなる
平屋は地震に強い傾向があります。
階層が高い建物より低い建物の方が、地震の影響を受けにくく、耐震性の高い家を建てやすいです。
これからの時代、高い耐震性は必須ともいえるでしょう。いつ、南海トラフ大地震がおきてもおかしくないのですから。
また、台風もバカにできません。
災害に強い家を建てるなら、平屋が有利です。
バリアフリーで長期居住が可能
階段の上り下りがない平屋は、バリアフリーで長期的に住めます。
老後が楽ということです。
家を建てる際に考えなければいけないのは、今の生活環境だけでなく、老後を考えることも大切。
足腰が弱くなったら?車椅子になったら?など、起こり得る状況を想定したうえでプランを立てると、何歳になっても住みやすい家が建ちます。
家族の距離が近い
平屋は階段がなく、広いワンフロアの間取りになるため、家族の距離が近くなります。
例えば2階建てでリビングと子ども部屋の階層が違うと、子どもとのコミュニケーションがとりにくくなりますよね。
その点、平屋は家族の距離が近くなるため、コミュニケーションを取りやすくなります。
思春期の子どもからは嫌がられるかもしれませんが笑。
掃除がしやすい
平屋は掃除がしやすいです。
階段の上り下りがないため、掃除機を運ばずに掃除ができます。
また、階段の掃除が要らないので、2階建てや3階建て住宅に比べて掃除が楽です。
階段はお掃除ロボットでは掃除できませんしね。
メンテナンスがしやすい
リフォームの際には、足場を施工しなくていいので、メンテナンスがしやすいメリットがあります。
また、平屋であれば階層がないので、自分でもメンテナンスがしやすくちょっとした破損や欠損箇所の修繕が楽です。
メンテナンス費用が安いとも言えますね。
姫路で平屋を建てるデメリット
平屋は建てるメリットだけでなく、デメリットも存在します。
- 防犯対策が必要
- プライベートが確保しにくい
- 広い土地が必要
それぞれのデメリットを確認して、姫路で平屋を建てるか再度検討してみてください。
防犯対策が必要
平屋は1階しかないので、窓から侵入されるデメリットがあります。
そのため、平屋は入念な防犯対策が必要になります。
空き巣や強盗などの嫌なニュースも見かける時代になりました。
起きてからでは遅いので、平屋を建てる際には、しっかり防犯対策をして安心して暮らせるようにしてください。
プライベートが確保しにくい
平屋は家族間の距離が近い反面、プライベートを確保しにくいです。
子どもが幼い頃であれば問題ありませんが、成長して思春期が訪れた際には各部屋が欲しいと思うかもしれません。
ワンフロアで生活動線が完結する平屋では、プライベートの確保がしづらいとも言えます。
間仕切りの設置や間取りを工夫して、それぞれプライベートを確保できる環境を整えましょう。
広い土地が必要
これが一番大きい(お金がかかる部分)かもしれません。
1階部分で居住面積を確保する平屋は、2階建てや3階建て住宅に比べて広い土地が必要です。
土地によって、建てられる住宅の面積は決められています。なぜなら、土地には建ぺい率・容積率の制限があるからです。
例えば60坪の土地があったとします。建ぺい率が80%なら、48坪の家が建てられますが、建ぺい率50%だと30坪の家しか建てられません。
「35坪の平屋を建てたい」となった場合は、建ぺい率を満たした上で35坪以上取れる土地を探す必要があります。
姫路で平屋を建てる際の費用相場
姫路で平屋を建てる際に、どれくらいの費用相場がかかるのか確認しておきましょう。
平屋を建てる際には、大きいもので次の費用がかかります。
- 土地費用
- 建築費用
それぞれの相場を確認して、資産計画を立ててください。
土地費用相場
土地の費用相場は、不動産需要によって変わります。
駅近や都市部など、人気が高いエリアほど土地の費用相場が高いです。
反対に田舎や郊外の山奥など、人気が少ないエリアほど土地の費用相場が安くなります。
2021年度の姫路市公示地価は、坪単価32万4,615円/坪・平米単価で9万8,196円/㎡でした。
参考:土地代データ
また、姫路市の2018年度「住宅・土地統計調査結果概要」によれば、持ち家の平均延床面積は130.04㎡です。
つまり、平均的な延床面積で姫路に平屋を建てる際には、約1,277万円の土地購入費用がかかります。
公示地価は毎年変動するため、住宅建設前に土地価格を調べておきましょう。
建築費用相場
参考として、2021年度のフラット35利用者調査から「注文住宅を建てる際にかかった全国平均所要資金」を確認しておきましょう。
2021年度の注文住宅の建設費用相場は、次の通りです。
注文住宅平均所要資金 3,572万円
土地付き注文住宅平均所要資金 4,455万円
注文住宅を建てる際には、約3,500万円の所要資金がかかります。
ただし建築費用は、建物の面積や構造によって変動するため、詳しい価格は業者の見積もりを参考にしてください。
平屋を安く建てると後々割高になる可能性が…。
平屋を建てる際に、見積額の安さだけで業者を選ばないよう注意してください。
なぜなら、平屋を安く建てると、後々割高になる可能性があるからです。
平屋を安く建てるには、素材のグレードを下げて職人の人件費を下げなければいけません。
コストカットして建てた平屋は、耐久性に不安があり後々リフォームが必要になるケースも。
高額なリフォーム費用を支払って、定期的にメンテナンスするより、建築当初に適正な価格を支払って「長持ちする家」を建てた方が賢明です。
弊社クオホームでは「長持ちする家」をコンセプトに、姫路で工務店を営んでいます。
姫路で耐震性・断熱性に優れた平屋を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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頂きますので、ドメイン解除又は受信出来る様に
設定の確認お願いします。
姫路で長持ちする平屋を建てるならクオホームにご相談を!
姫路で平屋を建てたい方は、平屋に暮らすメリットとデメリットの双方を理解しておきましょう。
平屋はバリアフリーで長期間住めるため、老後の生活にも向いています。
また、階段がないので生活動線が近く、掃除やメンテナンスがしやすいので、家事や育児が楽です。
家族間の距離も近くなるので、住居内のコミュニケーションを活性化できるでしょう。
しかし、平屋は家族間の距離が近い分、プライベートを確保しにくいです。また2階建てや3階建て住宅に比べて、広い土地が必要になるので土地購入価格が高くなります。
この辺のメリットデメリットをどう見るか?
現在ではなく、10年後20年後を見据えた上で考えていただければと思います。
子どもが独り立ちしたら残るのは夫婦二人ぐらしということも忘れずに。
弊社クオホームでは、姫路で長持ちする家をご提案しています。姫路で平屋を建てたい方は、クオホームにご相談ください。
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